歯科衛生士のブログ

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歯と口の健康週間クイズ*問題です

こんにちは!江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の三輪です。

6月4日はむし歯予防デーです
すぎもと歯科では1日~10日まで「歯と口の健康週間のイベントを行っていますそして、今年も皆さんに「お口の健康クイズに挑戦していただいています!

今日は皆さんに参加して頂いている【❌クイズ】を発表しますので、一緒に考えてみましょう!

では問題です!

第1問 歯間ブラシやフロスは、使いすぎると歯と歯の間のすき間が大きくなるのであまり使わない方がいい?

第2問 歯周病は気づかないうちに進行していることが多い?

第3問 唾液は多くの菌が存在するので量が多いほど虫歯になりやすい?

第4問 子どものむし歯は減っているが、大人の虫歯は増えている?

第5問 甘いものを食べなければ、虫歯にはならない?

いかがですか?答えは分かりましたか?

2択ではありますが、結構悩んでしまう問題もあったのではないでしょうか

期間が終わり次第、解答の方も載せさせて頂きますので、ぜひそちらもご覧くださいね

また、実際に歯科医院の方でクイズに参加して頂くと、全員の方に参加賞も、ご用意もしております!

更に、全問正解だった方はW賞が当たるかもしれません!✨

当たった方は豪華な景品をプレゼントさせて頂きますので、お楽しみに
解答と解説はイベント終了後に、このサイトでお伝えいたしますので、ぜひまたご覧になって下さいね。

尚、W賞の発表は6月20日です☆
ブログ「すぎもと歯科の日記」で発表致します★

お子さん用の問題や回答解説は小児歯科サイト「カイベント」で順次載せていきますので見て下さいね(^_-)-☆

最近検診に行ってなかったな、という方や久しく歯医者にかかってみえない方など、ぜひ!宜しければ、この機会に一度お越しください✨
スタッフ一同、お待ち致しております☺️

歯と口の健康にキシリトール!

こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉田です。
6月4日はむし歯予防デーですね、

そして4日~10日までは「歯と口の健康週間」です!

今日は、健康な歯と口を保って頂くための方法の一つとして『キシリトール』を紹介いたします
キシリトールとは
天然の甘味料で、私たちがガムやタブレットで口にするキシリトールは、主に白樺などから採取される成分を原料として生産されています。
砂糖とほぼ同じ甘味なのに、カロリーは砂糖の約
75%です!

キシリトールの虫歯予防効果
キシリトールを摂取しても、お口の中の細菌は虫歯の原因となる「酸」を産生することができません
さらに、歯垢中の酸を中和し虫歯の進行を抑える作用も持っています。
口にすれば、キシリトールの甘さによって唾液がたくさん出て、虫歯ができにくくなる効果もあります。
虫歯の大きな原因とされるミュータンス菌の活動を弱める働きがあります。

また、キシリトールによって、虫歯の原因となる歯垢が歯につきにくくなるだけでなく、剥がれ落ちやすくなることも知られています。
さらに歯の再石灰化を促して歯を強くする効果もあります。

キシリトールの摂取方法
キシリトールガムを噛むタイミングは食後がおすすめです!
1日3回を目安に10分以上噛んで下さい!そして効果を発揮させるために
3ヶ月以上、毎日続けることが大切です

歯を強くする成分も含まれているため、歯磨き後がオススメです。就寝前に摂取するのもいいですよ♪
注意するポイントは、キシリトールガムを歯磨き代わりに使うということはできません🙅‍♀️

キシリトールガムを噛めば歯磨きをしなくて良いということではありません!キシリトールはあくまで補助的なものです!正しい歯磨きができた上でキシリトールを摂取することで予防効果が期待できます

キシリトールは矯正中の方にもおすすめです⭐️
矯正中は口の中に装置が入るため、唾液の分泌が減ったり 歯磨きがしづらくなる などむし歯の、むし歯のリスクが高まってしまいます👿

そこでキシリトールを摂取する事で、唾液の中のミュータンス菌(むし歯をつくる菌)数を減らし、歯垢の付着を防ぐ事でむし歯予防になります!

またガムを咀嚼する事によって唾液の分泌を促進させる効果もあります!
但し、キシリトール100%のガムを噛むことが大切です!
キシリトールが50%以下では、むし歯予防の期待はできませんので注意が必要です!

すぎもと歯科では、キシリトール100%ガムはもちろんグミやチョコも販売しています!
むし歯になりやすい方や、ガムやグミをよく食べる方、矯正されてる方はぜひぜひ、むし歯予防としてキシリトール100%のガムを取り入れてみて下さい
☀️

噛む回数が少ない方、硬いものが苦手であまりかまないで食べてしまう方、は、噛む習慣づけのためにも予防矯正のためにもキシリトール100%ガムを噛んでみて下さい!

ブログ「すぎもと歯科の日記」も合わせてごらんください!

救急対応★AEDの使用法

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
今回ミーティングの時間で『救急対応』について確認していきました。
すぎもと歯科ではAED酸素マスク及び酸素ボンベ血圧計やパルスオキシメーターなど緊急時に初期対応を行うための医療機器を常備しています。

AEDといえば駅や公共機関に設置しているのを見たことがあると思いますが、歯科医院におけるAEDについて皆さんにも知ってもらえればと思います。

そもそも必要?と疑問に感じられている方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら歯科治療中にAEDが必要になることはごく稀ですが、ゼロではありません。

たとえば、麻酔をした際アナフィラキシーショックを起こしたり、いつもは問題なく行なっている処置であっても不安や痛みによる極度の緊張状態が続いたり、体調を崩している場合には予想をしていないような急激な体調不良を引き起こすことがあります。

『令和4年版救急救助の現状』によると心肺蘇生を実施しなかった場合の1ヶ月後の傷病者の生存率は7%にだったのに対し、一般市民がAEDで除細動を実施した傷病者の1ヶ月後の生存率は49.3%で、このことからもAEDによって今後の生命に大きな影響を与えるといって過言ではありません。

またアナフィラキシーショックを絶対に起こさないということは難しいことで、なぜなら様々な薬剤や材料がアレルゲンとなるためです。
アレルゲンが特定されていれば、使用しなければ起きませんが、自分で把握している方は少ないように思います。
局所麻酔薬やグローブに含まれるラテックス、抗生剤や鎮痛剤などの薬剤もアレルゲンとなります。
問診表記入の際にアレルギーについての欄がありますので活用していただくほか、アレルギーが判明した際、その都度伝えて頂けるとすぐ対応できますので、ご協力よろしくお願いします。

なにも起こらないことが一番ではありますが、何があってからでは遅いので、もしものために速やかに対応できるよう環境や大勢を引き続き整えていきます。

4月4日は歯周病予防デー「フロスを使おう!」

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士・口栄士の葛島です。

4月に入り、新年度がスタートしましたね。
今年度もスタッフ一同、気を引き締めて、診療に臨みたいと思います。
 
さて、4月4日は『歯周病予防デー』です!!
現在、日本人が歯を失う原因の第1位が「歯周病」です。
 
成人の約8割が歯周病と言われていますので、歯周病を予防するには、歯科医院でのプロケアはもちろんのこと、お家でのセルフケアもとても重要となります。
 
今年もすぎもと歯科では、来院された方にパンフレットをお渡ししながら、歯ブラシにプラスしたフロスや歯間ブラシの大切さをお伝えしています。
 
実は歯ブラシだけだと、全体の6割程度の汚れしか取りきれません。
歯ブラシにプラスして、フロスや歯間ブラシを使用することで、かなりの汚れを取り除くことができます。
 
そこで、今年も指巻きフロスの使い方」をおさらいしていきたいと思います。
フロスを40〜50㎝くらい(指先から肘くらいまで)取り出し、切ります。

大体10〜15㎝くらいになるまで、左右の中指に緩めに巻きつけます。(この時、一方の指に多めに巻きましょう。)

人差し指(前歯に通す時は親指と人差し指)でフロスを1〜1.5センチくらい張ります。

小刻みにゆっくりジグザグ動かして歯と歯の間に通していき、歯ぐきの中まで優しく入れ込みます。
※フロスが歯面に沿って「くの字」になるように軽く引っ張りながら、2〜3回程上下に動かして、しっかり汚れを擦り取りましょう。

使った糸の部分は、巻きの少ない指に巻き、巻きの多い指から未使用分を外して清潔な部分を順に使います。

実際使ってみると、初めは難しく感じるかもしれません。
 
買ってももし使えなかったらもったいないな…と心配な方には、お試し用として、持ち運びにも便利なかわいいフロスがオススメです。
 
受付にて『歯周病予防デー』のイベントとして、今月いっぱい、通常価格よりお得な税込40円で販売しております。
ぜひこの機会にお試し下さい!!
 
使い方が分からない… 使ってみたけれど難しい…などご不明な点があれば、お気軽に歯科衛生士にお尋ね下さいね。

「ぶくぶくうがい」できてますか?

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育口栄士の戸谷です。
春というのに毎日寒い日が続いていましたが、日ごとに暖かさを感じられるようになり、花粉症の私にはつらくなってきました(>_<)みなさんいかがお過ごしでしょうか。

すぎもと歯科ではお子さんの口腔機能発達不全症の予防・改善のために口腔育成に取り組んでおり、定期的にお口の機能に関する問診を行ったり、洗口時の様子を観察したりしています!
その問診の中の『ぶくぶくうがいできますか?』の問いに、できるのかできないのか・・・その時に初めて観察する親御さんが多いように見受けられました。

そこで、今回は【 ぶくぶくうがいについて 】お話ししていきます。

まず,ぶくぶくうがいは3歳で約50%、4歳で75%でできるようになります。
何気ない動作のひとつではありますが、とても機能発達において重要なことなので、できるように練習してみましょう!

1.見せる→真似る
お母さん、お父さんがぶくぶくうがいをしている姿を見せましょう。
全てのステップの基本で、お子さんは親御さんがどう歯磨きしているのかも見ていますよ。

2.口に水をためる
最初はそのままゴックンと飲むことがほとんどです。

3.吐き出す
最初のうちはベーっと声をだし吐き出す真似をしていき、慣れてくると口に水をためてべーっと吐き出してくれます。
これまでできたらひとまずOK!たくさん褒めてあげましょう!
いきなりはできませんので、お風呂の時間にすると濡れても安心ですよ。

4.頬をふくらませる
空気で両頬をふくらませてみよう!
①両頬をふくらませる
②両頬を手で押して空気を出す
③両頬をふくらませたり、すぼませたりする
ここまでできたらまたステップアップです。
頬を左右に動かす練習をしていきます。
④片側の頬をふくらませる
⑤ふくらませた頬を押す
⑥左右交互にふくらませる

5.水をふくんで練習
水を口の中にふくんで両頬、右、左と動かしてみよう!
力がついてくると口から水をこぼすこともなくなりますし、しっかり頬をつかってぶくぶくうがいすることができてきます。
ぜひ楽しく練習してください!

口栄士の資格をとりました!

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の葛島です。

3月に入り、いよいよ春の訪れを感じますね。
新年度を迎えるにあたり、すぎもと歯科でも新体制に向けた準備が行われています。
 
さて、今日は皆さんに、すぎもと歯科の歯科衛生士4名が新たに取得した資格について、ご報告したいと思います。
 
資格の名称は『口栄士(口腔栄養指導士)』です。
 
口栄士は、お口の機能不全を栄養学的に改善し、全身の健康のために「正常な呼吸」「深く十分な睡眠」「正しい栄養管理」を促進するための指導を行います。
 
先日、ついに資格証も届きました~!!(*^ω^*)
歯科は現在、保険医療において、実質的に予防を行う唯一の医療分野と言えます。
 
予防歯科として定期管理を行う歯科医院で、患者さんに対して歯のメンテナンスと並行して全身の健康を推進する栄養指導を行うことは、とても理想的だと思います。
 
今後は【口腔栄養学】を含めた情報も皆さんに発信できればなと考えていますので、楽しみにしていて下さい(*´∀`)
 

フッ化物配合歯磨剤の使用法が変更に!

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の戸谷です。
大寒の候皆様お変わりございませんでしょうか?
大寒と名の通り、また気温がぐっと下がるとのことなので、体調管理に気をつけていきましょう。

先日、歯科4学会でフッ化物配合歯磨剤の推奨される使用方法が少し変更になりました!

子どものむし歯は減少傾向ではありますが、他の疾患と比較してもまだ高く、また成人でも3人に1人は治療していないむし歯があったり、高齢者では増加しているとのことです。
しかし、高齢者の増加は以前より歯が残っている本数が増えている為に起こっているようです。

今回変更されたポイントは
0〜5歳までに、推奨されるフッ素濃度が、500ppmから1000 ppmに変更。
6〜14歳の枠が廃止され、6歳以上であれば1500ppmのフッ素濃度を推奨。

歯磨剤のフッ化物濃度は高いほど予防効果が高いと考えられるが、飲み込みによるリスクを考え年齢別の推奨をおこなっています。
歯の形成期である乳幼児・小児に対しては歯のフッ素症のリスクとう蝕予防のメリットのバランスを考慮する必要があり、メリットがリスクを上回ると考えられる利用法が推奨されています。

また歯磨剤を乳幼児が誤って大量に食べたり飲んだりしないよう使用方法、保管場所に気をつけましょう。

製造する企業では乳幼児向け歯磨剤についてチューブを1本飲み込んでも問題ない総量のチューブで製造・販売されていますが、大量摂取にはやはり注意が必要です。
適用量、使用方法を守りむし歯予防に努めましょう。

歯磨きでインフルエンザ予防!

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の戸谷です。
今年は新たな資格も取得したので、皆さんに分かりやすい情報を発信できたらなと思います。

さて、12月末からインフルエンザが流行期入りし体調を崩される方も増えてきているようです。
この時期になると発信させていただいているのでご存知の方も多いと思いますが、インフルエンザ予防には…
①手洗い・うがい
手洗いでは指や爪の間、手首までしっかりと。
うがいでは最初に口に含んだ水でそのままうがいしてしまうと、口内にいた菌が体内に入ってしまうこともありますので、まずは『ぶくぶくうがい』をし改めて『がらがらうがい』で喉の奥まですると良いでしょう。

②規則正しい生活をする
栄養バランスの摂れた食事を規則正しいとり、適度な運動で体力を増進させ、十分な睡眠で疲れはその日のうちにとるようにしましょう。

③マスクの正しい着脱
マスクを正しく着用している方がほとんどですが、外す時に何気なく表面を触っていませんか?
マスクの表面にウイルスなどの飛散物が付着している可能性があるため、ゴムの部分をもって耳から外しましょう。

④毎日の丁寧な歯磨き
特に夜の間は唾液の分泌が減り、乾きやすく口の中の菌が増えてしまいます。
寝る前にハブラシだけでなく、歯と歯の間をフロスや歯間ブラシで、そして舌のケアをし、しっかりと汚れを落としていくことが大切です。
また、朝起きてすぐにも磨くと夜増えた菌やウイルスを減らしたりとインフルエンザなどの感染予防につながります。

また専門的なケアができていると罹患率が10分の1にまで減ることがわかっています。
歯茎のポケットの中の汚れや歯石などハブラシで落とせないところもありますので、定期的なメインテナンスに是非お越しくださいね。

毎日の歯磨きと定期的なメインテナンスで、お口だけでなく体の健康も守っていきましょう!

クリスマスフェスタ2022*衛生士の話

皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の杉田です。

先日、感染対策をしっかり行った上で、『カクラブ2022を開催致しました

今回はその中で行った歯科衛生士の話*食育クイズの内容をご紹介します!

今、小学生のむし歯は減ってきています。それは、フッ素やシーラントなどできちんとむし歯予防をしてる人が増えているからです。

でも中には、歯医者さんにもいかないしダラダラと甘いおやつを食べたりスポーツ飲料や甘い飲み物を飲んだりして、むし歯がいっぱいの人もいます。
それから、むし歯はなくていい歯なのに、歯並びが悪い!という人も多くいます。
実は、そういう歯並びが良くない人は、どんどん増えているのです!

どうしてか分かりますか?それはある大事なことをしていないからです!

ある大事なこととは何でしょうか?
それは『顎を使ってよく噛む!』という事です⭐️
それができてない人がとても多いのです。

あまり噛まなくても良い柔らかいものばかり食べたり、噛まないでまる飲みしたりする人が多く、そのせいで顎が成長できず、歯が綺麗に並ぶことができなくなっているのです!

皆さん今日からでも遅くはありません!良い姿勢でしっかり食べることを習慣にしていきましょう!
そこで問題です!!


みんなの好きなカレーですが、どちらが歯にいいでしょうか?
ヒントどちらが沢山噛まないといけないかを考えてみてください!
ジャガイモやお肉が大きいカレーの方が噛む回数が多くなるので顎や歯にいい!ということになります!


サンドイッチの問題です。綺麗な歯並びになるのはどちらでしょうか?
パンの耳があって焼いてある方です!3倍くらい噛む回数が増えるんですよ


りんごの問題です
前歯を使って大きなものに『ガブリ!』とかじりつくこともとても大事な事です!


野菜の問題です
きゅうりはどうでしょうか?キャベツはどうでしょうか?
2つとも大きく切ってある方が沢山噛めますね!


最後はおせんべいとクッキーですどちらが歯にいいおやつでしょうか?
沢山噛めるおせんべいです!

 

まとめ良い歯並びのためには

よく噛んで食べることが大切!
噛む回数が多くなるものを選んで食べましょう
よく噛むためには姿勢も大事。
足の裏をしっかりと床につけて背筋を伸ばして!
ご飯の時は水や飲み物をそばに置かない!
水で流し込んでしまわないようにするためです
時間や量を決めて食べる!
ダラダラ食べはしない!食べたらしっかり歯磨きをしましょう

料理する時はできるだけ大きく切るようにしたり、皮を剥かないようにしてみて下さいね♪

正しい姿勢で、よく噛むことは顎を大きくします!すると歯並びも綺麗になります!
噛むことは大人にとっても大切なことなので、家族みんなで気をつけていただけるといいですね

クイズは以上です。皆さんは何問正解できましたか?
ぜひこちらを参考に、ご家族の皆さんでも『食育』についてお話ししてみて下さい!

「唾液」を増やすために!

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の戸谷です。
先回『いい唾液の日』にちなみ唾液の作用についてお話しさせて頂きました。
今回は唾液が減ってしまうと起こりうること」「唾液を増やすためにできること」についてです。
 
《唾液が減ってしまうと起こりうること》
 
1.むし歯になりやすくなる
唾液が減ると洗い流す力が低下し、食べカスなどが残留しやすくなります。
虫歯菌はこれらを栄養源として増殖していくので虫歯菌が増えやすい環境をつくってしまうことになります。
そして、歯を溶かそうとつくった酸を中和する作用が低下し、歯の表面を溶かすのを防ぐ力も低下します。
また、溶けかけた歯の表面を修復する力も減るため、歯が溶け続ける環境が長くなってしまいます。
 
2.歯周病になりやすくなる
唾液には、歯周病菌が増えすぎないようにコントロールする働きがあります。
そのため減ると歯周病菌が増えるのを抑えることが難しくなります。
 
3.口内炎ができやすくなる、入れ歯が痛くなりやすくなる
唾液が潤滑剤、保護剤の役目を担い、歯が直接触れ合わないようにし、舌・唇・頬・歯茎といった柔らかい部分を守ってくれます。
 
4.カビが増え、口臭が強くなる
カビ菌は常在菌といってもともとお口の中にいますが、通常は免疫力のおかげで増えすぎないように抑えられています。
唾液が減ると抗菌成分が減少することと、粘膜を傷つけやすくなることで抵抗力が低下しカビ菌が増えてしまい、口臭も強くなります。
 
《唾液を増やすためにできること》
 
1.水分補給
唾液は体内の水分量と関連しています。
からだの中の水分量が減少すると、それに伴い唾液も減ってしまいます。
水分補給をしお口の乾燥を防ぎましょう
 
2.ガムをかむ
噛むという行為は唾液腺を刺激し唾液の放出を促します。
 
3.食事のときにしっかりとかむ
少し噛んで飲み物で流し込んでしまうことはよくありません。
できるだけゆっくりと回数を重ねて噛むようにしましょう。
噛むことの副次的効果として満腹中枢を刺激するので食べ過ぎを防いでくれます。
 
4.舌を動かす
舌を動かすと、舌の下にある唾液腺が刺激されますので唾液がでできやすくなります。
『あいうべ体操』は簡単で唾液腺を刺激するほか言語の発音の手助けをするなどとても効果的です。

5.唾液腺をマッサージ
それぞれの唾液腺をマッサージして刺激をすることも効果的です。
あくまでも痛くないように行なってください!
 
唾液腺は加齢的な影響で30代をピークに減少していきます。
そこで食べ物をしっかりと噛んで食べ、唾液を出しやすくするマッサージを行うなどして、唾液がしっかり出るように健康な生活を送るようにしましょう。

11月28日は「いい唾液の日」

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の戸谷です。
もうすぐ12月、いきなり寒くなるとのことなので、皆さん体調を崩さないように気をつけてくださいね。

11月は語呂合わせでいろいろな日がありますが、(唾液)の日』です。
普段意識もせずに口の中に出ている唾液ですが、1日にどのくらい唾液を分泌しているかご存知ですか?
実は通常1ℓから1.5ℓといわれており、いろいろな役割があることがわかっています。

消化作用
消化といえば胃や腸の役割のイメージですが、唾液を消化作用の一翼を担っています。
唾液のなかにはでんぷんを分解する作用がある消化液の一種があり、食べ物を噛めば噛むほど、唾液はたくさん出されているので、言い換えれば消化液がたくさん出ていることになり、お米やパンなどの炭水化物が消化されます。
この作用があるおかげで消化時の胃腸の負担を軽減することができます。

湿潤・保護作用
舌や頬、唇などの柔らかい部分の動きを滑らかにする潤滑剤の作用があり、歯にこすれて傷をつけるのを防いでくれます。

洗浄作用
お口のなかにとどまっている汚れを洗い流してくれています。

殺菌・抗菌作用
菌やウイルスに対して殺菌・抗ウイルスをおこなう作用です。
体内の出入り口である口はさまざまな菌やウイルスが入り込もうとしてきます。
唾液の中には10種類以上の免疫物質や酵素が入っており、多様な菌・ウイルスに対して抵抗しています。

緩衝作用
お口の中を中性に保とうとする作用です。
飲食による様々な刺激に対して元の環境に戻そうとする力が唾液にはあります。
なかでも歯を溶かそうとつくった酸を中和してくれるこの機能は重要で、緩衝作用が強ければ強いほどむし歯に強い環境を作り出してくれます。

再石灰化作用
虫歯菌により溶けかけた歯を修復して強くする作用です。
むし歯の前段階である歯の表面が白くなった状態のときに、元の状態に戻そうとしてくれます。

排出作用

毒素や異物が口に入ってきたとき、唾液がまとわりつくことでからだを守り、排出しやすくします。
また体内に投与された薬物の一部が唾液中に排出され、血中濃度を減じる作用をいいます。

唾液の働きには食べるという行為に関連するした働きだけでなく、菌の侵入を予防したり、口の中を守ったりと、さまざまな役割があります。
普段は意識することはありませんが、唾液が減ると唾液が本来もっている役割が果たせなくなってきます。
唾液が減ってしまうと起こりうることや唾液を増やすためにできることについてまたおはなしさせて頂きますね。

11月22日いい夫婦の日💗仲良く健康に・・

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の葛島です。
1122日は『いい夫婦の日ですね(*^ω^*)
今年もすぎもと歯科では、22日まで検診にお越し頂いているご夫婦にプレゼントをお渡ししています。

毎年この時期は、照れながらも嬉しそうにプレゼントを受け取って下さる仲睦まじいご夫婦の様子を見ることができて、こちらも幸せな気持ちになります(*^^*)

いつも一緒に来院されるご夫婦、それぞれの都合の良い時間に別々でみえるご夫婦、通い方は様々ですが、定期検診にご夫婦で…ご家族で…来院されることはとても素晴らしいことです。

お口の中の細菌は、唾液によって人から人へと感染していきます。

食事の際の食器や箸の使い回し、回し飲み、歯ブラシの接触、洗面所のコップの共有など、様々なケースで感染する可能性があるのです。

多くの時間を共に過ごす、ご夫婦やご家族のお口の中が健康であることは、こういった細菌の感染リスクを減らすことにも繋がります。
まさにお口は健康の入り口でもあるのです!

全身のありとあらゆる病気が、歯周病菌と関連していることが分かっています。
すぎもと歯科では、顕微鏡による歯周病菌のチェックや、唾液検査も行えますので、気になる方は気軽にお尋ね下さいね。

これからも、ご夫婦で…ご家族で…皆さまに健康に過ごしていただくために、精一杯のサポートをさせていただきますご来院を、スタッフ一同お待ちしております。

11月8日🦷いい歯の日

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の戸谷です。
皆さんご存知のことと思いますが、11月8日は『いい歯の日』です。
健康な歯でしっかり噛むことは、健康生活につながります。
子どものころからよく噛む習慣を身につけることが大切です。
噛みごたえのある食材(根菜類、豆類、肉類など)を選んだり、食材を大きく切るようにしたり、日頃の調理の工夫により噛む回数を増やすことができます。

 

また、丈夫な歯や歯ぐきをつくるカルシウムやビタミンを忘れずに バランスよくいろんな栄養素を摂りましょう。

食べたらもちろん日常のケアが大事!ていねいに歯を磨きましょう。
歯の上部や表面だけでなく、汚れの溜まりやすい歯と歯のあいだや、歯ぐきとの境目もハブラシの向きや動かし方、フロスや歯間ブラシを使い時間をかけて行いましょう。

日常のケアではどうしても取りきれない汚れは、歯科医院で定期的にクリーニングをしましょう。
定期的にお口の状態をチェックすることで、むし歯や歯周病の早期発見につながります。

『いい歯の日』をきっかけに、いつまでも健康に楽しく食事ができるよう、歯の健康にも心がけてみましょう!

口腔がん撲滅月間です

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の葛島です。

11月に入り、早いもので今年もあと残り2ヶ月となりました。
年末に向けて、良い締めくくりができるようにしていきたいですね(*^ω^*)

さて、毎年11月は『口腔がん撲滅キャンペーン月間』です!!

口腔がん撲滅委員会主催で、レッド&ホワイトリボンを掲げ、口腔がん撲滅運動が行われています。

日本人の死亡原因の第1位はがんとされていますが、その中でも口腔がんによる死亡率は35.5%と言われています。
アメリカの19.8%と比較すると、1.7倍高いことがわかりますね。

そもそも口腔がんとは、お口の中に発生するがんのことで、歯以外のどこにでも発生する可能性があります。
日本人に1番多い口腔がんは「舌がん」です。

ここで、口腔がんの主な原因をみていきましょう。
生活習慣(食生活、喫煙、過度な飲酒など)
歯並びが悪い
入れ歯が合っていない
虫歯
歯周病
詰め物や被せ物が合っていない
口内炎(なかなか治らない場合要注意)など

口腔がんは、初期には自覚症状がほとんどありません。
予防のためには、原因を改善し、取り除くことが必要です。

そして早期発見・早期治療のためにも、少なくとも年に一度は、口腔がん検診をお勧めしています。

何かおかしいな、と感じたら、些細なことでも気兼ねなくお伝え下さい。
必要であれば、専門の口腔外科へご紹介もさせて頂きます。

歯科と食育の関係!

こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の戸谷です。
秋も日一日と深まり、だんだんと過ごしやすくなってきましたね。
実りの秋、本日のブログは「歯科と食育」の関係についてお話ししていきます。
食べ方や飲み方は、食育の大きな柱として明確に位置付けられています。「食べ方」は乳幼児期、学齢期に口の成長に伴って発達していきます。
この時期の噛み方・飲み方・味わい方など「食べる」という機能発達時期に「食べ方」を主とした食育が大切になってきます。

こどもの「食生活」のどのような所が問題になるのか

好きなものを好きなだけ食べる
おやつ(間食)が多い
朝ごはんを食べない
一人で食事をする(孤食)、家族それぞれが好きなものを食べる(個食)が多い
家族が揃って食事をすることが少ない

このようなことが多いと生活習慣が乱れてしまいます。

「早寝・早起き・朝ごはん」の習慣や生活リズムが整っているお子さんは学力が高く、友達とのコミュニケーションがうまくとれている傾向があることが分かっています。

歯科と食育の関係

食育とは、食に対する知識やバランスを考え食を選択する力を身につけていきます。食育には「歯」が密接に関係してきます。
ポイントとして3つご紹介していきます!

「食育の基本は食べ物を口から取り入れること」
私たちは、心身の健康を維持・向上させるために食べ物を摂取していきます。
また近年では栄養摂取の目的だけではなく「美味しく味わって食べる」という食を通して心の豊かさを満たすことも大切になってきました。

「美味しく食べるには健康な歯が必要」
食べ物を飲み込むには歯で噛まないといけません。しかし歯が虫歯や歯周病になってしまうと、痛みなどで食事がしにくくなってしまいます。
そのため食育には歯がとても大切と言えるのです。また、幼少期だけではなく高齢者になっても食事を楽しむためには歯をいつも健康な状態で保つ必要があります。

「健やかな歯・口腔を保つこと」
食育と聞くと時別なことを実践しないといけないと思いがちですが、特別難しいことを考える必要はありません。
幼児期から青年期・高齢期に至るまでライフステージに応じた歯や口腔内ケアが食育に繋がっていきます。

誰だって何かしらの苦手な分野はあるものです。

食べることがちょっと苦手なお子さんの,お口の成長に役立つお手伝いをさせていただきます。

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すぎもと歯科

Tel.0587-54-0348

〒483-8334 愛知県江南市前飛保町緑ヶ丘290

院長 : 杉本 英之

初めての方、急患は予約外でも受けていますが
歯科医師・スタッフの都合もありますので必ず
お電話の上ご来院ください

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  時間帯
午前 9:00~12:00
午後 3:00~6:30

休診日 木曜・日曜・祝日
土曜日の午後は2:00~4:30

はじめての方・矯正相談は必ずお電話の上ご来院ください。

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