皆さんこんにちは!
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の山本です
最近は寒かったり暖かだったりで、まさに三寒四温、不安定なお天気が続きますね。気温差で体調を崩さないように注意していきましょう!
さて突然ですが、皆さんに質問です!
普段、口を閉じている時に舌はどこの場所にありますか??
実は舌には定位置があります。
舌全体が上顎の天井にピタっと付き、舌の先は上の前歯に触れないか、触れたとしても前歯の根元に軽く触れるぐらいの位置。これが舌本来の定位置です。
このとき舌の先はスポットと呼ばれる上顎の膨らみを触っています。
普段リラックスしてる状態はもちろんのこと、唾を飲み込むときにも舌の位置はそのままで舌の先はスポットを触ったままですか?舌の先がスポットから離れ、前歯の裏に押してけられてしまっていたら、舌は定位置から下がった状態と言えます。
正しくない位置に舌がある場合、開咬(奥歯を噛み合わせても前歯が閉じていない状態)や反対咬合(上の前歯よりも下の前歯が外側に出ている状態)そして、出っ歯、受け口など歯並びに大きく影響してきます。
このため、矯正治療をスムーズに進めていく事が難しく、矯正治療後の後戻りが起こるなど、多くの影響が出てきます。そのため舌が常に正しい位置にあるよう『舌トレーニング』していく必要があります。
また舌の筋力が弱い人は唇の筋力が弱いことが多いです。
口を開く癖があると舌も下がり脱力した状態に慣れてしまいます。舌と共に唇の筋力も鍛えていくことが大切です。
次回は舌と唇の筋肉トレーニングについてご紹介させて頂きますので ぜひまたご覧ください!!