皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の葛島です。
梅雨が明け、暑い日が続いていますね。今年は梅雨が長かった分、急な暑さに身体が慣れるまで時間がかかりそうです(´・ω・`)
さて、今日は先月に引き続き、仕上げ磨きについてのお話をしていきます。
毎日仕上げ磨きを嫌がって大変…と悩んでるお父さん、お母さん!!
もしかしたらお子さんは、仕上げ磨きに痛みを感じているかもしれません!
そこで、痛くない仕上げ磨きのポイント★を、部分ごとにご紹介していきます。
まずは、お子さんのお口の中がよく見えるよう明るい場所で、必ず寝かせ磨きをしましょう!
また歯ブラシはペンを持つように持ちます。
これは、歯ブラシを細かくコントロールしやすく、ゴシゴシ磨きになりにくい持ち方です。
歯ブラシを大きく動かすと、磨き残しが多くなる上に、お子さんが動いた拍子に奥まで突っ込んで痛い思いをさせる可能性があります。
1箇所10から20回を目安に、小刻みに優しい力で磨いていきましょう。
上の前歯・・・指で唇をよけます。
この時、上唇小帯を指で保護して、歯ブラシを歯とほぼ直角に当てます。
⚠︎この筋は、歯ブラシが引っかかりやすく、痛みを与えてしまう部分なので注意。
奥歯の外側・・・口を大きく開けすぎず、軽くポカンとしてもらうのがコツです。指の腹を使って、頬を優しく外側へ広げ、磨いていきます。⚠︎この時、爪を立てないよう注意。
奥歯の内側・・・歯ブラシを斜め45度の角度で当てます。下の奥歯は舌があるので、優しくよけて磨きましょう。
下の前歯・・・上の歯同様、指で唇をよけて磨きます。
噛み合わせの面・・・勢いあまって奥に突っ込まないよう、小刻みに動かして、毛先を丁寧に届かせましょう。
最後に・・・お子さん用の歯ブラシは、柄が短く、大人には持ちにくいので、仕上げ磨き用の歯ブラシを分けてご準備されるのがオススメですよ(*^ω^*)