皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の中嶋です。
もうすぐクリスマスですね!大人になっても、街で流れているクリスマスソングを聴くとなんだかワクワクしてきます(*^^*)
今日は、先日のすぎもと歯科クリスマスフェスタで行った『歯科衛生士のおはなし』をご紹介します。
タイトルは『フッ素でむし歯に負けない強い歯を作ろう!〜卵の実験〜』です。
皆さんは、どうしてむし歯になるのか知ってますか?
甘いものを食べて、歯磨きをせずに歯垢と呼ばれるバイキンの固まりができると、それによって歯が溶けて穴があき、むし歯になります。
つまり①甘いもの②歯垢③歯の質 の悪い条件が重なった時にむし歯は発生するのです!
むし歯にならないためには、
①甘いものは時間を決めて、ダラダラ食いをしないように気をつけましょう!
②歯垢をためないように、毎食後の歯磨きをしっかり行いましょう!
③フッ素やシーラントでむし歯菌に負けない歯の質を作りましょう!
今回の歯科衛生士のおはなしでは③の『強い歯をつくる』にポイントを当てて、卵の実験でわかりやすく見ていただきました(卵はわかりやすく、茶色の卵を使用しました)。
フッ素は細菌の出す酸から歯を守ってくれます。卵を酸(酢)の中に入れます。
するとたくさん泡が出てきました。酸で殻が溶け始めているんですね。
するとたくさん泡が出てきました。酸で殻が溶け始めているんですね。
今度の卵をよく見てください。半分は、さっきのと同じようにたくさん泡が出ていますが、半分は出ていませんよ!
なぜでしょう?半分は酸の中でも溶けていないということですね。
なぜでしょう?半分は酸の中でも溶けていないということですね。
答えは、『半分にはフッ素が塗ってある』からなんです。
フッ素を塗った半分は元のままです。
シーラントにもフッ素は入っています。シーラントした部分も溶けずに残っていましたね!
シーラントにもフッ素は入っています。シーラントした部分も溶けずに残っていましたね!
いかがでしたか?フッ素のパワーは本当にすごいですね。皆さん、定期検診でのフッ素塗布と、毎日の歯磨きにもフッ素入りの歯磨剤を使い、むし歯に負けない強い歯を作りましょうね!