みなさんこんにちは!
江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の都竹です。
以前すぎもと歯科の日記に、長時間マスクをすることで「口呼吸」になってしまうという内容のお話を載せていましたが、口呼吸がなぜいけないのか皆さんご存知ですか?
今回は口呼吸がもたらす悪影響についてお話させていただきます
通常人間は鼻で息を吸って吐く鼻呼吸をしています。
それを口で呼吸する口呼吸になってしまうと・・・
●口から菌が直接入るため風邪をひきやすくなる
●口の中が乾燥し口臭の原因になる
●唾液の分泌が減るため自浄作用、殺菌作用が減り虫歯、歯周病を悪化させる
●口を開けて寝ることで舌が喉に落ちいびきをかきやすくなったり、睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因になりうる
●口が閉じていないため前歯が出て歯並びが悪くなったり、筋力も衰え顔がたるみやすくなる
などのデメリットが沢山あります
実は自分が口呼吸をしてしまっていることに気が付いていないという方は多くみえます
以下の項目に1つでも当てはまったら、もしかしたら口呼吸になっているかもしれません
■無意識のうちに口が半開きになっている
■口内炎ができやすい
■歯並びが悪い、前歯が出ている
■クチャクチャと音を立てて食べる
■唇がカサカサに乾燥する
■朝起きた時、のどがヒリヒリして痛い
■唇を閉じると、顎の先に”梅干し”のようなシワができる
■片方の歯で噛む癖がある
■いびきをかく
■唇の厚さが上下で著しく違う
口呼吸を治すためにはまず、口が開いていたら閉じることを常に意識することが大切です
また、ガムを食べることもオススメです。ガムを噛むことで唾液も沢山出てくるので口臭、虫歯、歯周病予防にも効果的です
寝ている時など無意識の中でしてしまっている場合は、口にテープを貼って寝るという方法もあります。
ただし、正常に鼻呼吸ができない場合(鼻がつまっているなど)はまず耳鼻科での受診が必要となりますのでご注意ください。
また口呼吸についてわからないことがありましたら、いつでもお答えしますのでお気軽にご相談ください。