こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の林です。
日中はとても過ごしやすい気候になってきましたね。
一日の寒暖差が大きく身体に疲れが出やすい時期ですので、体調管理には十分お気をつけください。
さて、先日消防署にお邪魔して小児の窒息対応について学んできました。
すぎもと歯科では、もぐもぐ教室でBLW離乳食についてお話させていただいています。
ペースト状のものをスプーンで与える 日本で主流の離乳食の方法と比較をすると、赤ちゃん主導のBLW離乳食のほうが窒息のリスクが低いということが海外の研究で分かっています❣
ですが、やはり初めてBLW離乳食のお話を聞くと皆さん窒息しないかどうかをまず心配されます。
また、窒息は離乳食のときだけでなく、様々なものに興味がある小さいお子さんは いろんなものを口に入れてしまうので 日常生活を送る上でも窒息対応を知っている必要があります★
そこで「もぐもぐ教室」でも実際に小さいお子さんの窒息対応についてお話をさせていただいていますが、一度救命救急のプロの方から正しい窒息対応を学びたいと思い、今回受講させていただきました。
赤ちゃんが食事をとっている時に窒息と混同しやすい反射があります。
主に食べ物を奥まで入れすぎたことによる咽頭反射と、むせる咳反射です。
赤ちゃんが咳をしていると、食べ物をつまらせたのかと思い背中を叩いたりしてしまいがちですが、自分で咳をしっかりとしているうちは保護者は見守るだけにして できるだけ咳を続けさせることが重要だそうです‼
どんな窒息の対応よりも ,咳が異物の除去に最も効果的と教えていただきました。
咽頭反射や咳反射を通して 安全な食べ方を赤ちゃん自身が学んでいけるのがBLW離乳食です
今回詳しく学んだ窒息対応を人形を使いながら「もぐもぐ教室」でもお伝えをし、実際に「もぐもぐ教室」にご参加いただいたお父さんお母さん方にも人形を使って練習をしていただけたらと思っております。
いざというときに行動できるように、正しく知って 普段から備えておきましょう!!