口腔機能低下症改善のために

皆さんこんにちは!
江南市すぎもと歯科 歯科助手・歯科栄養士の佐久間です♪

少し前に口腔機能低下症の原因や検査・診断方法などを詳しくお伝えしました。
今回は、口腔機能の向上の為にぜひ行っていただきたいトレーニングやポイントをいくつかご紹介していきます!

舌ブラシ清掃 ( 数日に1回・1回あたり10〜20秒 )

鏡の前で舌を出し、軽い力でゆっくりと前に引き出すように数回ブラッシングをします。

その際に、強くこすらないように注意してください。また、過度な清掃は舌を傷つけてしまうので数日に1回で十分です!多くても1日1回までにしましょう。

ブラッシング後にはブラシをよく洗い、通気性の良い所で乾燥させてください。

⇒改善項目:お口の中の衛生状態
  *口臭の改善や誤嚥性肺炎の予防が期待できます。

スプーンプレス( 朝夕の計2回・1回あたり40秒 )

舌の先端部分を鍛える:スプーンのすくう側の面を歯茎を優しく磨くと聞いてくらいの力で舌の先端に10秒間押し当てます。

舌の奥を鍛える:スプーンの反対側の面を歯茎を優しく磨くくらいの力で舌の奥に10秒間押し当てます。
そして上記を2周繰り返しましょう!

⇒改善項目:舌の力・飲み込む能力
  *舌や頬を噛みにくくなり、スムーズに食事ができるようになります。

さて先日、実際に口腔機能低下症の検査を行った方から、「検査を受けて良かった」と嬉しいお声掛けがありました☺️
少しでもお口の機能に低下を感じる方・疑わしいなと思われる方は機器等を使用し検査を行い、口腔機能低下症の診断・指導・管理を実施しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

次回もお口の機能回復・維持に必要なトレーニングをお伝えしますので楽しみにお待ちください!

この記事を書いた人

すぎもと歯科・歯科栄養士

すぎもと歯科 栄養士チームです。離乳食や食育、食と健康について、楽しく情報発信をしています。