皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育口栄士の戸谷です。
春というのに毎日寒い日が続いていましたが、日ごとに暖かさを感じられるようになり、花粉症の私にはつらくなってきました(>_<)みなさんいかがお過ごしでしょうか。
すぎもと歯科ではお子さんの口腔機能発達不全症の予防・改善のために口腔育成に取り組んでおり、定期的にお口の機能に関する問診を行ったり、洗口時の様子を観察したりしています!
その問診の中の『ぶくぶくうがいできますか?』の問いに、できるのかできないのか・・・その時に初めて観察する親御さんが多いように見受けられました。
そこで、今回は【 ぶくぶくうがいについて 】お話ししていきます。
まず,ぶくぶくうがいは3歳で約50%、4歳で75%でできるようになります。
何気ない動作のひとつではありますが、とても機能発達において重要なことなので、できるように練習してみましょう!
1.見せる→真似る
お母さん、お父さんがぶくぶくうがいをしている姿を見せましょう。
全てのステップの基本で、お子さんは親御さんがどう歯磨きしているのかも見ていますよ。
2.口に水をためる
最初はそのままゴックンと飲むことがほとんどです。
3.吐き出す
最初のうちはベーっと声をだし吐き出す真似をしていき、慣れてくると口に水をためてべーっと吐き出してくれます。
これまでできたらひとまずOK!たくさん褒めてあげましょう!
いきなりはできませんので、お風呂の時間にすると濡れても安心ですよ。
4.頬をふくらませる
空気で両頬をふくらませてみよう!
①両頬をふくらませる
②両頬を手で押して空気を出す
③両頬をふくらませたり、すぼませたりする
ここまでできたらまたステップアップです。
頬を左右に動かす練習をしていきます。
④片側の頬をふくらませる
⑤ふくらませた頬を押す
⑥左右交互にふくらませる
5.水をふくんで練習
水を口の中にふくんで両頬、右、左と動かしてみよう!
力がついてくると口から水をこぼすこともなくなりますし、しっかり頬をつかってぶくぶくうがいすることができてきます。
ぜひ楽しく練習してください!