皆さんこんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の山本です!
すぎもと歯科では6月1日〜10日まで『歯と口の健康週間』のイベントを開催し、来院された皆様にお口の健康に関するクイズに挑戦して頂きました。たくさんの皆様にご参加頂きまして、ありがとうございました!!
今回はクイズの解答と解説をお伝えしていきます.
まずは問題に挑戦してみて下さい! ○✖︎でお答え下さいね
2022歯と口の健康週間クイズ✿
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問題です!
Q1 毎日の丁寧な歯磨きを続けているので、検診は年に1度程度で良い。
Q2 歯と口の健康は、認知症とも大きく関係する!
Q3 歯を失う一番の原因はむし歯である
Q4 歯垢(プラーク)の正体は食べかすではなく「細菌のかたまり」である。
Q5 歯並びの悪さは ほとんどが遺伝によるものが多い?
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いかがですか?難しい問題もありましたか?
では、回答と解説です!
Q1毎日の丁寧な歯磨きを続けているので、検診は年に1度程度で良い。 →[×]
An.お口の中はとても複雑です。残念ながら歯磨きで全ての汚れを取り除くことは困難です。
歯と歯の間に残った細菌は約100日で元のレベルに戻ると言われます。
健康なお口を保つためには3ヶ月に1度のプロによるクリーニングが必要です!
Q2 歯と口の健康は、認知症とも大きく関係する!→[〇]
An.歯周病の原因菌は血液の中に入り込み増殖します。
そのため血流にのって全身にあらゆる疾患を引き起こす危険性があります。
脳までいくことで、認知症などの進行につながる可能性もあるわけです。
Q3 歯を失う一番の原因はむし歯である→[×]
An*1位 歯周病 約4割 *2位 むし歯 約3割
*3位 破折(折れる.割れる.ヒビが入る)約2割
*その他 約1割
Q4 歯垢(プラーク)の正体は食べかすではなく「細菌のかたまり」である。→[〇]
An 歯垢1mg当たりなんと!1億個以上の細菌が存在していて、口をゆすぐだけでとれる食べかすとは区別されます。
Q5 歯並びの悪さは ほとんどが遺伝によるものが多い→[×]
An赤ちゃんの時の抱っこ・おんぶの仕方、離乳食などをはじめ、噛む回数が減っていること、良くない癖など、7割が食生活や悪習慣によるものとなっており、遺伝によるものは3割だけです!
★さて皆さんは何問正解できましたか?
それぞれの問題の《正解率》は以下の通りでした。
*Q1→94.1 % *Q2→ 96.0% *Q3→ 53.8%
*Q4→ 90.7% *Q5→82.1%
そして全問正解率は47.2%という結果でした。
今年は他の問題と比べてQ3の正解率がとても低かったです。歯を失う1番の原因は虫歯ではなく歯周病です!!!
お子さんの問題は小児歯科サイト「むし歯のない元気な子ども」カムカムイベントに載せてありますので合 是非わせてごらんください!