歯科衛生士のブログ

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10月8日は「入れ歯の日」

皆さんこんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の山本です!
皆さん!10月8日は何の日かご存知ですか?
1081 入れ歯の日〟です!

入れ歯をお使いの皆さんは、普段入れ歯の手入れはどのようにされていますか?
今日は正しい入れ歯の手入れについてお伝えしたいと思います。

毎食後、入れ歯を外した状態でご自身の歯を丁寧に磨きます。

次に入れ歯はブラシ(できれば義歯専用ブラシ)を使って優しく磨きます。
この時に歯磨き粉をつけてしまうと歯磨き粉に含まれている研磨剤で入れ歯が傷ついてしまうので、歯磨き粉はつけないようにしましょう。

部分入れ歯の方は、銀色の歯にかける金具の部分に汚れが残りやすいので特に注意して磨きましょう。総入れ歯の方は内側を歯ブラシで優しく磨いていきましょう。

入れ歯のお手入れをされる際には、落として割れてしまう危険を避けるために、水を張った桶の上などで行なってください。

そして以前は、就寝される際は必ず入れ歯は外して、金具のかかる歯や歯肉を休ませるのが良いとされていました。
けれど、阪神淡路の震災が起こった際、朝5時頃だったため入れ歯を外したまま避難した方がほとんどでした。
そのためせっかくの炊き出しや避難所での食事も、食べることができず栄養状態も悪くなってしまい、大変ご苦労されたということです。
そんなことがあってからは、夜寝る前にご自身の歯を丁寧に磨き、入れ歯もしっかりお手入れして頂いた状態であれば、入れ歯をつけたまま就寝されても良いのでは・・という考え方に変わってきています。
入れ歯や残っている歯の状態にもよりますので、かかりつけの先生に相談してみてくださいね。

もちろんそんな災害がないのが一番ですし、入れ歯にならないようにするのが大事であることは言うまでもないことですが、最も良くないのは、歯が抜けたままの状態でいることです。
そんな方は、どうぞ歯科医院で入れ歯や他の方法など相談して、残った歯を大切にしてくださいね。

また、高齢者の方にみられる「誤嚥性肺炎」の予防のためには、口腔内の清潔が何より大切です。
食事のあとは必ず入れ歯も外して洗っていただくことをお願いします。
清潔なお口に、手入れされた入れ歯を使ってよくかんでいただくことで、食事も美味しくなり・意欲も増し・老化を防ぎことにつながります。 いつまでもお元気で過ごしていただくために、お口と入れ歯の手入れは欠かせないことです。

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