皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の葛島です。
最近は寒さが和らぎ日中は暖かい日もあり、春の訪れを少しずつ感じますね
さて、本日はお子さんの『指しゃぶり』についてお話をさせて頂きます。
お母さん方の悩みの一つである『指しゃぶり』。
いつからどのようにやめさせたらいいのか…
歯並びやかみ合わせに影響はないか…
お母さんの悩みは尽きないかと思います。
そこで今回から数回にわたり『指しゃぶり』について詳しくお話させていただきたいと思います。
ぜひ参考になさって下さい。
まず第一回目は「どうして指しゃぶりをするのか」がテーマです
そもそも子どもはなぜ指しゃぶりをするのでしょうか。
●乳児期の指しゃぶりは反射的・本能的な意味合いが多く、また指やおもちゃなどをなめたりしゃぶったりすることで、自分の意思で口や舌を動かす練習をしています。
この頃の指しゃぶりは問題に繋がるようなものではありませんので、成長の一つとして捉えてあげて下さい。
しかし「幼児期の指しゃぶり」は「乳児期の指しゃぶり」とは少し異なります!
●幼児期の指しゃぶりとしては、次のようなものが考えられます。
*赤ちゃんの頃の指しゃぶりが習癖化して、無意識に行なっている指しゃぶり。
*緊張したときやストレスのかかったときにセルフコントロールとして行なっている指しゃぶり。
*その他、環境不適応などが考えられ、注意が必要な指しゃぶり。
皆さんのお子さんはどれに当てはまりそうですか?
それぞれお子さんの『指しゃぶりの種類と理由』を見極めることが指しゃぶり卒業の近道となります。
お子さんの行動、心理をよく観察してみて下さい。
すぎもと歯科では、マタニティ歯科・赤ちゃん歯科について、母親教室も開催していきます。
ご来院の際は、些細なことでも結構ですので、気軽に歯科衛生士にお尋ね下さいね。
次回は「発達段階別の指しゃぶりの対処法」がテーマです。
いつからどのように指しゃぶりをやめさせていけばいいのかお悩みの方、ぜひご覧下さい