皆さんこんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の山本です。
最近では一気に寒くなり、インフルエンザが猛威を振るっていますね。
手洗い、うがい、睡眠、そしてしっかり歯磨きをしてインフルエンザ予防をしていきましょう。
今日は、シーラント充填後のポイントについてお話しさせて頂きます。
すぎもと歯科では、乳臼歯が生えた2~3歳頃のお子さんから できるお子さんにはシーラントをしています。
シーラントとは歯ブラシが届かない奥歯の溝を、樹脂で塞いで食べかすやプラークが溜まるのを防ぎ、虫歯を予防していくものです。
歯を削ることもありませんし、フッ素も含まれているため、かなりの虫歯予防が期待できます。
しかし、シーラントは〝入れて終わり〟ではないんです。シーラントと上手に付き合っていく3つのポイントがあります。
① シーラント後も定期健診でチェックを!
シーラントは歯を削って詰めている訳ではありませんので、噛んでいるうちに一部が剥がれてくることがあります。
歯とシーラントとの境目に食べかすやプラークが溜まり 虫歯になってしまうこともあります。
ですから、シーラントを入れた後も シーラント剥がれていないか定期健診でチェックしていくことが大切なのです。
もしシーラントが剥がれたところが見つかれば、詰め直しをしていきます。
② 第二大臼歯にもシーラントを!
6歳臼歯の奥にある第二大臼歯は、個人差はありますが小学6年生~中学生1年生頃に生えてきます。
中学生になると部活や新しい学校生活が始まり忙しく、歯医者行く機会も減ってしまうかもしれません。しかし第二大臼歯は1番奥に生えるため、第一大臼歯(6歳臼歯)以上に汚れが溜まりやすく虫歯になりやすい歯です。
そのため、この時期も歯医者さんを受診して第二大臼歯にもシーラント処置をするようお勧めします。
③ シーラントは予防です
シーラントをしたからといって〝必ず虫歯にならない〟という訳ではありません。
シーラントはあくまでも虫歯予防なので、毎日の歯磨きはしっかりしていきましょう。