皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の中嶋です。
前回の、加齢によるお口のトラブルを予防するための『器質的ケア』に続き
今回は、唾液の分泌を増やし、舌、頬などお口の機能を維持するための『機能的ケア』についてお話していきます
●唾液腺マッサージで、唾液量を増やしましょう!
①耳下腺
耳の前、奥歯のあたりを、指全体でクルクルと回しながら揉みます。
②顎下腺
頬骨の裏側の柔らかい部分を、親指で耳の下から顎の下まで軽く押す。
③舌下腺
顎先の裏側を、両手の親指で軽く押す。
●舌体操 *舌は尖らせ、動作はオーバーに行いましょう!
①口を開けて、舌を前に出したり引っ込めたりします。
①口を開けて、舌を前に出したり引っ込めたりします。
②口を開けて、舌を前に出して、左右に動かします。
③口を開けて、口の周りをなめるように舌を交互に回します。
④口を開けて、舌を伸ばして鼻の頭や顎を舐めるよう上下に動かします。
●あいうべ体操 *お口をしっかり動かしましょう!
①「あ~」と口を大きく開けて、声は小さくて良い。
①「あ~」と口を大きく開けて、声は小さくて良い。
②「い~」と口を横に大きく広げる。
③「う~」と口を強くたてに突き出す。
④「べ~」と舌を突き出して下に伸ばす。
●しっかり噛んで介護予防
噛む力を維持できれば、脳の活性化につながり認知症の予防にもなります。
また、様々な形態の食物を食べられるので、栄養バランスもとれ、体力の維持にもつながります!
また、様々な形態の食物を食べられるので、栄養バランスもとれ、体力の維持にもつながります!
何でも食べられることで、体に活力が湧き、気持ちも元気に表情も明るくなります。
ひいては『健康寿命が延びる』ことにつながるのです!
歯磨きの仕方以外にも、こういったお口の体操や唾液腺マッサージの方法についても検診時にお伝えしていきますので、ご不明な点がありましたら遠慮なくおたずねくださいね。