こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本です。
前々回のブログでは、失って後悔したものの第1位が『歯』であった!ことをお伝えしました。本日はそのアンケートの続きです。
歯を失うということは、“食事”に大きな影響を及ぼします!
歯を失うと入れ歯になり、歯茎で食べ物を噛むようになるため、噛む力が減ってきてしまいます。噛む力が減ることで固いものが食べにくくなるため、“噛みごたえ”がなくなってしまい、食事の美味しさを感じられなってしまうのです。
人間の欲の中でも食欲は最も強いものなのだそうで、そのため歯を失って後悔する人が多いのです。
さらに、食事以外に発音などにも影響を及ぼす場合があります。
『歯を失う一番の原因は歯周病!』であることは何度かお伝えしていますね。歯周病は、全身疾患や生活習慣病に繋がることもあります。
また、歯並びが悪いと歯周病になるリスクが高まります。歯並びが悪いと、歯磨きが難しくなるのも要因の1つです。ですから元々のお口の環境(歯並び)を整えることが、見た目だけでなく全身の健康のためにも大事なことと言えますね。
多くのシニア世代が現役世代のうちに歯の衰えを感じていることも分かりました。
最も多かったのが「60代」で45%、次に多かったのが「50代」で32%で、平均すると57.1歳という結果だったそうです
50代から歯を失うリスクは急激に高まるのです!
6月4日から「歯と口の健康週間」が始まります!
ご自分の歯を大切にして、いつまでも健康で食べたいものを美味しく食べるために、毎日の丁寧な歯磨きとともに定期検診をお続けください!