歯科衛生士のブログ

ブログ 歯科衛生士のページ 知っておきたい歯の話

手足口病の流行に注意!

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。

毎日全国で猛暑というニュースや時折ゲリラ豪雨になったりと天気が安定しませんね。
変動する天気に身体が慣れず体調を崩されていませんか?

現在、熱中症の疑いで診察を受けた結果、コロナの陽性が判明する患者さんが増えているとききます。さらに、子どもを中心に流行する手足口病も急速に増加し警報レベルとなっています。

手足口病とは名前な通り手のひら、足の裏、口の中に小さな水ぶくれのできる病気ですが、

今流行しているものはウイルスが強く、膝の裏や肘、お尻にも赤いブツブツや水疱が見られ、まさに『手足口膝肘尻病』といわれるようになりました。

一般的な経過では、3〜5日の潜伏期をおいて、2〜3㎜の小さな水疱が現れ、口の中では粘膜や唇の内側、舌にも発疹がでます。

口の中の痛みが強くて食べ物が食べられなくなり脱水を起こす場合もあるため、水分不足にならないようにこまめに水分を補給することが最も重要です。

口の中の痛みに対しては、柔らかく薄味で刺激の少ない食べ物、飲み物をとるようにしましょう。
喉越しがよく冷たいものが摂りやすいので、冷めたスープや冷めたおじや、ゼリーやアイスクリームなど、食べられるものを摂ってくださいね。

また、手足口病にはワクチンがなく、特異的治療法もありませんので、感染しないよう予防に心がけることが大切です。

感染経路としては咳やくしゃみによる飛沫感染、ウイルスのついた手で触れた物品を介する接触感染などがあります。

感染予防対策としては、

・手洗いを励行すること。
コロナと違いアルコール消毒は効きづらいとされているため、アルコールでの手指消毒だけでは不十分です。
帰宅後や食事前、トイレの後などは石鹸で手を洗うようにしましょう。

手洗いをするときは、洗い残しが多い指先や指の間なども丁寧に洗い、しっかりと洗い流すことが大切です。
また便からもウイルスが排出されるため、おむつ交換後も忘れずに手を洗うようにしてください。

・感染者との密接な接触やタオル等の共用を避けましょう。

・マスクの着用も対策のひとつですが、熱中症などに気をつけて着用してくださいね。

・規則正しい生活を送る
バランスのとれた食事や適度な運動、十分な睡眠など、規則正しい生活を送ると免疫力が高まり、感染予防につながります。

どれだけ感染対策をしていても集団生活を送っていたり、兄弟がいたりするとかかってしまうこともあるかと思います。
コロナも手足口病も飛沫感染が経路としてあげられますので、熱がなくても人にうつさないための行動をしていきましょう。

お口からの健康のために

こんにちは。江南市すぎもと歯科の歯科助手・栄養士の水野です!
4回にわたる「歯科栄養士」になるための養成スクールが先月終了しました!

3回では「カウンセリングの基礎」について学びました!

小さいお子さんに対する言葉のかけ方や何が必要かを親御さんに分かりやすく伝えるにはどうすれば良いかなど、歯科衛生士としての働き方について詳しく知ることができました。年齢に合わせた声のかけ方や喋り方など、これからの仕事で今まで以上に意識して皆様と接していきたいと思います(Ü)

4回ではお口の中の状態と栄養の結び付きについて学びました!

皆さんは「オーラルフレイル」をご存知ですか?オーラルフレイルとは簡単に言うと噛む力の低下やお口の乾燥など、お口の機能が低下してしまう事です。

ただお口の機能が低下するだけでなく、ご飯を食べる事が出来なくなって低栄養に繋がり、将来的にサルコペニア・要介護のリスクが2になってしまいます🙀

お口の中のケアをしっかりと行い、自分の歯でご飯をしっかりと食べてより長く健康でいられるようにしましょう♪

長いようであっという間の2ヶ月間でしたがとても有意義な時間を頂くことができました。

もっと沢山歯科栄養士としての知識を増やしていき、皆様のお口の中のサポートができるようになりたいです♪♪

よろしくお願い致します!

ペットボトル症候群にも注意!

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士・口栄士の戸谷です。
暑い夏、近年増加の熱中症対策の予防の為にも十分な水分補給はとても重要なことですね。

前回のブログ、夏の飲み物の糖分量に注意!と関連し、今回は『ペットボトル症候群』について、歯科の観点もふまえてお伝えしたいと思います。
皆さんは『ペットボトル症候群』という言葉は聞いたことありますか?

脱水症候が起こらないようにと、スポーツドリンクやジュースや甘い炭酸飲料等を含むソフトドリンクを大量に飲んだりすることで起きる急性の糖尿病のことをいいます。

のどが渇いた際にソフトドリンクを飲むと、飲料の糖によって血糖値が上がり、またのどが渇き、また何か飲みたくなるのでソフトドリンクを飲む…を繰り返すことで悪循環を引き起こし高血糖症状が引き起こされます。

これにより、激しいのどの渇き、尿量の増加、倦怠感、イライラする、腹痛や嘔吐などの症状が現れ糖尿病と診断されていなくても突然発症することもあります。

そしてソフトドリンクばかり何回も飲んでいる状態は、おやつなど食べ物をちょこちょこ食べているのと同じで、むし歯になりやすいお口の環境をつくってしまっています。

ちょこちょこ食べをしていると、お口の環境が酸性に傾き、その酸によって溶け出し、唾液が歯を再石灰化する時間がとれず、むし歯になりやすい状態をつくるのです。

では、のどが渇いた時何を飲めば良いのでしょうか?
日常の水分補給は糖分が含まれない水かお茶をこまめに飲むのが良いでしょう。
お茶にカフェインが含まれていると利尿作用で水分が体外に出されてしまうので、麦茶などが理想的です。

しかしここで注意が必要なことがあります
それは直接口をつけて飲むと菌が入り込みます。
炎天下の車や室内に放置したものは時間とともに腐敗していくので、また飲むことはしないようにしましょう

出典https://news.livedoor.com/article/detail/22393355/

繁殖しやすいのは気温30℃前後といわれているため、特にご注意ください!
直接口をつけないでコップなどに移したり、早めに飲み切るようにし、車中や持ち歩きの時には注意が必要ですね。

上手に水分補給をし暑い夏を乗り切りましょう!

夏☆飲み物の糖分量に注意!

皆さんこんにちは!
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の森です!!

日差しが強く気温の高い日が続いていますね。テレビなどでも熱中症予防のために水分補給を!と呼びかけられています。
水分補給が大事なこの時期だからこそ、飲み物が歯に与える影響を知ることはとても大切です。

毎年すぎもと歯科では、飲み物に入っている砂糖の量を待合室に掲示しています。

皆さん飲み物に含まれる砂糖の量を改めて見ると、とてもびっくりされて興味関心を持って下さっています!!

糖質の摂りすぎによる高血糖状態が続くと、虫歯だけではなく、歯を支えている周りの組織を弱くし歯周病を発生させる要因になる可能性があるとも言われています。
代表的なものは糖尿病です。

歯周病と糖尿病はお互いに悪い影響を及ぼします

 

糖尿病をお持ちの方では歯周病が悪化しやすく、歯周病あると糖尿病の血糖コントロールが難しくなることがわかっています。

「世界保険機構(WHO)では成人の1日あたりの砂糖摂取量は25g程度までが望ましい」と発表しています。

それを踏まえて改めて考えみると、ジュースに含まれる砂糖の量にはとても驚かされますね。

ただ、スポーツドリンクも多くの砂糖が入ってはいますが、熱中症や発熱等の緊急時にはとても重要なものになります。

日常的ににスポーツドリンクを飲むのではなく、普段はお水やお茶で水分補給を行い、スポーツドリンクは必要な時に飲むという習慣にされると良いですね。

砂糖の入った飲みものやジュースを飲んだあとはうがいをしたり、キシリトール100%のガムを噛んで唾液の分泌を促すと良いのでご参考になさって下さい。

上手に水分補給をして暑い夏を元気に乗り切りましょう!!

自覚がないまま進行する歯周病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯と口の健康クイズ*回答解説

皆さん、こんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です!

すぎもと歯科では6/1から6/10まで『歯と口の健康週間』のイベントを開催し、来院された皆さまにお口の健康に関するクイズに挑戦していただきました。

今回は問題解答と解説についてお話しをします。○✖︎クイズになりますが、ぜひ挑戦してみてください!

=====================
Q1 歯周病の最も感染しやすい時期は14歳から20歳である。
Q2 歯ブラシは3週間使い続けると細菌の数がトイレの水の8倍になる。
Q3 歯が多く残っていれば将来介護リスクが減り安心だ!
Q “ぶくぶくうがい”をしてから、“がらがらうがい”をすると効果的だ!
Q5 歯ブラシは1つのコップに家族全員分保管しても良い。
=====================
 
では解答と解説です!
Q1 歯周病の最も感染しやすい時期は14歳から20歳である。→【○】
:歯周病菌はほとんどが酸素のないところでないと生きていけない菌であり、歯肉溝が浅い歯周組織の幼・少年期の口腔内に定着する可能性は低く、思春期以降に口腔常在菌となる可能性が高いといわれています。
この時期から予防していくことが重要です!
 
Q2 歯ブラシは3週間使い続けると細菌の数がトイレの水の8倍になる。【✖︎】
:3週間使用した歯ブラシには100万個の細菌が付いているといわれています。
これは、トイレの水の80倍の細菌とほぼ同じです。
1ヶ月の1度は歯ブラシを交換するようにしましょう!
 
Q3 歯が多く残っていれば将来介護リスクが減り安心だ!→
:歯の本数と健康寿命には深い関わりがあります。
歯が多く残っていればしっかりと噛めるので、脳が活性化され認知症のリスクが減ります。また体のバランス感覚も維持でき、転倒リスクも減ります。
 
Q4 “ぶくぶくうがい”をしてから、“がらがらうがい”をすると効果的だ!【○】
:ぶくぶくうがいは、主にお口の中を清潔にするために行い、ガラガラうがいは、主に風邪や感染症を予防するために行います。
ガラガラうがいから始めてしまうと、お口に溜まった細菌やウイルスをのどの奥へ押し流してしまうことがあります…。
 
Q5 歯ブラシは1つのコップに家族全員分保管しても良い。→【✖︎】
A:歯ブラシの保管に3つのNGがあります。
①濡れたまま保管する 
②ひとつのコップに複数の歯ブラシを入れる
③洗面台の棚や浴室に保管する
風通しの良い場所でブラシの毛先を上にして立てて保管しましょう!
 
さてみなさんは何問正解できましたか?
それぞれの問題の正解率は以下の通りでした。
Q1→33%  Q2→16.2%  Q3→83.5% Q4→81.1% Q5→97.3%でした!
 
そして全問正解率は4.1%という結果でした!
今年は参加されたみなさんに難しいねーなどとお声を頂きました。
 
お子さんの問題は小児歯科サイト「むし歯のない元気な子ども」カムカムイベントに載せてありますので是非合わせてごらんください!

歯科栄養士をめざして!

こんにちは。江南市すぎもと歯科の歯科助手・管理栄養士の佐久間です!
私は今「歯科栄養士」になるべく、養成スクールを受講させていただいています。

4回にわたるセミナーの内、2回が終了いたしました。

第1回では、「ドクターや衛生士さんと同じ景色を見ること」を学びました。
それぞれの立場から一緒の視点となって患者様を見ることで、今どのようなことを患者様に行なっているのかを理解することがとても重要であり、観察する大切さを学びました。

そして、ドクターや衛生士さんのアシスタントとして適切なサポートをさせていただき、患者様のお口の中の状態を把握できるように努めていきます!

第2回では、「お口や歯の構造や名前」を学びました。
歯科の専門用語だったり医院の共通用語があること改めて知ったので、これから少しずつ覚えていき身につけたいと思います。

そして、名前を覚えることでドクターや衛生士さんとの連携がスムーズに行うことができるように行動していきます!

また、特に印象に残ったことは、患者様お一人お一人のお口の状態が異なっているので、それぞれに適したお口の状態に合わせた食事を提案させていただきながら、それぞれの生活習慣やニーズに合った食事を提案することがとっても大切で、患者様のお口の状態を理解することが健康な生活を送る第一歩につながるということが分かりました。

引き続き知識を深め、皆さんの栄養に関する相談の窓口となり、安心して通っていただけるように日々精進していきます!

最後に、今回のセミナーを受講させていただいた院長をはじめとするスタッフの皆様ありがとうございました。
あと2回も頑張ります!

健康なお口は5月病予防にも!

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。

新生活がスタートしたと思ったら、もう5月半ばとなりました。多くの方が新しい環境に慣れてきたのではないでしょうか。

はりきって毎日を過ごしているうちは、からだに溜まった疲れを感じにくいものです。
ですが、だんだん落ち着いてきた頃に、溜まっていた疲れがどっと押し寄せてきます。
それが『五月病』といわれているものですね。
そんな五月病はお口の健康にも大きく影響しています。

①歯周病
五月病は歯周病という歯科の大きな問題とも深い関係があります。
それは、食欲不振になったり倦怠感におそわれたりする時期には、体の抵抗力も落ちています。

体調が優れない時は唾液の分泌も少なくなり、それに伴い歯の再石灰化や洗浄作用といった機能が低下してしまいます。
歯周病は細菌の感染によって引き起こされる病気ですから、からだが弱っているこの時期に感染も進みやすくなってしまいます。

②歯ぎしり
五月病による体調不良は、自律神経の乱れが関係しているといわれ、自律神経が乱れると私たちはストレスを感じやすくなります。
そのストレスによる症状のひとつが「歯ぎしり」です。

歯ぎしりによって健康的な歯が一時的に横方向に揺らされてしまった場合、歯に負担がかかってダメージを与えてしまいます。
ストレスで神経も過敏な状態になるので、痛みを生じる場合も考えられます。

③食いしばり
人はストレスをうけると無意識に歯を噛みしめてしまうことがあります。
特に睡眠中に多くなります。
寝ている間の長時間にわたって歯に過剰な力が加わることで、噛み合わせが悪くなる上に、エナメル質が摩耗されて知覚過敏を引き起こしてしまう場合もあります。
さらに噛み合わせが悪くなると、そのせいでまたストレスを招くという悪循環に陥ることも少なくありません。

④黄ばみ・汚れ付着
ストレスで唾液の分泌量が低下すると歯の色にも悪影響を及ぼすことがあります。
唾液の力が弱まることで口腔内の洗浄作用が低下し、細菌が増殖するので歯の表面に汚れが付着しやすくなるのです。

では五月病のダメージをうけない健康な口腔環境をつくるためにはどうすればよいでしょうか。

*よく噛んで食べる
口腔内の洗浄作用に大きく影響するのは唾液です。
よく噛んで食べることによって唾液の分泌を促進することができます。
ストレスが溜まると早食いになりがちです。
食事の時間はしっかり確保しゆっくりとよく噛んで食べましょう。

*自律神経を整える
からだをあたため新陳代謝を上げ副交感神経が優位になる時間をつくりましょう。

*丁寧な歯磨き、定期検診へ
毎日丁寧な歯磨きをし、フロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間のケアも行っていきましょう。
また定期的に歯科医院でクリーニングをうけましょう。

健康的な生活を送り、疲れを溜めないよう休日はゆっくり休み気持ちを切り替えていきましょう!
*イラスト西日本新聞2017 5/13朝刊より

グラグラ乳歯の対処法

 

歯は鉄より硬いってホント!

花粉症で歯が痛む?・・

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。暖かくなり、桜の開花予想日にも近づいたかと思えば、時折冷たい強い風が吹きつけ、服装にも悩む時期ですね。
そんな春とともに、『花粉症』に悩まれる方も多いのではないでしょうか?
花粉症になると、歯がムズムズする、歯が浮いたような感じがするなどなんらかの症状を訴える人もいます。

*花粉症で歯が痛くなる
花粉症は鼻の粘膜にアレルギー炎症が起こり、鼻水や鼻炎など鼻に症状をひき起こします。鼻に炎症が起こるだけでなく、稀に歯も痛くなったり、かゆくなったりと影響が波及されることがあり、それは鼻と歯の位置がとても近いことが関係します。

*花粉症で歯茎が痛くなる
歯だけでなく、歯茎の痛みを訴える方もいます。
花粉症になると体の免疫バランスが崩れ、鼻にある細胞が花粉を外に出すために鼻水が出るなど免疫防御機能を果たします。
お口の中も体の免疫を大きく影響受けます。
歯茎のような未組織はその影響で一時的に炎症を受けやすくなり、歯肉炎、歯周炎になりやすくなります。

*花粉症で歯がかゆい
花粉症になると副鼻腔炎や蓄膿など鼻に何らかの症状を訴える方が多いです。
その時、鼻と歯の間にある上顎洞が一過性の上顎洞炎になります。
上顎洞に近接している上の歯にその影響が及ぼされると歯がかゆい、むずかゆいといった症状が起こります。

*花粉症で口が渇く
花粉症の主な症状“鼻水・鼻づまり”はお口にとって一番の大敵です!
鼻がつまると鼻呼吸ができなくなり、口で呼吸することが多くなります。
すると、お口の中の水分が蒸発しやすくなって、口の中がカラカラに乾燥してしまいます。
また、花粉症のお薬には唾液の分泌を抑えてしまうものが多くあるため、お薬を飲むとさらに口の中は乾燥しやすくなります。
お口の中が乾燥していると唾液の自浄作用も十分に働かず細菌が繁殖しやすくなりますので、その結果歯の周りに歯垢(プラーク)がつきやすくなります。
その為いつもより歯周病になりやすいのです。
ただえさえ花粉症はつらいのに、口の中までつらくなりたくはないですよね。

対策として…
・唾液の分泌を促す
唾液は食べ物の消化吸収を助けるだけでなく、歯や歯肉を細菌から守る働きもあります。
もし花粉症で口呼吸になってしまう場合はキシリトールガムを噛んだり、唾液腺マッサージで唾液の分泌を促し、水分をこまめに摂るようにしましょう。

・丁寧な歯磨きをしましょう
歯磨きの癖や磨き残しやすい場所があれば、知らぬ間に歯垢がこびりついてしまいます。
そうするとハブラシを軽く当てるだけではなかなか落とせなくなることもあります。
デンタルフロスや歯間ブラシも使用し、いつも以上に丁寧に磨きましょう。

鼻がつまっている時のクリーニングに心配を感じる患者さんも多くいらっしゃいますが、こまめな休憩やチェアの角度調整など、快適なクリーニング時間を過ごしてもらえるよう心を込めてケアさせて頂きますので安心してください。
つらい花粉症の時期でも、お口の中は快適に過ごせるよう私たちにお手伝いさせていただけたら嬉しいです。

仮歯の放置は後悔します!

 

歯石は単なる汚れにあらず!

毎月22日は禁煙の日!

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
秋がなく、いきなり冬が訪れ皆さん体調は崩されていませんか?

11月は口腔がん予防啓発月間です、
今日は、生活習慣のなかで予防できる【たばこ】についてお話しします。
毎年5月31日は世界禁煙デーですが、毎月22日は『禁煙の日』でもあるのです。

たばこには様々なリスクがあり「たばこは害だ」「たばこは身体に良くない」ということは誰でも知っていると思いますが、どのような害があるのかを理解する必要があります。

たばこの煙の中には約4000種類の化学物質が含まれ、そのうち約200種類が有害物質で発がん物質が約70種類といわれています。

たばこの煙が最初に通過する口は、喫煙の悪影響を直に受けます
たばこの三大有害物質は、「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」です。
ニコチンは依存性が高く、禁煙しようと思ってもなかなかやめられないのはこれが原因です。
タールはいわゆる「ヤニ」で強い発がん性があります。

また、たばこは一酸化炭素が発生し、一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと非常に強く結びつきます。
普通ならヘモグロビンは酸素と結びついて体内に酸素を運搬する働きをするのですが、一酸化炭素と結びつくと体への酸素供給が妨げられます。

では、このように身体に様々な害があるタバコの口腔内への影響はどんなものがあるでしょうか?

1.口臭
喫煙は口臭の主な原因となります。
タバコの成分が口腔内に留まり、悪臭の原因物質を生成します。

2.歯の変色
タバコに含まれるニコチンやタールは歯の表面に付着し、徐々に黄ばみや茶色の変色を引き起こします。

3.歯周病
ニコチンや一酸化炭素の影響で血行不良・免疫力の低下が起こり歯周病を進行させやすくなります。
また抵抗力が落ちさらに傷を治そうとする組織の働きが抑制されて、歯周病の治療をしても非喫煙者に比べて治りが悪く、再発リスクも高くなります。

4.口内炎
タバコの煙は粘膜を刺激し、口内炎の発生を促します。また喫煙によって治癒が遅れることもあります。

5.口腔がん
喫煙は口腔がんの主要なリスク要因です。タバコに含まれる化学物質が口腔組織に損傷を与え、がんの発発生を引き起こす可能性があります。

6.歯周組織の損失
喫煙は歯周組織の血行を悪化させ、酸素や栄養素の供給を阻害します。結果として歯周組織の炎症や感染の回復が遅れ、歯周組織の損失や歯の支持組織の破壊が進行する可能性があります。

7.口腔乾燥
喫煙は唾液の分泌を減少させ、口腔乾燥を引き起こすことがあります。口腔乾燥は口腔内のバランスを乱し、虫歯や口内炎のリスクを高めます。

8.傷口の治癒遅延
タバコの成分が血管を収縮させ、酸素や栄養素の供給を妨げます。これにより、抜歯後や口腔手術後の傷口の治癒が遅くなる可能性があります。

9.口腔感染症のリスク増加
喫煙は免疫機能を抑制するため、口腔内の細菌や真菌の感染リスクを高めることがあります。口内のバランスが崩れると、口腔トラブルや感染者の発生が増加する可能性があります。

どうですか?思っていた以上に喫煙は影響を及ぼしますよね。
喫煙の影響を軽減するためには、禁煙が最も効果的です。

努力してしっかり禁煙すると比較的早期に影響がでてきます。歯ぐきの血液量は増えていき、禁煙1年後ぐらいから歯の喪失リスクは低下し始め、10年以上経つと非喫煙者とほぼ同じレベルまで回復します。

手術を伴う歯周治療の治癒経過も非喫煙者とほとんど差がなくなります。
お口にトラブルがおきてからでは遅いです。予防や早期発見につなげるためにも、日頃から定期的に検診をおすすめします。

11月8日は「いい歯の日」です

皆さんこんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の高野です。
寒暖差の激しい日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

118は語呂合わせでの日」です

すぎもと歯科ではご来院の皆さんにキシリトール100%ガムをプレゼントしています!
ではどうして、「いい歯の日」ガムなのでしょうか?

弥生時代は1回の食事で嚙む回数はおよそ3990回、それに対し現代はおよそ620回だそうです!
なんと6分の1にまで減っています。

健康維持のために・いい歯のために、家族そろって食事の際には“噛む”ことを意識してみましょう!
ガムを噛むことには沢山のメリットがありますので、ご紹介していきます!

むし歯・歯周病を予防します

ガムを噛んでお口をモグモグ動かすことは唾液腺を刺激し唾液の分泌を促進します。
“唾液”は、お口の中を清潔に保つために大活躍しています。唾液には食べかすを洗い流す「浄化作用」や、食後に酸性に傾いたお口のなかを中性に戻し酸が歯を溶かすことを防ぐ「緩衝作用」、そして細菌の増殖を防ぐ「抗菌作用」などがあります。

このようにガムを噛むことは、お口の中の衛生環境を維持し・むし歯や歯周病を予防することにつながるのです。

脳の発達・認知症予防になります!
噛むことで脳への血流がアップして、脳が活性化します。そのため集中力や判断力が高まります。
良く噛むことは、脳の発達・認知症予防につながります。

顎の成長発育を促し、歯並びを良くします
噛むことは お口の周りの筋肉を動かすので 顎の発達を促して、顔の輪郭や歯並びをよくする効果があります。
いつも同じ側でばかり噛んだりしないようバランスよく噛みましょう!

様々な年代の方に良いことが沢山ありますので、是非この機会にご家族でガムを噛んでみてください!
但し、ガムなら何でも良いというわけではありません!甘味料にキシリトールを100%使用した歯科専用のガムをお勧めします!
キシリトールはカルシウムと結合する性質があるため歯の修復(再石灰化)を助けます。

キシリトールは砂糖と同程度の甘さがありながら、むし歯菌のエサになりません!
通常むし歯菌は糖分を分解して酸を作り、その酸が歯を溶かすことでむし歯になります。

甘いのにむし歯の原因にならないキシリトール100%ガムを上手に取り入れて「いい歯」を大切にしていきましょう!!

 

バックナンバー

すぎもと歯科

Tel.0587-54-0348

〒483-8334 愛知県江南市前飛保町緑ヶ丘290

院長 : 杉本 英之

初めての方、急患は予約外でも受けていますが
歯科医師・スタッフの都合もありますので必ず
お電話の上ご来院ください

周辺地図

すぎもと歯科 外観

  時間帯
午前 9:00~12:00
午後 3:00~6:30

休診日 木曜・日曜・祝日
土曜日の午後は2:00~4:30

はじめての方・矯正相談は必ずお電話の上ご来院ください。

トップへ戻る