歯科衛生士のブログ

ブログ 歯科衛生士のページ 知っておきたい歯の話

口腔機能低下症を進行させないために

皆さんこんにちは!
江南市すぎもと歯科 歯科助手、歯科栄養士の佐久間です♪
前回は「口腔機能低下症にはどんな症状があるのか」についてお伝えいたしました。

でも「ただ口の中が乾きやすくなっただけでしょ」とか「滑舌が前に比べて少し悪くなっただけ」とそんな風に思われていませんか??
お口の機能が低下することに対して、決して軽く見てはいけません。そのままにしておくと食べることの楽しさだけでなく外出することさえも楽しくなくなり、人との交流が少なくなってしまう可能性があります。

そこで今日は少しでも皆さんに重要さを知って頂く為に「どんな原因で口腔機能低下症は進行してしまうのか?& その予防と対策とは?」というテーマでお話をしていきます!

どんなことが原因になるんだろう?⭐︎

まず1番の原因は加齢です。
加齢つまり年齢を重ねるにつれて、、口の中の「感覚」や「咀嚼」「飲み込み」「唾液の分泌」「お口の筋力」などが徐々に低下していき、その積み重ねによって 口腔機能低下症が起きてしまいます。

加齢だけでなく
日頃の歯磨きなどのケアが行き届かないが故に口の中の環境が悪くなること

口腔機能低下症を進行させないために!歯周病やむし歯で歯を失うこと

歯並びや悪い噛み合わせによっても将来的な口腔機能低下症を招くこともあります。それだけでなく糖尿病や神経疾患などの病気によってもお口の機能は低下しやすくなります。

つまり口腔機能低下症はさまざまな要因が複合的に影響しており、お口の健康だけでなく全身の健康や生活の質にも大きな影響を及ぼしてしまうのです。

口腔機能低下症の予防と対策 ⭐︎

1. 定期的な口腔ケア
毎日の丁寧な歯磨きをすることや歯科医院での定期的な検診を受けてお口の中の清潔さを保ち、お口の健康を維持することが大切です。

2. バランスの良い食事でしっかり噛む
たんぱく質を多く含むお肉や魚、卵など積極的に摂取して、筋力が低下し噛む力や飲み込む力を衰えさせないようにします。また硬いものを食べやすいように調理して栄養の偏りを防ぎ、バランスの良い食事を心掛けます。

3. 口腔体操の実施
口の周りの筋肉を鍛えるための簡単な体操を日常的に行う。例えば、あいうべ体操や口を大きく開けたり閉じたりする運動、舌を上下左右に動かすことなどはいかがでしょうか?また、たくさんおしゃべりをして楽しく過ごすこともお口周りの筋肉を鍛えることができます。

なのでお口の機能を低下させないためには普段の日常生活からのケアがとっても重要になっています!

次は「口腔機能低下症の診断方法」についてお話していきますので楽しみにお待ちください。

バックナンバー

すぎもと歯科

Tel.0587-54-0348

〒483-8334 愛知県江南市前飛保町緑ヶ丘290

院長 : 杉本 英之

初めての方、急患は予約外でも受けていますが
歯科医師・スタッフの都合もありますので必ず
お電話の上ご来院ください

周辺地図

すぎもと歯科 外観

  時間帯
午前 9:00~12:00
午後 3:00~6:30

休診日 木曜・日曜・祝日
土曜日の午後は2:00~4:30

はじめての方・矯正相談は必ずお電話の上ご来院ください。

トップへ戻る