皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本(ま)です。
朝夕気温の変化が激しい季節ですね。体調を崩されてはいませんでしょうか?
今回は、先日来院されたAさんのお話しをさせて頂きます。
Aさんは、3ヶ月に1回の定期健診にお越し頂いている方で、毎回ご家庭での歯磨きもきちんとされている方です。
しかし今回の検診では、いつもと違い口腔内にプラーク(歯垢)が多く付着しており、軽度の歯肉炎にもなっていました。
「最近お忙しかったですか?」 『いいえ。』
「では、歯ブラシをいつもと違うものに変えられましたか?」
『変えてはないんですが、家では電動歯ブラシを使っています。
実は、そろそろ毛先が開いてきたので、交換しようとしたのですが、お店に在庫がなくてしばらくそのままの歯ブラシで磨いていました。』
というお返事でした。
歯ブラシの毛は、真っ直ぐ直線で歯面に当たらなければ歯垢を落とす効果が少なくなります
また、毛先が開くということは、毛先が曲がっているという事なので、歯垢に当たりにくく 汚れが落ちないだけでなく、逆に歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。
磨き方は変わらずいつもどおりに磨いていても、使う歯ブラシによって、これほどまで口腔内に違いが出ることにとても驚きました。
皆さん、歯ブラシをよく見て毛先が開いていたり、弾力がなくなっていたら すぐ新しい歯ブラシと交換して下さいね
取りかえ時期の目安は1ヶ月です
毎月〇日!などと決めておかれるのもおすすめですヨ