こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
4月18日はよい歯(は)の日です。
この時期は新年度(生活)が始まり、疲労が蓄積され生活習慣が乱れがちになります。この時期こそ歯の健康を守りましょうとの意味が込められているとか…。歯の健康を守るということで今回は歯の寿命についてお話しさせていただきます
歯の寿命は日本人の平均寿命と比べて短く、特に奥歯は早く失われてしまいます。
こちらのイラストを見ていくと前歯と奥歯では最大16年もの差があります
何故奥歯の寿命が短いのでしょうか?
それは磨きにくいとされている部分
歯の噛み合わせ
奥歯の歯と歯の間
奥歯の裏側
に関係しているからです。
磨き残しの出やすい部分は、定期検診でチェックを受けましょう!
また平均寿命は男性より女性のほうが6~7年長いのですが、歯の平均寿命は実は女性のほうが短いのです。それは、女性ホルモンの増減が歯に大きく影響しているためです。
●女性ホルモンが過剰になると・・・・
妊娠中は女性ホルモンが増え、免疫力が不安定になり妊娠性歯肉炎を起こしやすい。
●逆に減少すると・・・・
更年期以降女性ホルモンの分泌が減少すると唾液の分泌は減っていきます。唾液はむし歯から守る役割ももっています。
唾液量を増やしセルフケアにもチカラを入れて歯の健康を守りましょう