母親教室*BLWの進め方

こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の林です。

今月2回目となります「も教室」本日は離乳食についてのお話をさせていただきました。

当院でおすすめしているBLW、現在生後6ヶ月の息子も実践中ですが、BLWをやってはいけないタイミングがあるなと感じています。

それは「赤ちゃんの機嫌が悪いとき」です。

お腹が空いていたり、眠たかったりしてぐずっているタイミングで食べ物を提供すると、口の中に食べ物が入っている状態で泣いてしまうことが考えられます。

泣いて勢いよく息を吸うタイミングで食べ物が一緒に喉の方へ入ってしまうと、窒息のリスクも高まってしまいます。

BLWは家族と同じタイミングで食卓を囲むので、最初から1日3回食事を提供すると言われていますが、必ずそうしなければいけないわけではありません。

家族が食事をするタイミングで、本人の機嫌が良さそうであれば一緒に食卓を囲むというイメージでOKです。

また、BLWは栄養を取り込むことを目的にしておらず、初めは食べ方を学ぶということが第一です

そのため、空腹で機嫌が悪いときはまず授乳・ミルクを与えてから食べ物を提供してあげてくださいね。

当院では離乳食教室の最後には参加された方に実際に窒息対応を、人形を使って練習していただいています。

万が一の時のために、実際に体を動かして覚えることをおすすめします。

YouTubeで窒息対応の動画が何本も出ていますので、見ながら自宅にあるぬいぐるみを使って練習してみるのも良いですよ。

是非やってみてくださいね。

この記事を書いた人

すぎもと歯科・口育士

すぎもと歯科 口育士です。赤ちゃん・お子様に正しいお口の育て方を身に着けていただくための情報提供を行っています。