こんにちは 江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本です。
11月8日は「いい歯の日」です!
かつては、虫歯が多かった(多い)お母さん、あるいは歯周病を持つお母さんのお子さんはむし歯が多い!というのが普通でした。
それは離乳食が始まった際に、お母さんが食べ物をスプーンなどで取ったあと、熱さなどを確かめるために自分自身の口に一度触れてから子供の口に運んでいたりして、お母さんの口の中にいる虫歯の原因菌や歯周病菌に感染したためです。
昔は ”遺伝だからしょうがない・・”などと言われたものですが、そうではなく母子感染が原因です
もともと生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、細菌はいません。
それがいろいろな経路を経て、口の中に細菌が住み着いてしまうのです
むし歯の原因菌であるミュータンス菌は、歯の表面にしかとどまれません。
ですから歯が生える前でしたら、たとえ感染したとしても住み着く場所がなく、すぐに出ていってしまいます。
ところが生後6ヶ月頃になって、歯が生えてからこの菌に感染すると、歯の表面に付着し一生口の中に住みつづけます。
最も感染しやすいのは19ヶ月から31ヶ月の間で「感染の窓」と言われる時期です。
この菌は、他の細菌と一緒になってネバネバとした「バイオフィルム」といわれる細菌膜を形成するため、簡単には取り除くことが難しい状態で付着することも多いのが特徴です。
可愛い我が子をむし歯から守り、かがやくような白い歯いい歯をいつまでも保つために必要なこと!
それは、お子さんとのスキンシップに距離を置くことではありません!
まずは、お母さんや身近でお子さんのお世話をする方が、お口の細菌をチェックし清潔で健康なお口にしておくことが何より大事なのです!
これからお母さんになられる方も、そして生まれたばかりの赤ちゃんをお持ちの方で、むし歯の経験が多かった方・口腔内の菌の状態を調べたことのない方は、菌のチェックをお受けになられることをおすすめします。
菌の検査はとても簡単にできます、詳しくは歯科衛生士にお気軽にお尋ねください
また、キシリトールガムを上手に摂ることで、予防を手助けすることができます!
キシリトールは虫歯の原因にならないだけでなく、虫歯の発症を抑制する効果があります。
1日2~3回、キシリトール100%(50%以下では効果がありません)のガム・タブレットなどを利用して、美味しい虫歯予防も試みてください☆.。
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