皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の戸谷です。
先回『いい唾液の日』にちなみ唾液の作用
についてお話しさせて頂きました。
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今回は「唾液が減ってしまうと起こりうること」や「唾液を増やすためにできること」についてです。
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1.むし歯になりやすくなる![](https://sugimotosika.com/wp-content/uploads/2022/12/201303140112.jpg)
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唾液が減ると洗い流す力が低下し、食べカスなどが残留しやすくなります。
虫歯菌はこれらを栄養源として増殖していくので虫歯菌が増えやすい環境をつくってしまうことになります。
そして、歯を溶かそうとつくった酸を中和する作用が低下し、歯の表面を溶かすのを防ぐ力も低下します。
また、溶けかけた歯の表面を修復する力も減るため、歯が溶け続ける環境が長くなってしまいます。
2.歯周病になりやすくなる
唾液には、歯周病菌が増えすぎないようにコントロールする働きがあります。
そのため減ると歯周病菌が増えるのを抑えることが難しくなります。![](https://sugimotosika.com/wp-content/uploads/2022/12/201303140113.jpg)
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3.口内炎ができやすくなる、入れ歯が痛くなりやすくなる
唾液が潤滑剤、保護剤の役目を担い、歯が直接触れ合わないようにし、舌・唇・頬・歯茎といった柔らかい部分を守ってくれます。
4.カビが増え、口臭が強くなる![](https://sugimotosika.com/wp-content/uploads/2022/12/20130314012.jpg)
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カビ菌は常在菌といってもともとお口の中にいますが、通常は免疫力のおかげで増えすぎないように抑えられています。
唾液が減ると抗菌成分が減少することと、粘膜を傷つけやすくなることで抵抗力が低下しカビ菌が増えてしまい、口臭も強くなります。
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1.水分補給![](https://sugimotosika.com/wp-content/uploads/2022/12/7de5d97130586fa69edae205d3fb8038-1.png)
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唾液は体内の水分量と関連しています。
からだの中の水分量が減少すると、それに伴い唾液も減ってしまいます。
水分補給をしお口の乾燥を防ぎましょう
2.ガムをかむ
噛むという行為は唾液腺を刺激し唾液の放出を促します。
3.食事のときにしっかりとかむ
少し噛んで飲み物で流し込んでしまうことはよくありません。
できるだけゆっくりと回数を重ねて噛むようにしましょう。
噛むことの副次的効果として満腹中枢を刺激するので食べ過ぎを防いでくれます。![](https://sugimotosika.com/wp-content/uploads/2022/12/9f2bd6f75262466cc1a2cbeee150e971_t-230x98.jpeg)
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4.舌を動かす
舌を動かすと、舌の下にある唾液腺が刺激されますので唾液がでできやすくなります。
『あいうべ体操』は簡単で唾液腺を刺激するほか言語の発音の手助けをするなどとても効果的です。
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5.唾液腺をマッサージ
それぞれの唾液腺をマッサージして刺激をすることも効果的です。
あくまでも痛くないように行なってください!
唾液腺は加齢的な影響で30代をピークに減少していきます。
そこで食べ物をしっかりと噛んで食べ、唾液を出しやすくするマッサージを行うなどして、唾液がしっかり出るように健康な生活を送るようにしましょう。
そこで食べ物をしっかりと噛んで食べ、唾液を出しやすくするマッサージを行うなどして、唾液がしっかり出るように健康な生活を送るようにしましょう。