皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の中嶋です。
11月も半ばとなり、かなり空気が乾燥してきていますね。風邪やインフルエンザが流行していますので、手洗いうがい、そしてお口のケアをしっかりしていきましょう!
さて、先日すぎもと歯科の歯科衛生士5名で『歯を守る時代の診療所づくり–引き算のう蝕予防–』という加藤大明先生のセミナーを受講させて頂きました。
すぎもと歯科にも連日多くの皆さまにメインテナンスへお越し頂いています。皆さまのお口の状態に合わせ、一人ひとりに合った通院のペースをご提案させて頂くのですが『メインテナンスに通っている=お口の健康は大丈夫!』という訳ではないという内容のお話がありました。
実は、歯医者でクリーニングを受けた後、歯磨きが苦手な所には2日目でプラーク(歯垢)の集積が認められ、7日目にはプラークの厚みが最大限になってしまうのです
そのままの状態が続けば当然、メインテナンスに通っているのにむし歯ができてしまった…という事が起きます。
3ヶ月に一度のメインテナンスにお越し頂いている方の場合だと、90日間(3ヶ月)で私たちが介入できるのはわずか1日で、残りの89日間は患者さま自身にお口を守ってもらう必要があるのです。
その為に私たちに出来ることは、患者さまのお口の中の状態をよく見て、その方に合ったセルフケアの仕方をわかりやすくお伝えすることです。
『あれもこれもとお勧めすれば、その時は良いかもしれないがいずれ一番大切なことを患者が見失う。大事なのは足し算ではなく引き算の予防』という加藤先生のお話、確かに…と私自身少し反省するところがありました。
一人ひとりの患者さまとしっかり向き合い、本当にその方に必要なものは何なのかという事を見極めお伝えしていく。それも私たちにとって大切な仕事だと改めて感じました。
皆さんも、ここが上手く磨けない、メインテナンス後いつも一番にザラザラしてくるといったお悩みがあれば、検診の際にお気軽にお尋ねくださいね。
今回学んだ事をしっかりと活かしていけるよう、頑張っていきます
折角の機会です!メインテナンスの際は、どうぞ何でもお気軽にご相談いただけると嬉しく思います