「歯周病」も「むし歯」も感染します!

こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
11月22日は『いい夫婦の日』です。
すぎもと歯科では17日から22日までの期間中にご夫婦で定期的にお越しいただいている皆さまにささやかですがプレゼントをさせて頂きました。
歯周病も虫歯も口腔内の中の細菌が原因です。
ご家族揃って健康に過ごしていただくために、

ご夫婦はもちろん家族そろって 定期的に検診をうけることをオススメします。





口腔内の歯周病菌は唾液にも含まれているため、唾液による感染の可能性もあります。
人から人へ歯周病がうつる主な経路としては、親子間での感染、パートナー間での感染が考えられます。

ただし理論上、歯周病がうつる可能性があるというだけで、うつった人に必ず発症するわけではありません。
私たちの口腔内には多かれ少なかれ歯周病菌が存在しており、発症するかどうかは細菌の数だけでなく、その人の免疫力にも関係してくるからです。

どれだけの歯周病菌を許容できるかという免疫力によって発症しやすさは変わってくるということです。
糖尿病などの基礎疾患がある方やタバコを吸う方、ストレスが溜まっている方などは免疫力が低下しがちなので、少ない数の歯周病菌でも発症する可能性があります。

日常での予防方法としては、
正しいブラッシングでプラークを落とす
口腔内から歯周病菌が潜むプラークを少なくすることが大切です。

そのためには日々の歯磨きが必須なのですが、正しいブラッシングで行わないと効果は半減してしまいます。

定期検診をうける
定期歯科検診では専門機器をつかって口腔内溜まった歯石やプラーク等を取り除いてもらえるほか、正しい歯磨きの方法を取得することができます。

また細菌検査を行い、自分の口腔内の菌の状態を知ることもできます。

禁煙する
タバコを吸う人は吸わない人に比べて2〜7倍歯周病になるリスクが高いというデータがあります。

タバコを吸うと白血球の機能低下を招き、歯周病菌に対する抵抗力も下がります。
また毛細血管が収縮することで循環障害が起こり、歯周病の治りが悪くなってしまいます。
禁煙は歯周病を防ぐため、治すための絶対条件です。

生活習慣病を予防する
糖尿病にかかっている人は歯周病を発症するリスクが高くなり、歯周病に感染すると重症化するリスクが高くなることが明らかになっています。

ストレス解消に努める
ストレスが溜まっていると全身の免疫力が下がり、細菌に感染しやすい状態になります。
ストレスを溜め込みすぎないよう、自分に合ったストレス解消法を実践していき、歯周病だけでなく様々な病気の予防につながります。


ご自身のためにも、ご夫婦はじめ大切なご家族のためにも、歯科から遠ざからないよう定期的に受診しましょう!

この記事を書いた人

すぎもと歯科・歯科衛生士

愛知県江南市・すぎもと歯科で働く歯科衛生士・スタッフが交代でブログを執筆しています。歯やお口の健康に役立つ情報や、子育て中の保護者の方を応援する記事を発信していますので、ぜひご覧ください!