皆さんこんにちは。
江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本(ま)です。
江南市では、新型コロナの影響で延期となっていた古知野神社祭礼が昨日開催されました。
厄年を迎えた男衆が町を練り、神社に馬を奉納し、厄払いと町の繁栄を祈願します。
毎年我が家の前を馬と男衆が走ります。
間近で見る馬は本当に大きくて毛並みがよく、馬の足音も胸に響きいつも興奮してしまいます。
さて話しは変わりますが、すぎもと歯科では子供の指しゃぶりがどうしても止められないお子さんに、爪に塗るトップコート剤を置くことにしました。
安息香酸デナトニウムという苦味成分が配合されており、日本製です。
安息香酸デナトニウムとは非常に苦いものの、人体に害はなく、誤飲防止剤として使われています。その絶するほどの苦さはギネス世界記録にも最も苦い物質として登録されているほど。
ニンテンドースイッチ専用カートリッジにも使われていると一時的にYouTuberさんの間でも話題になりましたね。
実際に私達も試してみました。
皆で「せーの!」ペロリ…キャーとかギャーなのか皆の悲鳴。本当に苦いです‼
爪に塗りましたが、すぐ乾きました!手洗いしてもシャンプーしてもその日はバッチリ苦いままでした($・・)/~~~
次の日にもペロリしてみました。昨日よりは苦味が大分ましになりましたがお子さんには効果があるのではないかと思います。
日本口育委員会によると離乳食期の指しゃぶりは、吸啜反射の繰り返しによって乳児嚥下(原始反射)を消し成人嚥下への誘導ができ、口唇感覚などからの知覚の発達、協調運動の助長を促すので無理に止めさせる必要はないとされています。
しかし、それ以降になっても指しゃぶりが止められないお子さんは、むしろおしゃぶりにした方がまだ良いとされています。
そして味覚もまだまだ発達段階にあるので、あまり小さなうちから塗ることはあまり意味がありません。
このトップコート剤は幼児期の指しゃぶりだけでなく、学童期の鉛筆を噛む癖のあるお子さんの鉛筆に塗ったり、大人でも爪を噛む癖のある方にも効果があるかと思います。
もし試してみたいという方がいらっしゃいましたらご相談下さいね。サンプルもありますよ。