「知覚過敏」ってなぜおこる?

こんにちは。江南市すぎもと歯科*歯科衛生士の杉田です。

8月中旬になり、気温がグッと上がりましたね!とても暑い日々が続きますので、熱中症にも気をつけて下さいね💦

さて、こんな暑い日ばかりだと冷たいアイスやかき氷など、冷たい食べ物・飲み物が食べたくなりませんか?🍨🍧

冷たいものを食べたり飲んだりする機会が多くなるこの時期に 悩まれてる方が多い『知覚過敏についてお話させていただきます。

☆知覚過敏とは、虫歯がないにも関わらず歯がしみる状況を言います

冷たいもの、熱いもの、甘いもの、酸っぱいものなどを食べると歯がしみたり、冷たい風にあたったりしてもしみてしまいます。

そもそもしみる症状は、歯の表面のエナメル質がなんらかの原因で傷つき、その下にある象牙質が現れて、刺激が神経に伝わり、歯がしみる症状に繋がっていきます!

エナメル質が傷つく原因とは

就寝中の歯ぎしり

 歯ぎしりは100キロの力がかかっていると言われており、それが原因で歯が削れ、象牙質がむきだしになってしまいます。

②酸性度の高い食生活

 酸っぱい食べ物、飲み物を長時間摂取するような習慣があると、エナメル質が溶けて知覚過敏になりやすいです。 
この現象を『酸蝕症』と言います。
体に良かれと思っている飲み物・食べ物にも、注意が必要です!

ひとつ前のブログ「冷たい飲み物は危険がいっぱい!」にある表で 飲み物のPHも確認してみて下さい!

③強い力でのブラッシング

 歯ブラシの圧が強すぎると歯の根本が削れて歯茎が痩せ、エナメル質が削れていきます。

 歯ブラシの毛先がすごく広がってしまうような磨き方はやめましょう🙅‍♀️

④歯周病

 炎症が進行して、歯を支えている『歯槽骨』という骨も溶かしてしまい、歯茎が下がってしまうこともあります。
そして象牙質がむき出しになり知覚過敏にも繋がります。

知らずに続けている癖や生活習慣を見直して症状を改善させていきましょう

たかが『知覚過敏だから』とは思わず、この たかが” の状態で歯科医院を受診して頂くと、他の歯の病気も早期発見できるかもしれません!!!

その為にも定期検診、歯科医院への受診はとても大切です☺️

いろんな原因で起こる知覚過敏ですが、少しでもしみる症状があり、気になるときはお気軽にご相談下さいね☀️

この記事を書いた人

すぎもと歯科・歯科衛生士

愛知県江南市・すぎもと歯科で働く歯科衛生士・スタッフが交代でブログを執筆しています。歯やお口の健康に役立つ情報や、子育て中の保護者の方を応援する記事を発信していますので、ぜひご覧ください!