歯科衛生士のブログ

ブログ 歯科衛生士のページ 知っておきたい歯の話

食欲の秋を楽しむために!

皆さん、こんにちは!
江南市すぎもと歯科の歯科助手・管理栄養士の佐久間です。

9月も終盤に入り、もうすぐ10月と秋の季節が始まりますね。
と言えば、多くの食材が旬を迎え、美味しい季節となります。夏の暑さが和らぐことで食欲が回復し、冬に向けて栄養を蓄えるために食欲が増しますので、食欲の秋だなと感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、食欲の秋だからとたくさん食べて、食べ過ぎてしまわないように注意が必要です。

食べ過ぎによって起こりえるリスクとして、消費されなかったエネルギーは脂肪として蓄えられてしまうので、内臓に過剰に蓄えられてしまうメタボリックシンドロームや糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の要因になってしまう可能性があります。

ですから、食べ過ぎを防止するために食欲をコントロールすることが大切です!
食欲をコントロールするためのポイントは2つあります

その食物繊維を多く含むものから食べることです。
お野菜に多く含まれる食物繊維がお腹の中をゆっくり移動し、水分を吸収して大きく膨らみ満足感が得られます。

また、ご飯などの主食に多く含まれる炭水化物から分解されたブドウ糖の吸収速度をゆるやかにし、血糖値の急激な上昇を抑える効果があるため、糖尿予防・改善にもつながります。

そのため、食べる順番を「お野菜(副菜)」→「おかず(主菜)」→「ご飯(主食)」にするといいですね。

そのよく噛んでゆっくり食べることです。
よく噛むことで満腹中枢を刺激して、食欲抑制につながるだけでなく、素材の味を十分に味わうことができ、薄味でも満足感を得られるため、高血圧予防にもつながります。そのため、一口につき30回以上噛むことを意識してみてください。

皆さん、秋の食べ過ぎには注意していただき、食欲をコントロールして食欲の秋を健康にお過ごしいただけたらと思います。

定期健診で歯と神経を守ろう!

 

 

 

 

朝食はなぜ大事!必要な栄養素

こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口栄士の戸谷です。

地震や台風が他の地域であり、備えよ常に!の心構えで備蓄している物を見直してみました。
期限がギリギリなものがあったりと、定期的に見直す必要があるなと感じました。皆さん、一度チェックし直したりされましたか?

話は変わりますが、前回、朝食抜きが引き起こす様々な健康リスクについてお話しさせて頂きました。
今回は朝食を食べると良い理由必要な栄養素についてお話ししていきます。

⚫︎一日の必要な栄養素がとりやすい
色々な理由で朝食を摂らない方は少なくありません。1日3食という言葉がありますが、逆に食事回数を減らす減量法を提唱する人もいます。
しかしながら必要な栄養素を充分に摂取することはなかなか難しい状況ではあります。
バランス良く1日を通して必要な栄養素を摂取できるようにしましょう。

⚫︎脳』や『内臓機能』など体全体が起きる
人はほぼ約24時間周期で体温やホルモン分泌などの体内環境が変化しています。
朝食は朝の光を浴びることなどと同様に約24時間の周期をリセットする役割を担っています。
そのため、朝は起床後1時間以内に朝食をとるのがよいといわれています。
そして、朝からよいパフォーマンスを発揮することができるだけでなく、夜は自然な眠りに誘うホルモンの分泌が促進され、良い睡眠をとることができます。

⚫︎体温を上げ、代謝を上げる
夜は活動量が低下するため、体温が低下します。
睡眠にはいると体温はさらに低下し、体の中で作られるエネルギーの量や代謝も同時にさがることになります。
起きたばかりは代謝が低下している状態のため、代謝を上げるために必要な糖質を食事で摂取しましょう。

毎日手をかけたバランスのいい朝食を用意できればいいのですが、なかなかそうはいかないものですよね。
では、朝に必要な栄養素は何でしょうか?
⚫︎炭水化物
エネルギー補給も朝食の重要な役割のひとつです。ごはんやパンなどの炭水化物に含まれる糖質はエネルギーの元となる大事な栄養素でもあります。
糖質が不足すると、フラフラすることからも分かるように、朝食を抜くと午前中の活動に支障が出ることもあるでしょう。

⚫︎たんぱく質
たんぱく質は熱をつくりだし、筋肉のもととなります。
たんぱく質が少ないと筋肉量が減り代謝が悪くなってしまいますので、毎食摂取することが大切です。
朝から魚や肉はきついという方は卵や乳製品、納豆がオススメです。

⚫︎ビタミンとミネラル
体内に取り込んだ栄養素をエネルギーにかえるには、ビタミンとミネラルが必要です。
野菜や果物からビタミン、ミネラルを摂取しましょう。

 
たかが朝食、されど朝食…『言うは易く行うは難し』とはいいますが、習慣を変えるというのはなかなか難しいことです。
できる範囲でいいのでまずは自分で可能な範囲から始め、徐々に生活習慣を見直していけるといいですね。
楽しく食べて健康が保たれれば、素敵だと思いませんか?

永久歯と乳歯の違い は何?

こんにちは 江南市すぎもと歯科です
暑い夏も朝晩は少しずつ秋の気配が近づいてきてましたが 9月になっても厳しい残暑がありそうですね...

今日は永久歯と乳歯についてです
大人の歯と子どもの歯という認識はあると思いますが、ではどこがどのように違うのかご存じですか?

 

よく噛むことはこんなに大事

こんにちは、栄養士の水野です!
すぎもと歯科では恒例のカムカムフェスタ『夏祭り」を8月6日、7日に開催致しました

その中で歯科栄養士として「噛むことの大切さ」についてお話させて頂きました😊

クイズ形式で、みんなと考えながら楽しく噛むことの大切さについて学ぶことができました◎

今回参加されなかった皆さんにも、夏祭りでお話した内容を紹介させていただきますので、是非ご覧ください。

皆さんも「よく噛んで食べましょう」という言葉を聞いたことがあると思います。食べ物を食べる時、たくさん噛むことでおいしく味わって食べることができます。

おいしい!と感じる心が食欲を生み、みなさんの体を作っています。普段からよく噛んで味わって食べるという習慣をつけることがとても大切です。

また、噛むことでただ体の内に食べ物を取り込むだけではなく色々な良いことがたくさん起こるんです!どんな良いことがあるのか……

それは、体に起こる8つの良い事の頭文字を組み合わせて「ひ・み・こ・の・は・が・いー・ぜ」と覚えることができます。

【肥満予防】
よく噛んで食べることで食べ過ぎを防ぎ、太り過ぎを防ぐことができます。

【味覚の発達】
白米を沢山噛むと甘さを感じることはありませんか?
良く噛むことで食べ物の味がよく分かるようになり、様々な味の違いを感じることができます。

【言葉の発音】
よく噛むことで口の周りの筋肉が発達し、表情が豊かになります。
また、口をしっかりと開けて話すことできれいな発音ができるようになります。

【脳の発達】
よく噛むことで、筋肉が沢山動き、顔まわりの血管や神経が刺激され、脳への血流量が増し、活性化されます。

【歯の病気の予防】
よく噛むことで唾が沢山でます。唾には食べ物のカスや細菌を洗い流す働きがあり、お口の中を清潔に保ってくれます。

よく噛んで唾を沢山出すことで、虫歯や歯周病などお口の中のトラブルを防ぐことができます。

【ガンの予防】
唾に含まれる「酵素」と呼ばれる成分には、ガンの原因物質になる発ガン性物質の働きを抑える働きがあります。
しっかりと噛むことで怖い病気の予防にもつながります。

【胃腸快調】
よく噛むことで体の中に食べ物を取り入れやすくなり、消化吸収をよくして胃腸の働きを活発にします。

【全力投球】
心も体も元気になり、力いっぱい遊びにも勉強にも集中できるようになります。

このように、噛む事はとても大切な役割をもっています。普段の食事から噛むことを意識することを心掛けてみてください🙆‍♀️

目安としては「一口30回」噛むことが理想とされています。

今まであんまり噛まずにご飯を食べていたな…と思った方は普段の食事からから今までよりも少しでも多く噛むことを意識してみましょう💡

よく噛むためには健康な歯が必要です🦷

毎日の歯磨きをしっかりと行い、定期検診にもちゃんと通って健康で丈夫な歯を守っていきましょう!

朝食抜きがひき起こす健康リスク!

こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口栄士の戸谷です。
猛暑の日々で皆さん夏バテしていませんか?
今日はお子さんだけでなく大人にも大切な朝食についてお話します。

朝はぎりぎりまだ寝ていて、朝食はとらずに出かけるという人が、特に若い世代に多くみられます。
実は朝食をぬくと様々な健康リスクが発生することがわかってきました。

今年3月、京都府立医大研究発表では、
週3回以上朝食抜き➡︎『2型糖尿病』発症リスク高くなる。【肥満でない人:1.36倍 肥満の人:1.26倍】
2022年福岡市の発表では、
週3回以上朝食抜き➡︎『要介護』発生リスクが、1.27倍も高くなることが分かってきました。

また高血圧や脂質異常症のリスクが上がることがわかっています。
特に血圧については朝食をぬくと、空腹によるストレスから朝の血圧が上昇しやすくなります。

高血圧が発症の要因となる病気に脳出血がありますが、早朝の血圧上昇が危険だと指摘されています。

国立がん研究センターによると、1週間あたりの朝食摂取回数が少ないと、脳卒中、なかでも脳出血のリスクが高くなるという研究結果があり、毎日朝食をとる人と比べて、食べない人のほうが朝の血圧が上がりやすいために、リスクが高くなるのではと考えられています。
朝食は毎日必ずとって、血圧の上昇を抑えましょう。
朝食をぬくと他にも身体への症状がでできます。
⚫︎精神的な面で悪影響が出やすい
「集中力が持続しない」「イライラする」など、メンタルの不調につながります。これは朝食を抜くことで脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足してしまうからです。ブドウ糖は体内に大量に蓄えておくことができないためにすぐに不足しやすくなります。

⚫︎睡眠に影響が出る
朝食を食べない人や食べる量が少ない人は、早寝・早起きが苦手な人が多い傾向があります。
体温は睡眠のサイクルと連動していて、日中の活動時間は高くなり、夜のリラックスタイムは低くなるというサイクルを繰り返しています。
朝食を抜くと、しっかりと活動ができない分、良質な睡眠を得るのが難しくなります。

⚫︎血糖値が高くなりやすい
朝食抜きの空腹状態から昼食を食べると、血糖値が一気に上がることになり、太りやすくなります。
体は空腹状態が続くと下がった血糖値を補うために過剰気味にエネルギーを欲するのです。
また昼食や夕食でのドカ食いにもつながります。
その結果血糖値が急に高くなり、糖を体脂肪として蓄えるために太りやすくなります。
そして、糖尿病患者さんが朝食を抜くと、たとえ昼食や夕食の炭水化物の量を減らしたとしても、血糖値の上昇を十分に抑えることは難しくなります。

このように朝食を抜くことで見えないところで身体に影響を与えていることがわかってきましたね。
まずは食べる習慣がなかった人は少しでも口に入れ、未来の健康な自分のために食べる習慣をつくってみてはいかがでしょうか?

手足口病の流行に注意!

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。

毎日全国で猛暑というニュースや時折ゲリラ豪雨になったりと天気が安定しませんね。
変動する天気に身体が慣れず体調を崩されていませんか?

現在、熱中症の疑いで診察を受けた結果、コロナの陽性が判明する患者さんが増えているとききます。さらに、子どもを中心に流行する手足口病も急速に増加し警報レベルとなっています。

手足口病とは名前な通り手のひら、足の裏、口の中に小さな水ぶくれのできる病気ですが、

今流行しているものはウイルスが強く、膝の裏や肘、お尻にも赤いブツブツや水疱が見られ、まさに『手足口膝肘尻病』といわれるようになりました。

一般的な経過では、3〜5日の潜伏期をおいて、2〜3㎜の小さな水疱が現れ、口の中では粘膜や唇の内側、舌にも発疹がでます。

口の中の痛みが強くて食べ物が食べられなくなり脱水を起こす場合もあるため、水分不足にならないようにこまめに水分を補給することが最も重要です。

口の中の痛みに対しては、柔らかく薄味で刺激の少ない食べ物、飲み物をとるようにしましょう。
喉越しがよく冷たいものが摂りやすいので、冷めたスープや冷めたおじや、ゼリーやアイスクリームなど、食べられるものを摂ってくださいね。

また、手足口病にはワクチンがなく、特異的治療法もありませんので、感染しないよう予防に心がけることが大切です。

感染経路としては咳やくしゃみによる飛沫感染、ウイルスのついた手で触れた物品を介する接触感染などがあります。

感染予防対策としては、

・手洗いを励行すること。
コロナと違いアルコール消毒は効きづらいとされているため、アルコールでの手指消毒だけでは不十分です。
帰宅後や食事前、トイレの後などは石鹸で手を洗うようにしましょう。

手洗いをするときは、洗い残しが多い指先や指の間なども丁寧に洗い、しっかりと洗い流すことが大切です。
また便からもウイルスが排出されるため、おむつ交換後も忘れずに手を洗うようにしてください。

・感染者との密接な接触やタオル等の共用を避けましょう。

・マスクの着用も対策のひとつですが、熱中症などに気をつけて着用してくださいね。

・規則正しい生活を送る
バランスのとれた食事や適度な運動、十分な睡眠など、規則正しい生活を送ると免疫力が高まり、感染予防につながります。

どれだけ感染対策をしていても集団生活を送っていたり、兄弟がいたりするとかかってしまうこともあるかと思います。
コロナも手足口病も飛沫感染が経路としてあげられますので、熱がなくても人にうつさないための行動をしていきましょう。

お口からの健康のために

こんにちは。江南市すぎもと歯科の歯科助手・栄養士の水野です!
4回にわたる「歯科栄養士」になるための養成スクールが先月終了しました!

3回では「カウンセリングの基礎」について学びました!

小さいお子さんに対する言葉のかけ方や何が必要かを親御さんに分かりやすく伝えるにはどうすれば良いかなど、歯科衛生士としての働き方について詳しく知ることができました。年齢に合わせた声のかけ方や喋り方など、これからの仕事で今まで以上に意識して皆様と接していきたいと思います(Ü)

4回ではお口の中の状態と栄養の結び付きについて学びました!

皆さんは「オーラルフレイル」をご存知ですか?オーラルフレイルとは簡単に言うと噛む力の低下やお口の乾燥など、お口の機能が低下してしまう事です。

ただお口の機能が低下するだけでなく、ご飯を食べる事が出来なくなって低栄養に繋がり、将来的にサルコペニア・要介護のリスクが2になってしまいます🙀

お口の中のケアをしっかりと行い、自分の歯でご飯をしっかりと食べてより長く健康でいられるようにしましょう♪

長いようであっという間の2ヶ月間でしたがとても有意義な時間を頂くことができました。

もっと沢山歯科栄養士としての知識を増やしていき、皆様のお口の中のサポートができるようになりたいです♪♪

よろしくお願い致します!

ペットボトル症候群にも注意!

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士・口栄士の戸谷です。
暑い夏、近年増加の熱中症対策の予防の為にも十分な水分補給はとても重要なことですね。

前回のブログ、夏の飲み物の糖分量に注意!と関連し、今回は『ペットボトル症候群』について、歯科の観点もふまえてお伝えしたいと思います。
皆さんは『ペットボトル症候群』という言葉は聞いたことありますか?

脱水症候が起こらないようにと、スポーツドリンクやジュースや甘い炭酸飲料等を含むソフトドリンクを大量に飲んだりすることで起きる急性の糖尿病のことをいいます。

のどが渇いた際にソフトドリンクを飲むと、飲料の糖によって血糖値が上がり、またのどが渇き、また何か飲みたくなるのでソフトドリンクを飲む…を繰り返すことで悪循環を引き起こし高血糖症状が引き起こされます。

これにより、激しいのどの渇き、尿量の増加、倦怠感、イライラする、腹痛や嘔吐などの症状が現れ糖尿病と診断されていなくても突然発症することもあります。

そしてソフトドリンクばかり何回も飲んでいる状態は、おやつなど食べ物をちょこちょこ食べているのと同じで、むし歯になりやすいお口の環境をつくってしまっています。

ちょこちょこ食べをしていると、お口の環境が酸性に傾き、その酸によって溶け出し、唾液が歯を再石灰化する時間がとれず、むし歯になりやすい状態をつくるのです。

では、のどが渇いた時何を飲めば良いのでしょうか?
日常の水分補給は糖分が含まれない水かお茶をこまめに飲むのが良いでしょう。
お茶にカフェインが含まれていると利尿作用で水分が体外に出されてしまうので、麦茶などが理想的です。

しかしここで注意が必要なことがあります
それは直接口をつけて飲むと菌が入り込みます。
炎天下の車や室内に放置したものは時間とともに腐敗していくので、また飲むことはしないようにしましょう

出典https://news.livedoor.com/article/detail/22393355/

繁殖しやすいのは気温30℃前後といわれているため、特にご注意ください!
直接口をつけないでコップなどに移したり、早めに飲み切るようにし、車中や持ち歩きの時には注意が必要ですね。

上手に水分補給をし暑い夏を乗り切りましょう!

夏☆飲み物の糖分量に注意!

皆さんこんにちは!
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の森です!!

日差しが強く気温の高い日が続いていますね。テレビなどでも熱中症予防のために水分補給を!と呼びかけられています。
水分補給が大事なこの時期だからこそ、飲み物が歯に与える影響を知ることはとても大切です。

毎年すぎもと歯科では、飲み物に入っている砂糖の量を待合室に掲示しています。

皆さん飲み物に含まれる砂糖の量を改めて見ると、とてもびっくりされて興味関心を持って下さっています!!

糖質の摂りすぎによる高血糖状態が続くと、虫歯だけではなく、歯を支えている周りの組織を弱くし歯周病を発生させる要因になる可能性があるとも言われています。
代表的なものは糖尿病です。

歯周病と糖尿病はお互いに悪い影響を及ぼします

 

糖尿病をお持ちの方では歯周病が悪化しやすく、歯周病あると糖尿病の血糖コントロールが難しくなることがわかっています。

「世界保険機構(WHO)では成人の1日あたりの砂糖摂取量は25g程度までが望ましい」と発表しています。

それを踏まえて改めて考えみると、ジュースに含まれる砂糖の量にはとても驚かされますね。

ただ、スポーツドリンクも多くの砂糖が入ってはいますが、熱中症や発熱等の緊急時にはとても重要なものになります。

日常的ににスポーツドリンクを飲むのではなく、普段はお水やお茶で水分補給を行い、スポーツドリンクは必要な時に飲むという習慣にされると良いですね。

砂糖の入った飲みものやジュースを飲んだあとはうがいをしたり、キシリトール100%のガムを噛んで唾液の分泌を促すと良いのでご参考になさって下さい。

上手に水分補給をして暑い夏を元気に乗り切りましょう!!

自覚がないまま進行する歯周病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯と口の健康クイズ*回答解説

皆さん、こんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です!

すぎもと歯科では6/1から6/10まで『歯と口の健康週間』のイベントを開催し、来院された皆さまにお口の健康に関するクイズに挑戦していただきました。

今回は問題解答と解説についてお話しをします。○✖︎クイズになりますが、ぜひ挑戦してみてください!

=====================
Q1 歯周病の最も感染しやすい時期は14歳から20歳である。
Q2 歯ブラシは3週間使い続けると細菌の数がトイレの水の8倍になる。
Q3 歯が多く残っていれば将来介護リスクが減り安心だ!
Q “ぶくぶくうがい”をしてから、“がらがらうがい”をすると効果的だ!
Q5 歯ブラシは1つのコップに家族全員分保管しても良い。
=====================
 
では解答と解説です!
Q1 歯周病の最も感染しやすい時期は14歳から20歳である。→【○】
:歯周病菌はほとんどが酸素のないところでないと生きていけない菌であり、歯肉溝が浅い歯周組織の幼・少年期の口腔内に定着する可能性は低く、思春期以降に口腔常在菌となる可能性が高いといわれています。
この時期から予防していくことが重要です!
 
Q2 歯ブラシは3週間使い続けると細菌の数がトイレの水の8倍になる。【✖︎】
:3週間使用した歯ブラシには100万個の細菌が付いているといわれています。
これは、トイレの水の80倍の細菌とほぼ同じです。
1ヶ月の1度は歯ブラシを交換するようにしましょう!
 
Q3 歯が多く残っていれば将来介護リスクが減り安心だ!→
:歯の本数と健康寿命には深い関わりがあります。
歯が多く残っていればしっかりと噛めるので、脳が活性化され認知症のリスクが減ります。また体のバランス感覚も維持でき、転倒リスクも減ります。
 
Q4 “ぶくぶくうがい”をしてから、“がらがらうがい”をすると効果的だ!【○】
:ぶくぶくうがいは、主にお口の中を清潔にするために行い、ガラガラうがいは、主に風邪や感染症を予防するために行います。
ガラガラうがいから始めてしまうと、お口に溜まった細菌やウイルスをのどの奥へ押し流してしまうことがあります…。
 
Q5 歯ブラシは1つのコップに家族全員分保管しても良い。→【✖︎】
A:歯ブラシの保管に3つのNGがあります。
①濡れたまま保管する 
②ひとつのコップに複数の歯ブラシを入れる
③洗面台の棚や浴室に保管する
風通しの良い場所でブラシの毛先を上にして立てて保管しましょう!
 
さてみなさんは何問正解できましたか?
それぞれの問題の正解率は以下の通りでした。
Q1→33%  Q2→16.2%  Q3→83.5% Q4→81.1% Q5→97.3%でした!
 
そして全問正解率は4.1%という結果でした!
今年は参加されたみなさんに難しいねーなどとお声を頂きました。
 
お子さんの問題は小児歯科サイト「むし歯のない元気な子ども」カムカムイベントに載せてありますので是非合わせてごらんください!

歯科栄養士をめざして!

こんにちは。江南市すぎもと歯科の歯科助手・管理栄養士の佐久間です!
私は今「歯科栄養士」になるべく、養成スクールを受講させていただいています。

4回にわたるセミナーの内、2回が終了いたしました。

第1回では、「ドクターや衛生士さんと同じ景色を見ること」を学びました。
それぞれの立場から一緒の視点となって患者様を見ることで、今どのようなことを患者様に行なっているのかを理解することがとても重要であり、観察する大切さを学びました。

そして、ドクターや衛生士さんのアシスタントとして適切なサポートをさせていただき、患者様のお口の中の状態を把握できるように努めていきます!

第2回では、「お口や歯の構造や名前」を学びました。
歯科の専門用語だったり医院の共通用語があること改めて知ったので、これから少しずつ覚えていき身につけたいと思います。

そして、名前を覚えることでドクターや衛生士さんとの連携がスムーズに行うことができるように行動していきます!

また、特に印象に残ったことは、患者様お一人お一人のお口の状態が異なっているので、それぞれに適したお口の状態に合わせた食事を提案させていただきながら、それぞれの生活習慣やニーズに合った食事を提案することがとっても大切で、患者様のお口の状態を理解することが健康な生活を送る第一歩につながるということが分かりました。

引き続き知識を深め、皆さんの栄養に関する相談の窓口となり、安心して通っていただけるように日々精進していきます!

最後に、今回のセミナーを受講させていただいた院長をはじめとするスタッフの皆様ありがとうございました。
あと2回も頑張ります!

健康なお口は5月病予防にも!

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。

新生活がスタートしたと思ったら、もう5月半ばとなりました。多くの方が新しい環境に慣れてきたのではないでしょうか。

はりきって毎日を過ごしているうちは、からだに溜まった疲れを感じにくいものです。
ですが、だんだん落ち着いてきた頃に、溜まっていた疲れがどっと押し寄せてきます。
それが『五月病』といわれているものですね。
そんな五月病はお口の健康にも大きく影響しています。

①歯周病
五月病は歯周病という歯科の大きな問題とも深い関係があります。
それは、食欲不振になったり倦怠感におそわれたりする時期には、体の抵抗力も落ちています。

体調が優れない時は唾液の分泌も少なくなり、それに伴い歯の再石灰化や洗浄作用といった機能が低下してしまいます。
歯周病は細菌の感染によって引き起こされる病気ですから、からだが弱っているこの時期に感染も進みやすくなってしまいます。

②歯ぎしり
五月病による体調不良は、自律神経の乱れが関係しているといわれ、自律神経が乱れると私たちはストレスを感じやすくなります。
そのストレスによる症状のひとつが「歯ぎしり」です。

歯ぎしりによって健康的な歯が一時的に横方向に揺らされてしまった場合、歯に負担がかかってダメージを与えてしまいます。
ストレスで神経も過敏な状態になるので、痛みを生じる場合も考えられます。

③食いしばり
人はストレスをうけると無意識に歯を噛みしめてしまうことがあります。
特に睡眠中に多くなります。
寝ている間の長時間にわたって歯に過剰な力が加わることで、噛み合わせが悪くなる上に、エナメル質が摩耗されて知覚過敏を引き起こしてしまう場合もあります。
さらに噛み合わせが悪くなると、そのせいでまたストレスを招くという悪循環に陥ることも少なくありません。

④黄ばみ・汚れ付着
ストレスで唾液の分泌量が低下すると歯の色にも悪影響を及ぼすことがあります。
唾液の力が弱まることで口腔内の洗浄作用が低下し、細菌が増殖するので歯の表面に汚れが付着しやすくなるのです。

では五月病のダメージをうけない健康な口腔環境をつくるためにはどうすればよいでしょうか。

*よく噛んで食べる
口腔内の洗浄作用に大きく影響するのは唾液です。
よく噛んで食べることによって唾液の分泌を促進することができます。
ストレスが溜まると早食いになりがちです。
食事の時間はしっかり確保しゆっくりとよく噛んで食べましょう。

*自律神経を整える
からだをあたため新陳代謝を上げ副交感神経が優位になる時間をつくりましょう。

*丁寧な歯磨き、定期検診へ
毎日丁寧な歯磨きをし、フロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間のケアも行っていきましょう。
また定期的に歯科医院でクリーニングをうけましょう。

健康的な生活を送り、疲れを溜めないよう休日はゆっくり休み気持ちを切り替えていきましょう!
*イラスト西日本新聞2017 5/13朝刊より

グラグラ乳歯の対処法

 

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すぎもと歯科

Tel.0587-54-0348

〒483-8334 愛知県江南市前飛保町緑ヶ丘290

院長 : 杉本 英之

初めての方、急患は予約外でも受けていますが
歯科医師・スタッフの都合もありますので必ず
お電話の上ご来院ください

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  時間帯
午前 9:00~12:00
午後 3:00~6:30

休診日 木曜・日曜・祝日
土曜日の午後は2:00~4:30

はじめての方・矯正相談は必ずお電話の上ご来院ください。

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