皆さん、こんにちは。 江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の葛島です。
クリスマスが終わり、もうすぐ令和最初のお正月を迎えますね!
お正月には、普段なかなか会えない親戚の方など、たくさんの人と会う機会があると思います。
そこで今日は『口臭』についてのお話です。
そもそも口臭は誰にでも必ずあるものですが、自分の口臭は自分では なかなか気付かないものです。
仮に自分の口臭がひどかったとしても、他人から指摘されることはほとんどないので、気付かない方も多いのではないでしょうか。
ひどい口臭が続くと人間関係に影響が出ることもあります。
まずは、口臭の種類にどのようなものがあるのかを知り、対策しましょう。
《口臭の種類》
●飲食.喫煙による一時的な口臭
●実際は口臭はない心因性口臭
実際には口臭がなくても、ストレスなどにより口臭があると思い込んでいる状態を心因性口臭といいます。
●誰にでも起こる生理的口臭
生理的口臭とは、健康な人でも時と場合によって起こる口臭のことです。主に唾液の減少が原因で起こります。
例:朝起きた時、お腹が空いている時、緊張状態にある時など
●病的口臭
病的口臭とは、歯周病やむし歯、歯ぐきに埋まっている親知らず、舌の上に厚くついている舌苔などが主な原因で起こります。 生理的口臭よりもニオイが強烈に出ることが特徴です。
《口臭の対策》
●生理的口臭の場合
口が渇気を感じたら、ガムを噛み唾液を出す、水やお茶を飲む、口をゆすぐ、といった対応をすると良いでしょう。ただ、生理的なものですので、あまり気にしすぎない!というのも大事な対策です。
●病的口臭の場合
やはり原因となっている病気の治療をすることです!
これは口臭対策というより、お口の健康そのものの問題として、できる限り早めに対処しなければなりません。
また、治療を終えた後も、定期的にプロケアを受けることが口臭予防に繋がります。全て治療を終えたからといって、歯科医院に通わなくなってしまうと、再びむし歯ができたり、歯石が付いてきてしまいます。
歯石も口臭の原因となります。日々の歯磨きを頑張っても、歯石が付いてしまったら歯ブラシで自ら落とすことは不可能です。
歯科医院で定期的に歯周病やむし歯のチェック、歯石取りを行い、健康なお口の環境を維持することがとても大切です。
口臭はきちんと治療をすれば改善されます。
悩んでないでどうぞご来院下さい。
口臭対策はもちろん、いつまでもお口の健康を守るためにも、ぜひ定期的に歯科医院を受診しましょう!!
これまで、定期的に歯科医院に行く という習慣のなかった方も、ぜひ新しい年をきっかけに定期検診を習慣にしませんか!
2019年も多くの皆さまにご来院頂き、ありがとうございました。
すぎもと歯科「歯科衛生士のブログ」は、来年も皆様のお口の健康に役立つ情報をお伝えしていきますので、どうぞ引き続きご覧下さい。
では、皆様 どうぞ良い年をお迎えください!
来年は1月4日(土)からです、2020もどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m