口呼吸を防ぐための習慣

こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の味藤です。
今回はうっかりしてしまう口呼吸の習慣についてお話しします。
今、新型コロナウイルスの感染が広がりを見せ心配な状況になっていますが、そんな中で、外出時に手放せないのがマスクですね。
そのマスクをするということが、実は口呼吸を招いてしまっている!というお話です。

鼻呼吸は口呼吸よりも力が入ります。
そのため、マスクで鼻を覆ってしまうと鼻呼吸が辛くなるため、マスクの下でぽかんと口が開き「口呼吸」の癖がつき易くなってしまうのです

普段から、マスクをつけて寝る習慣のある方はいらっしゃいませんか?寝ている間のいびき防止や口呼吸防止のためでしたらマスクではなく、前回ご紹介した口呼吸テープをしたほうが確実です。

但し、風邪気味や喉を痛めて、寝ている間お口の中・喉を乾かさないように守ろうと、マスクを着用される方は多いと思います。確かに、睡眠中には喉が乾燥しやすくなります。
特に、鼻づまりが起きているときなどには、睡眠中にどうしても口で呼吸してしまい、喉の痛みがひどくなったりすることがあります。そんな時、マスクをしていれば自分の吐いた息によって口の中や喉が高温多湿の状態になり楽になります。

また、寒い時期には寝ている間に室内の空気も冷えやすく、冷たい空気に喉も長時間さらされることになります。体の調子が悪いときに喉を冷やすと、体調がさらに悪化することもあります。
そんな時もマスクのおかげで、自分自身の呼気で喉が冷えにくくなり、風邪などから身を守る事ができるというメリットもあります。

それらのためには、鼻と口の両方を覆ったほうが保湿効果は高いのですが、就寝中に息苦しくて無意識のうちに手で外してしまったり、あるいは口呼吸になってしまう!という場合が問題です。

その場合はマスクで口だけを覆い、鼻にはマスクがかからないようにしてみましょう☆.。.:*・
口を覆っているため口内の乾燥をしっかり防げます、そのうえ鼻呼吸が楽にできるようになります!ぜひお試し下さい

★但し、感染症対策でマスクを使用する場合は、鼻・口ともしっかりと覆うよう正しくマスクを着用して下さいね!

感染症が1日も早く落ち着き、マスク不足も解消されるといいですね・・(;´Д`)

この記事を書いた人

すぎもと歯科・歯科衛生士

愛知県江南市・すぎもと歯科で働く歯科衛生士・スタッフが交代でブログを執筆しています。歯やお口の健康に役立つ情報や、子育て中の保護者の方を応援する記事を発信していますので、ぜひご覧ください!