皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の戸谷です。
日差しが強く暑い日が続いてますね。皆さんこまめに水分をとり、適温な環境で過ごしてくださいね。
現在、新型コロナ感染が拡大していくなか、手足口病も流行の兆しをみせているようです。
その名の通り手や足、お口に発疹がでます。幼児に多い病気ですが、大人が発病すると重症化しやすいので注意が必要です。
またお口の中に痛みや不快感が起こりますので「歯医者へ!」というふうに考える方もあるかと思いますが、手足口病はウィルス性の感染症ですので、下記の症状などもチェックしていただき 早めに正しい対応をしてあげてくださいね。
手足口病とは…お口の中や手足に発疹ができ 1〜3日ほど発熱する感染症です。
発疹は3〜5㎜の丘疹性紅斑に2〜3㎜の楕円形の水疱を伴い、手のひら、甲、足底、甲、膝伸側部、臀部などに現れます。
口の中は、奥歯より前のほっぺたの粘膜や唇の内側、舌にも発疹が出ます。
痛がりなかなかご飯を食べてくれない場合は、刺激がある食べ物や飲み物はできるだけ避け、おかゆやうどんなど飲み込みやすく刺激の少ないものをとるようにしましょう。
発熱があれば脱水症状にもなりやすくなるため、こまめな水分補給をさせてあげるようにしましょう。
感染経路としては咳やくしゃみによる飛沫感染、ウイルスのついた手で触れた物品を介する接触感染などがあります。
これはマスクの着用や手指の消毒などで一定の予防効果があるということです。
大人の手足口病の場合には感染している子供のオムツ交換をしたあと、手指の洗浄が不十分なまま物品を介して感染してしまうことが主な感染経路といわれていますので、オムツ交換の後は必ず手指を徹底洗浄する習慣をつけるようにしてくださいね。
あらゆる感染症対策のために、引き続きマスクの着用、手指の洗浄消毒をしっかりとおこなっていきましょう!