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健康のために唾液を増やそう!

皆さん、こんにちは。
江南市の歯医者・すぎもと歯科 歯科衛生士の葛島です。
初雪が降り寒さも厳しくなってきました。
今年も残りわずかとなりましたので、暖かくして寒さに負けず元気に過ごしたいですね。
そのためにもこの冬、ウイルス対策は欠かせません。

そこで今日は、お口の中から全身の健康を守るために大切な『唾液』についてお話していきます。
多くの人が日常的にマスクをするようになった今、マスクの内側が蒸れる一方で、お口の中は潤いが減りがちです。
〝潤い=唾液″
唾液には様々な働きがありますが、実は細菌やウイルスの侵入を防ぎ全身の健康を守る抗菌作用もあります。
しかし近年、
*人と話す回数が減って口を動かさなる・・・
*マスクが息苦しくなり、口呼吸になりがち・・・
*マスクをすることで水分補給の機会が減る・・・ などにより誰もが唾液が減るリスクが高くなりました!
唾液の量が減ってしまうと、もちろん細菌やウイルスから身体を守ってくれる抗菌物質も減ってしまいます。
唾液中の数ある抗菌物質の中で、今最も注目されているのがIgA(免疫グロブリンA)です
細菌やウイルスに対する守備範囲が広く、私たちの身体を守ってくれています。唾液中のIgA濃度が低いと、風邪をひきやすいというデータもあるくらいです。

そこで、この冬を元気に過ごすためにも【ラクに唾液を増やす方法】をご紹介していきます!
唾液の量を増やすには、噛む回数と時間がポイントです。
薄味で調理する→薄味だと脳が味を確かめようとして、噛む回数が増えます。
食材を大き目に切る→大きく切ることで、飲み込めるサイズになるまで必然的に噛む回数が増えます
加熱時間を工夫する→野菜であれば噛みごたえがあるのは生野菜です。一方で、魚やお肉は加熱すると硬くなり、長時間煮込んだりすれば柔らかくなります。素材に合わせて工夫してみて下さい。
噛みごたえのある食材を選ぶ→硬い食材はもちろん、繊維質の多い野菜や弾力のあるこんにゃく、油揚げなども噛む回数が増えます。おつまみにさきいかやたくあん、おやつにはドライフルーツなどもおすすめです。
ガムを噛む→噛み始めの一番美味しい時が唾液がたくさん出ます。味が薄くなっても、ずっと噛んでいられるので噛む回数が増え、長時間唾液を出し続けられます。
マスクをしながらでも噛めますし、キシリトール100%のガムならむし歯予防にも効果的です!

今日からぜひ、試してみて下さいね!
よく噛んでたくさん唾液を出し、元気に新年をお迎え下さい(*´∀`)

今回、全身の健康を守る唾液のお話をしましたが、もちろんお口の健康にも唾液はとても重要です。
すぎもと歯科では、歯の健康、歯ぐきの健康、お口の清潔度が一度に分かる唾液検査」を導入しています!
今後本格的に行う予定ですので、気になる方はお気軽にお声掛け下さいね(*^ω^*)

 

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