皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
寒さも厳しくなり、また年末へと慌ただしい時期になりましたね。
無意識に身体がこわがったり、ストレスを感じたりしてくいしばりをしてしまってませんか?
時としてそのくいしばりは歯に影響をもたらしてしまいます。
★歯ぎしりやくいしばりで起こる症状としては
*歯がすり減る、欠ける、割れる
*顎が痛む(顎関節症)
*歯がしみる(知覚過敏)
*歯周病の進行を早くする
*肩がこる
*偏頭痛が起こる
があります。
ではどれくらい歯と歯が接触する時間があるのでしょうか?
実は会話をしたり、食事をしても接触時間は1日のおよそ17分ほどしかありません。
くいしばりや歯ぎしりをすると歯や顎に負担がかかってきます。
しかし、大人だけでなく子供にも歯ぎしりがみられますが、子供の歯ぎしりはストレスではなく、寝ている間に無意識に噛み合わせているのです。
この歯ぎしりは噛み合わせのバランスを調整しながら永久歯が生えてくる為のスペースを確保するためのものなので成長のあかしです。
★では歯ぎしりをどのように予防すれば良いのか
*マウスピースをつくる・・・個人の歯型に合わせてつくります
*自己暗示療法・・・癖がついてしまっているので上下の歯と歯をぶつけないよう意識をしていきます。そうすることで歯の消耗を軽減できる可能性があります。
*口のまわりをマッサージする・・・口のまわりの筋肉が凝ってしまっているのでマッサージをして筋肉をリラックスさせます
まずは自分がくいしばっていないか意識することからはじめてはいかがでしょうか。