こんにちは、江南市すぎもと歯科・管理栄養士の道家です。
最近朝晩めっきり涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね。秋の虫の鳴き声も聞こえてきて、季節の変わり目を感じます。日中との気温差が激しいので、どうぞみなさん体調管理には気をつけて下さい。
さて私は、すぎもと歯科・歯科衛生士の林さんが歯周基本治療の講習を受けることになり、そのモデルとして歯周病のケアをしていただいてきました。
先日院内ミーティングの中で、林さんが症例発表・セミナー報告としてスタッフ全員の前で、その成果を発表されました。
自分への口腔ケア・歯周病治療の過程がスライドや口腔写真によって分かりやすくまとめられていて、改めて ちょっと意識して歯磨きを頑張ることで、こんな短期間に口腔内が改善するんだと驚きました。
歯並びが悪い私は磨きにくい場所や、歯石がよくたまってしまう箇所などわかっていたつもりでしたが、意外な場所に汚れがたまっていたり、それがなぜたまるのかなども教えていただいて、歯の磨き方を見直すことができました。
親知らずが少しだけ顔を出している奥の歯も、磨き残しになりがちということで、先が細くなっているワンタフトブラシを使用することを薦めて下さり、歯の形状に合わせて歯ブラシを変えるということに、驚きを覚えつつ、こうした細かなケアが大事なんだとわかりました。
フロスにおいては、私の勝手なイメージで、痛いのでは?とか、歯と歯の間に隙間ができてしまうのでは?とか、糸をおしこむから余計に汚れが中に入ってしまわないかな?など思っていましたが、全く違うことがわかりました。
使い方も丁寧に教えて下さいましたが、初めは慣れず、鏡を見ても上手にできないことを伝えると、家族にやってみるといいというアドバイスをいただき、主人の口で練習しました。コツをつかんだ私は、自分の口でも上手にできるようになり、汚れがフロスについてくるのを見ては、フロスを通すことが楽しくなってきました。
さらに口腔内の写真を見ながら、脱灰が起こっている歯があり、エナメル質が薄くなってきているところがあるので、MIペーストという磨き粉を使って補強していくとよいと言われました。
自分の歯がそんな風になっていたなんて知る由もありませんでしたので、そんなものがあるのか!と早速ミント味のものを購入し使っています。まだ変化はわかりませんが、目に見えないところで確実に良くなっているのだろうと信じてこれからも使っていこうと思います。
カビ菌を減らすぺリオバスターも夜使っているので、気になる歯周病の進行も防げているのではないかと思います。
自分の口の中に歯周病菌がいて、歯茎がちょっと下がりつつあると知った時から自分の口腔内に関心を持つようになりました。どこも痛くなくても病状が進んでいくのが歯周病です。
自分は大丈夫と思わずに、今どんな状態なのかを知ることが大事だということを、是非皆さんにはお伝えしたいです。
林さんは私の口腔内を見て、どうしたら良くなるか本当に色々なアドバイスをして下さいました。
そして素人ながらの些細な疑問や悩みなどをちゃんと受け止め、丁寧に説明・指導して下さいました。おかげで自分の歯だけでなく、家族の口腔内にも関心を持て、家族で検診に行くことの重要性も認識できました。
メンテナンスをしてもらった直後は、きれいにすっきりとした状態を保とうと頑張るのですが、そのうちその気持ちも薄れてきてしまいがちです。
3ヶ月に1回歯科衛生士によるメンテナンスを受けることでモチベーションが保たれるので、ぜひ私もこれからメンテナンスをしてもらいつつ自分でもケアを頑張ろうと思います。
そして通われている皆さんにも、どんな些細なことでも何か不安なこと、悩みや疑問点などあれば遠慮したり、恥ずかしいと思わずに歯科衛生士に安心して相談してほしいと思いました。