皆さん、こんにちは!
江南市すぎもと歯科の歯科助手・管理栄養士の佐久間です。
9月も終盤に入り、もうすぐ10月と秋の季節が始まりますね。
秋と言えば、多くの食材が旬を迎え、美味しい季節となります。夏の暑さが和らぐことで食欲が回復し、冬に向けて栄養を蓄えるために食欲が増しますので、食欲の秋だなと感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、食欲の秋だからとたくさん食べて、食べ過ぎてしまわないように注意が必要です。
食べ過ぎによって起こりえるリスクとして、消費されなかったエネルギーは脂肪として蓄えられてしまうので、内臓に過剰に蓄えられてしまうメタボリックシンドロームや糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の要因になってしまう可能性があります。
ですから、食べ過ぎを防止するために食欲をコントロールすることが大切です!
食欲をコントロールするためのポイントは2つあります
その食物繊維を多く含むものから食べることです。
お野菜に多く含まれる食物繊維がお腹の中をゆっくり移動し、水分を吸収して大きく膨らみ満足感が得られます。
また、ご飯などの主食に多く含まれる炭水化物から分解されたブドウ糖の吸収速度をゆるやかにし、血糖値の急激な上昇を抑える効果があるため、糖尿予防・改善にもつながります。
そのため、食べる順番を「お野菜(副菜)」→「おかず(主菜)」→「ご飯(主食)」にするといいですね。
そのよく噛んでゆっくり食べることです。
よく噛むことで満腹中枢を刺激して、食欲抑制につながるだけでなく、素材の味を十分に味わうことができ、薄味でも満足感を得られるため、高血圧予防にもつながります。そのため、一口につき30回以上噛むことを意識してみてください。
皆さん、秋の食べ過ぎには注意していただき、食欲をコントロールして食欲の秋を健康にお過ごしいただけたらと思います。