皆さんこんにちは!
江南市すぎもと歯科、歯科栄養士・歯科助手の佐久間です♪
いよいよ暑い日が始まりました。日中の暑さで喉が渇いて冷たいジュースを一気に飲み干したくなるときはないでしょうか? 1本飲んで、また1本‥と飲む方は要注意です!!
✅ 糖分の過剰摂取は虫歯や肥満の原因 ✅
私たちが口にするジュース、いわゆる”清涼飲料水”の中に溶けている糖は、ご飯やパンに含まれる炭水化物の仲間です。
炭水化物は人間の活動に重要なエネルギー源で、必要不可欠な栄養素ですが、あまりにも摂り過ぎてしまうと虫歯や肥満の原因にも繋がります。
そして過剰摂取にならないよう注意が必要です。
✅ 清涼飲料水にどれだけの糖分が含まれているのか ✅
・コーラ(500ml)→砂糖56.5g(スティックシュガー約20本分)
・カルピス(500ml)→砂糖55.5g (スティックシュガー約18本分)
・ファンタ(500ml)→砂糖57.5g (スティックシュガー約19本分)
・ポカリスエット(500ml)→砂糖31g (スティックシュガー約10本分)
・カフェラテ(250ml)→砂糖19.4g (スティックシュガー約6本分)
お砂糖の1日の摂取量は小児で15~20g、成人で25gくらいと言われています。
ということは・・・ペットボトル1本を飲んでしまうと1日の砂糖の摂取量をかなり超えてしまいます。
✅ 普段からの意識が大切です ✅
お子さんの飲み過ぎないように1回量を抑えるために工夫することができます!
⇒ペットボトルや缶のまま渡さず、コップに移して渡します。
⇒細長いコップに入れ、ジュースの高さが高くなった分、量も増えてると錯覚します。
⇒氷を加えてジュースの量を減らしつつ冷たく美味しく飲めます。
大人の方には缶コーヒーが特に要注意です。なるべく微糖か無糖を選びましょう。
飲料を選ぶときは栄養成分表示を見て、砂糖の量を気にしてみてくださいね。
特に虫歯になりやすい方、歯磨き頑張っているのに虫歯になる方は、ご自分の習慣で飲んでいる飲料を確認していただくといいかもしれません。
そして、体の健康を考え水分補給にはジュースではなくお茶や水をおススメいたします!
しかし、運動やスポーツをされた方にはお茶や水では脱水症状を起こしてしまうので、その際にはスポーツ飲料水を飲むことを推奨します。
さて最後になりましたが、待合室には”ジュースに含まれる砂糖の量”を可視化したものを掲示してありますので、ぜひご覧ください。