皆さんこんにちは!
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の森です!!
日差しが強く気温の高い日が続いていますね。テレビなどでも熱中症予防のために水分補給を!と呼びかけられています。
水分補給が大事なこの時期だからこそ、飲み物が歯に与える影響を知ることはとても大切です。
毎年すぎもと歯科では、飲み物に入っている砂糖の量を待合室に掲示しています。
皆さん飲み物に含まれる砂糖の量を改めて見ると、とてもびっくりされて興味関心を持って下さっています!!
糖質の摂りすぎによる高血糖状態が続くと、虫歯だけではなく、歯を支えている周りの組織を弱くし歯周病を発生させる要因になる可能性があるとも言われています。
代表的なものは糖尿病です。
歯周病と糖尿病はお互いに悪い影響を及ぼします。
糖尿病をお持ちの方では歯周病が悪化しやすく、歯周病があると糖尿病の血糖コントロールが難しくなることがわかっています。
「世界保険機構(WHO)では成人の1日あたりの砂糖摂取量は25g程度までが望ましい」と発表しています。
それを踏まえて改めて考えみると、ジュースに含まれる砂糖の量にはとても驚かされますね。
ただ、スポーツドリンクも多くの砂糖が入ってはいますが、熱中症や発熱等の緊急時にはとても重要なものになります。
日常的ににスポーツドリンクを飲むのではなく、普段はお水やお茶で水分補給を行い、スポーツドリンクは必要な時に飲むという習慣にされると良いですね。
砂糖の入った飲みものやジュースを飲んだあとはうがいをしたり、キシリトール100%のガムを噛んで唾液の分泌を促すと良いのでご参考になさって下さい。
上手に水分補給をして暑い夏を元気に乗り切りましょう!!