皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本(ま)です。
先日、当院衛生士2名で講習会に参加してきました。
そのなかで、患者の皆さまに合った、家でのセルフケアの提案やブラッシングのモチベーションアップのポイント等を教えて頂きました。
そして高齢化が進む日本で今、大人のう蝕が増えています。特に最近は40代後半からの女性を中心に「根面う蝕」が増えているという事でした。
「根面う蝕」とは、歯の根元部分から虫歯になることをいいます。
俗に『おとな虫歯』という言い方もされます。
それは、加齢や歯周病によって歯肉がさがり根っこの部分が露出することによって、根面のむし歯ができやすくなるからです。
根面は柔らかい象牙質のため、エナメル質部分に比べてむし歯になりやすいのです
さらに、高齢になると、全身疾患が始まることで投薬などの影響もあり、唾液量が減少することも原因となっています。
また、歯の根元が露出してくることは、虫歯になりやすいだけではなく、冷たいものがしみる(知覚過敏)の原因にもなりますので注意が必要です。
「根面う蝕」の予防には、フッ素が有効です
いろいろな歯磨剤がありますが、すぎもと歯科では 根面う蝕の予防にチェックアップルートケアをおすすめしています
フッ素濃度が1500ppmと高いことがおすすめの理由です
これまで日本では配合フッ素濃度の上限は1000ppmに規制されていましたが、1500ppmを上限として配合された歯磨剤の販売が認められました。むし歯予防効果もアップしています。
商品棚にも用意してありますので、良かったら手に取ってごらん下さいね。
使い方などご質問があれば、なんでもお尋ねください。