皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
酷暑日が続き、皆さん夏バテしていませんか?
今回はペットボトル症候群との健康リスクについてご紹介いたします。
暑い季節になるとペットボトルの清涼飲料水やスポーツドリンクを頻繁に飲む方も多いのではないでしょうか。
こまめな水分補給は熱中症予防に欠かせませんが、飲み物の選び方や飲み方によっては思わぬ健康トラブルを招くこともあります

ペットボトル症候群とは
糖分の多い清涼飲料水を日常的に飲み続けることによっておこる急性糖尿病のことです。
特に10代から30代の若い世代に多く、ペットボトル飲料を1日2〜3本以上飲む生活を続けることで血糖値が異常に上昇し倦怠感・頻尿・のどの渇きなどの症状がでます。
原因となるのは清涼飲料水に含まれる糖分です。
炭酸飲料、果汁飲料、エナジードリンクなどはもちろんスポーツドリンクも想像以上にに糖分を含んでいます。
他にどんなことが起こるのか…

⚫︎むし歯との関係
糖分を含む飲料をだらだら飲み続けると、むし歯のリスクが急激に高まります。
むし歯菌は糖を栄養源として酸をつくり歯の表面を溶かしていくため、飲み物の中に糖分が多いと口内が常にむし歯をつくりやすい環境になってしまいます。
特にペットボトル飲料を口に含んでチビチビ飲む、寝る前に飲むなどの習慣がある方は要注意です
頻繁な糖の摂取がむし歯の発症や進行に大きく関わってきます。
むし歯予防の観点からも糖分を含む飲料は時間を決めて飲み、ダラダラ飲みを避けましょう。

⚫︎酸蝕症のリスク
酸蝕症は酸性の飲食物によって歯のエナメル質が溶かされる症状で、むし歯とは別のメカニズムで歯を傷めるトラブルです。
炭酸飲料、スポーツドリンク、果汁ジュースなど酸性度が高い飲み物を頻繁に摂取すると歯の表面がじわじわと侵食され知覚過敏や見た目の変色などの不具合を引き起こします。
さらに酸蝕症の怖い点は自覚症状が少なく、気づかないうちに歯が薄く弱くなりトラブルが発覚したときには治療が必要な状態に進行していることも珍しくありません。

ではどうすれば防げるのでしょうか❔
ペットボトル症候群や歯のトラブルを防ぐには、まず飲み物の選び方と飲み方を見直すことが重要です。
*日常的な水分補給は水や麦茶を選ぶ
*スポーツドリンクは運動後や汗を大量にかいた時だけにする
*飲んだ後は水やお茶で口をすすぐ
*就寝前よ清涼飲料水の摂取は避ける
*定期的に歯科検診をうけ、むし歯や酸蝕症を早期発見する
小さいお子さんや高齢者の方は自分で体調管理が難しい為、周囲の大人がサポートしてあげることも大切です。
健康に良いと思っていた飲み物が実はリスクを高めていた…ということがないよう賢く水分補給をしながらお口の健康を守っていきましょう!

