皆さん、こんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です!
すぎもと歯科では6/1から6/10まで『歯と口の健康週間』のイベントを開催し、来院された皆さまにお口の健康に関するクイズに挑戦していただきました。
今回は問題と解答と解説についてお話しをします。○✖︎クイズになりますが、ぜひ挑戦してみてください!
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Q1 歯周病の最も感染しやすい時期は14歳から20歳である。
Q2 歯ブラシは3週間使い続けると細菌の数がトイレの水の8倍になる。
Q3 歯が多く残っていれば将来介護リスクが減り安心だ!
Q4 “ぶくぶくうがい”をしてから、“がらがらうがい”をすると効果的だ!
Q5 歯ブラシは1つのコップに家族全員分保管しても良い。
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では解答と解説です!
Q1 歯周病の最も感染しやすい時期は14歳から20歳である。→【○】
A:歯周病菌はほとんどが酸素のないところでないと生きていけない菌であり、歯肉溝が浅い歯周組織の幼・少年期の口腔内に定着する可能性は低く、思春期以降に口腔常在菌となる可能性が高いといわれています。
この時期から予防していくことが重要です!
Q2 歯ブラシは3週間使い続けると細菌の数がトイレの水の8倍になる。→【✖︎】
A:3週間使用した歯ブラシには100万個の細菌が付いているといわれています。
これは、トイレの水の80倍の細菌とほぼ同じです。
1ヶ月の1度は歯ブラシを交換するようにしましょう!
Q3 歯が多く残っていれば将来介護リスクが減り安心だ!→【○】
A:歯の本数と健康寿命には深い関わりがあります。
歯が多く残っていればしっかりと噛めるので、脳が活性化され認知症のリスクが減ります。また体のバランス感覚も維持でき、転倒リスクも減ります。
Q4 “ぶくぶくうがい”をしてから、“がらがらうがい”をすると効果的だ!→【○】
A:ぶくぶくうがいは、主にお口の中を清潔にするために行い、ガラガラうがいは、主に風邪や感染症を予防するために行います。
ガラガラうがいから始めてしまうと、お口に溜まった細菌やウイルスをのどの奥へ押し流してしまうことがあります…。
Q5 歯ブラシは1つのコップに家族全員分保管しても良い。→【✖︎】
A:歯ブラシの保管に3つのNGがあります。
①濡れたまま保管する
②ひとつのコップに複数の歯ブラシを入れる
③洗面台の棚や浴室に保管する
風通しの良い場所でブラシの毛先を上にして立てて保管しましょう!
さてみなさんは何問正解できましたか?
それぞれの問題の正解率は以下の通りでした。
Q1→33% Q2→16.2% Q3→83.5% Q4→81.1% Q5→97.3%でした!
そして全問正解率は4.1%という結果でした!
今年は参加されたみなさんに難しいねーなどとお声を頂きました。
お子さんの問題は小児歯科サイト「むし歯のない元気な子ども」カムカムイベントに載せてありますので是非合わせてごらんください!