歯科衛生士のブログ

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5月31日は「世界禁煙デー」

皆さん、こんにちは。

江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
気温が高くなりジメジメする日が増えてきたかと思えば、涼しい日があったりと皆さん体調崩されないようにしてくださいね。
5月31日は世界保健機関(WHO)が定めた『世界禁煙デー』です。

日本では厚生労働省が世界禁煙デーに始まる1週間、
5月31日〜6月6日を禁煙週間と定めています。

喫煙が健康に与える影響が大きいことは皆さんご存知だと思います。喫煙者本人だけでなく周囲の人にまで影響を及ぼします。
2020年には受動喫煙を防止する為の対策が強化されました。

2019年の調査で習慣的に喫煙している者の割合は16.7%であり、この10年間で減少しており少ないように感じますが、成人の6人に1人は喫煙習慣があるということです。
ご存知のことではありますが、喫煙で得られるメリットは『なし』です!

デメリットとしては…
肺がん、口腔がん、食道がんなどのリスクが上がる
⚫︎狭心症、心筋梗塞、脳卒中、慢性閉塞性肺疾患など、さまざまな病気の原因になる
⚫︎脳が萎縮するため認知症の悪化やそれに近い症状を起こす
⚫︎受動喫煙により喫煙者と同等以上の健康被害を他者に与える
⚫︎不妊の原因になるだけでなく、流産・早産、胎児への障害の原因となる
⚫︎全身が酸素不足の状態になる為、体力・持久力・集中力が低下する
⚫︎肌のしわが増え、血色が悪くなる
⚫︎歯にヤニが着色するだけでなく歯周病を著しく悪化させ歯を失うリスクが上がる
⚫︎ニコチン依存者により精神が不安定になる
⚫︎味覚障害が起きるため食べ物の味がわかりにくくなる

・・・・・挙げ出したらキリがありません。

 
最近アイコスなどの加熱式タバコを吸われる方が多く、よく健康影響について聞かれます。
加熱式タバコはタバコ葉を電気的に加熱して発生させたニコチンを含むエアロゾルを吸引します。
紙タバコよりは少ないですが、タールや一酸化炭素などの有害物質も含まれています。有害物質が少ないのでさまざまな疾患リスクが減少するかどうかは明らかにはなっていませんが、ニコチン量は紙タバコと変わらないためニコチン依存は継続します。
SNSで取り上げられることが多くなった水タバコ(シーシャ)も同様の害があります。
 
口と全身の健康のために、タバコを吸われている方は少しずつ禁煙されてはいかがでしょうか?
 

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