こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
朝晩の気温がグッと下がり、体調を崩していませんか?
服の選択が難しいですが、一枚上着をもって対策し、手洗い、うがい、歯磨きをしていきましょう。
今回は根面う蝕を予防するポイントについてお伝えしていきます。
【ポイント1】
歯肉を下げない!
根面う蝕では歯肉が下がって露出した根面がむし歯になります。
ということは「歯肉を下げないこと」が一番の予防となります。
特に歯肉が下がる原因となるのが「歯周病」です。
むし歯と同じように根面う蝕の予防も歯磨きが基本です。
とはいえ、日常的に力を入れすぎて磨いていると、かえって歯肉を痛め歯肉が下がる原因となります。
歯肉を傷つけない、優しくて丁寧な歯磨きをしていきましょう。
またフロスや歯間ブラシを日常のケアに取り入れることも効果があります。
【ポイント2】
フッ素をなるべく長く口腔内に留めること!
高濃度(1450ppm)のフッ素配合歯磨き剤やフッ素洗口液を利用して、フッ素が歯を補修する力をさらに強化しましょう。
根面が露出した口腔内にはこちらのう蝕予防歯磨剤がオススメです。
フッ素がエナメル質と象牙質のう蝕を予防し、新配合のコーティング剤PCAが露出した象牙質表面のコラーゲンをコーティングし、さらにフッ素を長く留めます。
研磨剤無配合のためエナメル質より軟らかい象牙質を傷つけることなく優しく磨くことができます。
また低発砲なので磨いたときの泡立ちが少なく、時間をかけてじっくり磨くことができます。
そして、磨いた後の洗口は1回だけにしましょう。