妊娠中の食生活で良い歯の子に

こんにちは、江南市すぎもと歯科の歯科衛生士.チャイルドマインダー・杉本です。
今回は,妊娠中の食生活が子どもの歯に影響する!・・というお話です。
赤ちゃんは、歯がない状態で産まれてきますが、歯ぐきの中に生える準備をして産まれてきます。

赤ちゃんの歯は妊娠の初期からできはじめます。

乳歯の芽ともいえる歯胚は妊娠7週目のころから少しずつできてきます。

歯胚はまず前歯からできはじめ、奥歯の第二乳臼歯は妊娠10週目(3ヶ月)のころです。このころからエナメル質や象牙質になる部分がつくられはじめ、将来の歯の大きさや形も決まってきます。

永久歯は妊娠16週前後(5ヶ月)に最初にはえる第一大臼歯(6歳臼歯)ができはじめ、その後前歯ができはじめます。

乳歯の歯胚ができはじめる妊娠初期はつわりの時期でもあります。無理に食べようとしても、嘔吐してしまい、かえって体力を消耗したり、精神的につらくなりがちです。

赤ちゃんが必要とする栄養はまだごく少量なので、たんぱく質、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどを含むものの中から、少しずつでかまいませんから、食べるようにしましょう。

つわりがおさまったら、バランスのよい食事をしましょう!
赤ちゃんの健康な歯を作るためには、カルシウム、たんぱく質、ビタミンが必要です☆

★カルシウム・歯をつくる栄養素です
★タンパク質・・歯の土台となり、カルシウムの吸収を助けます
★ビタミン・・カルシウムやたんぱく質をスムーズに働かせる役割があります

注意・・・インスタント食品やスナック菓子に多く含まれる食品添加物のリン酸塩は、体内のカルシウムと結合して、体外へ排出してしまいます。
妊娠中でなくてもひかえたほうがよいでうすね!!

赤ちゃんの健康で良質な歯を作るためにも、旬のものをバランスよく摂るよう心がけてくださいね。

この記事を書いた人

すぎもと歯科・口育士

すぎもと歯科 口育士です。赤ちゃん・お子様に正しいお口の育て方を身に着けていただくための情報提供を行っています。