皆さんこんにちは! 江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の都竹です。
4月も半ば、4月18日は良い歯の日です!
肌寒かったのが最近少しずつ暖かくなってきて、すぎもと歯科に通っていただいているお子さんの中には半袖のお子さんもちらほら出てきました! 元気に通って下さる皆をみているとこちらまで元気をもらえます。 そんなお子さんの中には「今まで一回もむし歯になったことないんだよ!」と得意げに話してくれる子もいます。
でも、むし歯の少ない子にする為にはどうしたらいいのか、悩んでいる方もみえるかと思います。実は、お母さんが妊娠中からあるものを食べ続けるだけでそれが叶うのです!
★その食べ物とは『キシリトール』です
妊娠中にキシリトールを食べ続けることで、お母さんのお口の中にいるミュータンス菌というむし歯の菌が赤ちゃんにうつりにくくなるんです。 研究の結果にきちんと現れており、なんと「妊娠6カ月からキシリトールを13カ月間食べ続けた母親から生まれた子は、食べなかった母親から生まれた子に比べて、生後1歳時点でミュータンス菌が見つかる確率が4分の1以下」というデータがあるんです。
更に「妊娠期間中にキシリトールを食べた母親から生まれた子は、むし歯菌感染の時期を8.8カ月遅らせることができる」というデータも
2歳までにミュータンス菌の感染を防げると、その後のむし歯予防がぐんと楽になります。
キシリトールは天然成分の甘味料ですし、厚生労働省や国際機関でも安全性が認められています。ですから食べて体に害を及ぼすことはありませんし、むしろむし歯予防になり、カロリーも低い、夢のような甘味料なんです!
効果的なのは1日5〜10gの量を3回以上に分けて食べることです。キシリトール100%のガムでしたら、1日4回以上食べるのがオススメです。 ただし食べすぎるとお腹がゆるくなる方もみえますので、自分に合った食べ方を見つけていただけるといいです。
ぜひ生まれてくる赤ちゃんの為にも、生まれる前からできるむし歯予防をしましょう!