2018年9月のブログ記事一覧
定期検診は なぜ必要か!
皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の小酒井です。
秋になり、朝晩は冷え込むようになってきました。気温差が激しいので、体調を崩さないように気をつけたいですね。
さて今回は、歯科における定期検診はなぜ必要なのか、ということを皆さんにお話しさせて頂きます。
最近は『予防歯科』というフレーズを耳にする機会も増え、TVなどで特集されることも多くなってきましたね。
すぎもと歯科へも、『一生自分の歯で美味しくご飯を食べたいから』と来院される患者さんが大勢いらっしゃいます。
ですがまだ時々、とりあえず痛いところだけを治してくれればいい!などとおっしゃる方もみえます(´Д⊂
歯磨きは家でしっかりしてるのだから、痛いところが治れば歯医者になんて行かなくてもいいだろうとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが『虫歯治療や歯周病治療が一通り終了してからの定期検診』が、とっても重要なんです
定期検診・予防歯科を受けるメリットとは・・
上記のように 虫歯や歯周病など歯の病気を早期発見できること、そうすることで治療にかかる時間や費用を節約できる、また自分では難しい部分までしっかりと手入れができる!などが挙げられます。
定期検診をきちんと受けている方々、受けていない方々で将来的に失う歯の本数にどれだけの差があるのか、30年間追った調査があります。
結果は、きちんと定期検診を受けていた方々が0.4〜1.8本なのに対し、受けていなかった方々は10.5本と、その差がなんと9本もあったのです。
セルフケアもとっても重要なのですが、それだけで大切な歯を維持していくのは困難です。
歯磨きの仕方を普段から皆さんにお伝えする立場の私たちでさえ、自分のケアだけでは不十分なのです。『生涯にわたって自分の歯で快適に過ごせること』これは皆さん望まれていることだと思いますが、その為には歯科で適切なプロフェッショナルケア
を受けることが重要になってきます。
「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」そのどちらが欠けてもだめだということですね!
毎日のご自身での手入れをきちんとしていただきながら、どうぞ定期検診にもお越し下さい。
皆さんの大切な歯を守っていくためにしっかりとお手伝いさせて頂きますので、セルフケアをするなかで何か難しく感じることや、ご不明な点がございましたら、なんでも私たち歯科衛生士にお気軽にご相談くださいね。
お待ち致しております。
仕上げ磨きにもフロスを!
こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の荒木(杏)です。
長かった酷暑もようやく去り、朝夕はずいぶんと涼しくなってきましたね。
さて皆さん、検診にお越しいただいた時に歯科衛生士から「フロスをこまめに通してくださいね。」と言われたことはありませんか?
乳歯列では歯と歯の間に隙間がある状態が良い歯並びです!
ところが最近のお子さんは昔に比べると顎が小さく、乳歯列では本来あるはずの歯と歯の間の隙間がない場合が多くみられます。
そのようなお子さんには、虫歯予防のために 仕上げ磨きの際にフロスや糸ようじの使用をおすすめしています。
先日、親御さんより「フロスを頻繁に通していたら、歯と歯の間にすき間ができませんか?」とご質問をいただきました。
結論から言いますと、正しい方法で使用していただければ隙間ができてくることはありませんし、上の写真のようにむしろ隙間があるのが正常な状態なのですが、健康な歯は歯槽骨という骨にしっかりと支えられていますので、フロスのような細いものを通したくらいでは隙間はできてこないのです。
中には、歯と歯の間のお手入れを行っていないことによって汚れが溜まり、歯ぐきが腫れている状態を正常だと思っておられる方もいらっしゃいます。
フロスを使って汚れを取り除くことで、炎症が治まり歯ぐきが引き締まった結果 隙間ができてくることがありますが、それは本来の健康な歯ぐきに戻ったということです。
また、歯周病は歯と歯の間から進行しやすいのですが、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れは約50%程度しかとることができません。しかし、歯ブラシに加えてフロスを使うことで約85%の汚れをとる事ができます
ご自身の毎日の歯磨きにも、お子さんの仕上げにも是非フロスをお使いいただきたいと思います。
毎食後行うのは大変。。と思われる方は一日の最後、寝る前だけでもお使いいただいてはいかがでしょうか?使い方や何かご不明なことがありましたら、何でもお気軽に歯科衛生士にお尋ねくださいね
歯周病治療は基礎固め!
こんにちは、江南市 すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本です。
やっと秋、収穫の秋・食欲の秋、旬の果物や栗菓子など・・美味しいと感じられる幸せと一緒に味わっております。
さて、最近は子どもさんだけでなく大人の方で歯並び・矯正治療を始める方も多くなっています。
それは見た目ももちろんですが、それだけでなく歯周病・虫歯予防のため、そしてしっかり噛めるようにしたい、との想いからです。
ところで中高年になってくると、年齢とともに顎の形が変わってくることがあります。
それは、歯周病の仕業によるものが多いようです。
歯周病になると、歯を支えている歯槽骨という骨が溶けてきます。
そのために、土台が弱り支えを失った歯は、噛むたびにその噛む力が加わり 上の歯は前に出てきますし、下の歯は後ろに倒れてきてしまうのです。
つまり「出っ歯になった!」「歯がガタガタになってきた!」ということになる理由には、歯周病もあるのです。
ですから、大人の方はまずは歯周病治療をきちんとして行ってから、矯正治療を始める必要があります。
それは、根っこの治療(根管治療)が終わった歯などに、被せものをする時も同様です。
きちんと基礎工事をしてから家を建てるのと同じ様に、歯を支えている土台を整えてから、被せものをすることが歯を長持ちさせるために何より大事なことになります
時々、急いでいるから・・とりあえず被せものをするだけでいいから・・・などと言われる方がみえますが、明らかに地盤の悪い土地にこれからの長い年月を過ごしていく大切な家を建てるようなものです、
地震が来たら真っ先に倒れてしまう家を建てるようなそんなことは出来ません
歯周病があらゆる全身疾患の原因になっていることは、良く知られるようになってきましたが「一生自分の歯で食べたいものを食べる!」というささやかですが、実は大きな幸せ・喜びのために、歯周病治療そして歯周病予防につとめましょう!
歯周病は皆さんが考えている以上に恐ろしい病気です、がしかし 早めにそのことに気づき「歯科医院に行ってみよう!」と思っていただけば、それ程痛みを感じることもなく 治していける病気なのです。
ただ、恐ろしい病気といわれる理由の一つが、ほとんど自覚症状がなく進行することなのです!
そのため『怖い!と言ったって まだ自分には関係ないし・・・』などと思っている方も多いのですが、恐ろしい病気・・その理由の二つ目が、進行してしまうと元の状態には戻せない!という点です。
つまり溶けてしまった歯を支えている骨は、治療しても元の健康な状態にはならないということです。
転ばぬ先の杖・・・30過ぎたら、歯周病の検査を受けましょう!
良い食事を心がけよう!
皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
前回は、歯にわるい食事の語呂合わせについてでしたので、今回はよい食事の語呂合わせについてお伝えします。
毎日意識してこれらを食べるよう心掛けてみてください。
《マゴワヤサシイ》
マ 豆類
ゴ ゴマ
ワ ワカメなどの海藻
ヤ 野菜
サ 魚
シ シイタケなどの茸
イ 芋
《おかあさんだいすき * まますてき》
お おから ・ ま まつたけごはん
か かばやき ・ ま 丸干しイワシ
あ 和え物 ・ す すきやき
さん さんまの塩焼き ・ て てんぷら
だ だいず料理 ・ き 切り干し大根
い いも料理
す 酢の物
き きんぴらごぼう
そして、こちらは血液サラサラ老化防止の語呂合わせです。
《おさかなすきやね》
お お茶
さ 魚
かな 海藻
す 酢
き きのこ
や 野菜
ね ねぎ、たまねぎ
歯によい食事の基本は栄養のバランスが取れていることです。
骨や筋肉の成長に必要な栄養をとるために、1日30品目を目標にしましょう。
しかし食品の中には子供が苦手なものが多くありますが、調理法を工夫するなどして好き嫌いなく食べる習慣を身につけさせるようにしてみて下さい。
歯に悪い食事とは・・
皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
暑かった夏から、少しずつ秋めいて店先にも サンマや栗などが並ぶようになりましたね。
季節のものを摂取することは、味覚を育てることができるといいます。収穫の秋・味覚の秋も大いに楽しみたいですね。
さて、食事でも歯にわるい食事、よい食事があります。
近年、食品・料理を語呂合わせしたものがいくつか登場していますのでご紹介します。
今回は『わるい食事の語呂合わせ』からです。
[オカーチャンヤスメ] と[ハハキトク ]です。
オ オムライス ・ハ ハンバーグ
カー カレーライス ・ハ ハムエッグ
チャン チャーハン ・キ ギョーザ
ヤ ヤキソバ ・ト トースト
ス スパゲティ ・ク クリームシチュー
メ メダマヤキ
何故 悪い食事か‥お分かりですか?これらは比較的柔らかく、あまり噛まなくても食べられるものばかりだからです。
『子どもが好きだから・・・』といって、このようなメニューばかりにならないよう気をつけていきましょう。
よく噛むことは、食べ物の消化や吸収をよくし、むし歯・歯周病の予防になり、脳を刺激する・ストレスの解消になるな
ど、体や心の成長にとって、とても大切なことです
同じメニューでも食材を大きく切ったり・皮を少し残すなど、少し工夫することで噛む回数が、ぐっと増えるものもありますので是非噛む回数が少しでも増えるよう、行ってみてください。
8020達成おめでとう!
こんにちは 江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本です。
9月17日は「敬老の日
」ですね。
すぎもと歯科では、敬老の日のイベントが始まっています。
高齢になっても豊かに元気に過ごしていただくために大切なことは「自分の歯で自分の口から食事をとること」と8020運動が推進されています。
8020(はちまるにいまる)運動とは?
皆さんもう良くご存知かと思いますが、20本以上の 歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
そのため「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めて「80歳になっても20本以上の歯を保つこと」を目標とした運動です。
8020達成率は、運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本)でしたがその後、平成17年の8020達成率は21.1%と伸び、さらに平成19年には25%に達しています。
そして、昨年6月に厚生労働省が発表した実態調査では、何と達成者は51.2% と予想を上回る伸びを見せています
歯を失う原因で最も多いのが、成人の80%以上がかかっていると言われる歯周病です。
歯磨き不足だけでなく、日常の生活習慣の乱れも歯周病につながります。
今年も すぎもと歯科では、6名の8020達成者
がいらっしゃいました。
皆さんとてもお元気で前向きな方ばかりで、そのパワーに驚かされます。毎日の歯の手入れはもちろん、趣味や仕事にも前向きに取り組んでおられる方ばかりです。
そして長年にわたり、定期的に検診に通っていただいている皆さんです!
すぎもと歯科では、そんな皆様をお祝いするとともに、8020達成の秘訣などお話を伺っていますので、是非皆様もご覧下さい。
なにかヒントになることがあるかもしれませんヽ(´▽`)/
Tさん Kさん Wさん
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〒483-8334 愛知県江南市前飛保町緑ヶ丘290
院長 : 杉本 英之
初めての方、急患は予約外でも受けていますが
歯科医師・スタッフの都合もありますので必ず
お電話の上ご来院ください
時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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