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気圧と歯の痛みの関係性!

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
11月になり、ようやく過ごしやすい日々が訪れてきましたね。
しかし雨が連日続いているので、頭痛や関節痛に悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はこういった低気圧により人によっては歯の痛みに悩まされることもあります。
人の身体を含め、全ての物体には常に全方位から気圧の影響を受けています。
人の身体が気圧によって押しつぶれないのは気圧と同じ力で身体の内部から押し返し、押しつぶそうとする力を消しあっているからです。
高い山にポテトチップスの袋を持っていくと、パンパンに膨れる事をご存知の方も多いかと思います。
人の身体も同様に日々の気圧の変化に影響をうけます。
低気圧になると身体の中にある空洞や血管などの管などが膨らみます。 膨らんだ空洞や血管が神経などを圧迫しやすくなり、頭痛などの痛みを引き起こすようになります。
歯の内部にも血管や神経などが通っている空間があり、外の気圧が短時間で急に下がると調整が間に合わず、内部と外部で気圧の差がうまれ圧がかかり痛みを生じてしまいます。
けれど、誰にでも起こるものではありません。ではどういった方に起こりやすいのでしょうか。

1.むし歯がある
むし歯によって歯の表面に穴があいていると日頃は痛みがなくても、気圧が低くなることで痛みが出てしまう場合があります。

2.歯ぐきや歯の根っこの先に膿がたまっている
歯周病が進行し歯ぐきに膿が溜まったり、根の先に膿の袋ができていると、膿の部分が膨張し痛みを生じることもあります。

3.根の治療中の歯がある
神経の治療中の歯は気圧の低下により根っこの内部が膨張、まだ残っている神経を圧迫して痛みが出ることがあります。

むし歯や治療途中の歯がある方は、そのまま放置せず、痛くなる前に早めの受診をおすすめします。
もしむし歯がなくても、定期的に歯科検診をうけましょう。
むし歯の予防、早期発見、健康な歯を保ちましょう!

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