こんにちは。江南市すぎもと歯科、衛生士の奥村です。
5月に入り日中は暑くなりましたね。ステイホームでのGW‥皆さんいかがお過ごしでしたか?
さて今日は「先天性欠如歯」についてお話しします。
生まれつき歯の本数が少ないのは“先天性欠如歯”と呼ばれ、お子さんの約10人に1人いる!というデータがあります。
乳歯が先天性欠如だった場合、永久歯も欠如しやすい傾向にあります。
一方、乳歯が全て生え揃っているのに、永久歯が欠如する場合もあります。
先天的なもので原因は不明ですが、歯が育っていく過程で永久歯の芽ができなかったり、途中で育たなくなったりして起きると考えられています。
足りない歯の本数や場所にもよりますが、成人になっても乳歯がそのまま残り、永久歯の代わりをしてくれるケースもないわけではありません。
しかし、乳歯がぐらついてきたりしてダメになった場合は、矯正治療や大人になってからブリッジや義歯・インプラントなどを入れることを考える必要が出てきます。
欠如歯の治療は将来を見越しながら進めていくことが大切ですので、早めに見つけることが大事となります。また逆に余分な歯(過剰歯)がある場合も、同じくらいの比率であると言われます。
顎の中で起きていることは外側から診てもわかりませんので、すぎもと歯科では6歳前後になるとレントゲンをお撮りして、欠如歯だけでなく過剰歯がないかも確認させていただくようにしています!
もし、成長期を迎えても乳歯が抜けなかったり、なかなか永久歯が出てこない・・というお子さんは一度調べてみたほうが良いかもしれませんね。