皮膚トラブルも口呼吸から

こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の味藤です。
口呼吸についての第2弾です!

前回はお口のトラブルについてご紹介しました。
今回は「口呼吸による皮膚のトラブル」についてです

口呼吸を止めることで、特に改善につながりやすいのが皮膚に関するトラブルです。
皮膚と呼吸は直接関わっているわけではありませんが、鼻で正しく呼吸している人は、細菌を染毛という組織が外へ出してくれるのに対し、口呼吸は有害な細菌などを外に出す機能がないため、呼吸をするたびに体内に細菌が侵入していくのです。

そのために、体中のあらゆる場所でさまざまな不調を引き起こすわけです。
そのため口呼吸を止めることが、体が正しい免疫の働きを取り戻し、皮膚トラブルの解決にもつながることになるのだそうです!

皆さんの中にも、お子さんや大人の方でアトピー性皮膚炎の方がいらっしゃるかもしれませんが、アトピー性皮膚炎は、鼻呼吸にすることで症状が楽になるのです
処方されるステロイドは、痒みの症状には効果があるものの根本的に治してくれるものではなく、強い薬なのでホルモンバランスを崩したり、かえって症状が悪くなってしまうこともあるとのことです。

そのほかに、乾癬や掌蹠膿疱症など皮膚の症状でお悩みの方は「あいうべ体操」や「口呼吸テープ」などを使って鼻呼吸の習慣をつけていきましょう!

この記事を書いた人

すぎもと歯科・歯科衛生士

愛知県江南市・すぎもと歯科で働く歯科衛生士・スタッフが交代でブログを執筆しています。歯やお口の健康に役立つ情報や、子育て中の保護者の方を応援する記事を発信していますので、ぜひご覧ください!