皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
前回に続き「おやつ」のおはなしです。
今回はおやつを与えるタイミング や 気をつけるポイントについてです。
時間と量をしっかりと決めましょう食事と同じく、おやつの時間も決めておきましょう。
幼児の場合には、朝食と昼食の間の10時頃、昼食と夕食の間の3時頃の2回をおやつタイムにするのが一般的です。
小学生になると学校や習い事で時間を決めるのは難しいものですね。
お子さんによって適量が異なるので、このタイミングであればどのくらいの量におさえていくのがいいか経験を積んで考えていきましょう。
ダラダラ食べはNG
長い時間なにかを食べているとお口の中が虫歯になりやすい酸性に傾くので、ダラダラ食べの習慣をつけないようにしましょう。
食べ始めてから数分経つと歯の表面は溶け始めますが、だ液に中和されて元に戻ります。これを再石灰化といいます。
ところが頻繁に食べものやジュースをお口に入れると、再石灰化する間もなく歯が溶けていき虫歯になってしまうのです。
甘い飲み物、甘い食べものの組み合わせにしないようにしましょう
炭酸飲料やジュース、イオン飲料は砂糖がたっぷり入っています。おやつの時間には、お水やお茶、牛乳を飲むよう心がけていきましょう。
おやつのあとにも歯磨きをしましょう
お菓子を食べた後にも歯磨きをする習慣をつけましょう。しかしできない場合も多いでしょう。
そういった時には、ぶくぶくうがいをするだけでもかまいません、おやつの最後はお水やお茶を飲んでお口に残ったものを洗い流すことを習慣にさせましょう。
しかし、寝る前はしっかりと歯磨きさせ、仕上げ磨きもして下さいね。
決して甘いものを食べてはいけないということではありませんが、甘いものがないと我慢できないお子さんには、キシリトール製品を上手に取り入れてみましょう!
気になることなどがあれば、お気軽にご相談してくださいね。