歯科衛生士のブログ

ブログ 歯科衛生士のページ 知っておきたい歯の話

歯の治療後は献血できない⁉

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士・口栄士の戸谷です。

突然ですが、皆さんは献血をされたことはありますか?
8月21日が『献血の日』ということでポスターを目にすることがありました。

献血するときに歯科治療が関係することはご存知でしたか?
日本赤十字の公式サイトでも出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)に関しては、抜歯等により口腔内常在菌が血中に移行し、菌血症になる可能性がある!としています。
 
そのため歯の治療日を含む3日間は献血をご遠慮いただいています。』と発表されています。

なぜかというと、炎症のある歯周組織(歯肉や粘膜など)は傷がつきやすく、その傷から雑菌が血液に入りやすい環境にあります


また、歯科治療でも同様に歯周組織に傷がついた場合、その傷口から雑菌が入る可能性があります。

献血する側の人は健康であるし、唾液などの免疫力によってその雑菌がからだに影響することはないですが、献血される側の方は免疫力が低下している場合が多いため、献血された血液に雑菌が入っていると問題になることがあります。
そのため、歯科治療3日以内の献血はできないということです。

献血とは関係なく歯周病菌は血液に入ると、心筋梗塞などを引き起こすリスクを高めることも今ではわかっています。
そして糖尿病などの全身疾患とも大きく関係していることがわかっています。

お口の中をきれいに健康な状態に保つということは、自分以外の人たちにも大切なことだといえますね。

 

夏まつり*衛生士の話~続き

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士・口栄士の葛島です。

今日は、前回お話した夏祭りでの衛生士の話【お口遊びで楽しくトレーニングをしよう!】の続きになります。
 
前回は〝いつまでもおいしく食べるために必要なチカラ″についてのお話をしました。
続いて今回は、それらのチカラをつけるための楽しいトレーニング、お口遊びについてです。
 
皆さんも、ぜひやってみて下さいね!
 
タラコくちびる
ベロを横に引き伸ばしながら、下唇が隠れるようにします。
鼻の頭をなめる
ベロを出して、思い切り上に突き出しましょう。
舌で筒を作る
ベロを筒のように丸めて、その状態をキープします。
口笛でホーホケキョ など
 
その他にも、ガムを使ったお口遊びもあります。

.

そんな時おすすめなのが、キシリトール100%ガムです!
むし歯の原因を作らず、唾液も増えるので、むし歯予防にも繋がります。
 
ちなみに、ガムを噛むときは…
しっかりお口を閉じて、お鼻で呼吸する
片方ばかりで噛まず、左右バランスよく噛む
無理に強い力で噛んだり、長時間噛まないようにする

これらのことに注意してみて下さいね!
 
お口遊びは、お口の機能を鍛えるのにとても有効です。
お口遊びを通じて、正しいお口の機能を獲得し、健康でいつまでもおいしく食べられるお口づくりをしていきましょう!!

夏まつり2023「衛生士のお話」より

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士・口栄士の葛島です。

すぎもと歯科では、8月1日・2日と2日間夏祭り2023を開催致しました。

昨年は、コロナ禍で中止となってしまった夏祭りですが、今年は無事に開催することができ、再びお子さんたちの笑顔をたくさん見ることができました(*^ω^*)

夏祭りでは〝いつまでもおいしく食べるためにはどうしたらいいのか″をテーマに【お口遊びで楽しくトレーニングをしよう!】という衛生士の話もさせて頂いたので、今日から2回に分けてご紹介していきたいと思います。

早速ですが皆さん、いつまでもおいしく食べるために必要なチカラとは何だと思いますか?
一言で〝食べる″と言っても、実は様々なチカラが必要になります。

・・・口を開けたり、閉じたりする
・・・食べ物をかみ砕く衛生士の話
・・・食べ物をまとめて、飲み込む
唾液・・・食べ物をまとめて、飲み込みやすくする
のどや顎の筋肉・・・食べ物を飲み込むことや、むせて異物を押し出す

このようにそれぞれ大切な役割があるのですね。

おじいちゃん、おばあちゃんになっても、おいしく食べるためのお口づくりは、子どもの時から始まっています。
近年、食生活の変化やお口遊びの減少によって、食べ物をかみ切ることができない歯並びのお子さんが増えてきています。
お口遊びを通じて、おいしく食べるために必要なチカラをつけていきましょう!!

次回は、実際にお口遊びをいくつかご紹介していきますので、楽しみにしていて下さいね(*´ω`*)♪

夏祭りの様子は、ブログ すぎもと歯科の日記に載せてますのでご覧ください。

すぎもと歯科では、むし歯予防はもちろん、お子さんの口腔機能の正しい発達のために 診療内で様々な取り組みを行っています!
きれいな歯並び・むし歯のない子を目指す方は、何でもご相談下さい!

噛まない子の特徴・・

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士・口栄士の戸谷です。

急に気温が上がりましたので体調を崩していませんか?
また、暑いからといって喉越しの良い麺類ばかり等になっていませんか?

以前からよく噛むことの大切さについてお子さんにも『ひみこのはがいーぜ』の標語をもとにイベントでもお話しをさせていただきました。

今回は、噛まない子の特徴をまとめた『やわな がくりょく』という標語についてお伝えしていきます。
『やわな』とは弱いという意味で、『がくりょく』は「学力」と「顎力」を意味し、よく噛む習慣を身につけることが大切‼というお話です。

やわらかいものが好き
子どもたちが好きなものは、ハンバーグや煮込まれたカレーなど柔らかいものばかりです。
食材を大きくしたり、食感を残してあげたり 噛みごたえのあるものを取り入れていきましょう!

:和食嫌い
洋食の料理は一般的にやわらかいが多いのに対し、和食にはきんぴら等 歯ごたえがあるものがあります。
洋食ばかりだけでなく和食を食べさせる工夫もしていきましょう。

:ながら食べ
テレビを見ながら…スマホをいじりながら…等『ながら食べ』をすることが多いですね。
まずはテレビを消したりして家族と会話し集中して食べるようにしてあげましょう。

:がつがつ食い
がつがつと早食いするのをやめ、よく噛むようにしましょう。ゆっくりとよく噛むことで、早食いを予防するだけでなく、満腹感も得られるようになります。

:食べ物流し食べ
現状、食卓に飲み物を置くと必ずといっていいほど噛んでいる途中に飲み物で食べ物を流し込みをしてしまう子が多いようです。
口にものを入れている間は飲まないように指導していきましょう。

りょく:緑黄色野菜が嫌い
緑黄色野菜を嫌う子も多いです。嫌いだから、食べないからといって食卓に並べなければ、好き嫌いの克服だけでなく、食育ができません。

食べ物をよく噛まないでいると
*口の周りの筋肉が発達せず歯並びが悪くなる、
*消化が悪くなり胃腸の負担が大きくなる、 など、
体やお口にとってデメリットがたくさんあります。

反対によく噛むことはメリットがたくさんあります!
ぜひ姿勢を正し、30回の咀嚼を目標に美味しい食事を楽しみましょう!

水分補給!砂糖の量気にしてますか?

皆さんこんにちは!
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の山本です!

暑い夏に近づくにつれて、これから冷たい飲みものを飲む機会が増えますね。
水分補給が大事なこの時期だからこそ、飲み物が歯に与える影響を知ることはとても大切です。
すぎもと歯科では毎年、飲みものに入っている砂糖の量を待合室に掲示しています。
来院される皆さんにとても興味を持ってご覧頂いております。

炭酸やジュースにたくさん砂糖が入っていることはご存知の方も多いと思いますが、野菜ジュースやスポーツドリンクの砂糖の量に驚かれる方がたくさんみえます。
野菜や果汁100%のものでも絶対に虫歯にならないというわけではありません。

最近の野菜ジュースは砂糖不使用だったり、少量のものが増えてはいますが、野菜や果実由来の糖質である果糖やブドウ糖、ショ糖は虫歯を引き起こす原因のひとつになりますので注意が必要です。

スポーツドリンクも砂糖が多く入ってはいますが、熱中症や発熱等の体調不良のときに飲むのは体に良いとされています。
ただ習慣的に飲み続けると虫歯の原因になったり甘味嗜好になりやすいため、普段の水分補給は水か麦茶を飲むようにしましょう

砂糖の入った飲みものやジュースを飲んだあとはうがいをしたり、キシリトール100%のガム等を噛んで唾液の分泌を促すと良いですのでご参考になさってくださいね。

歯とお口の健康にも気を配り、上手に水分補給をして 元気に夏を乗り切りましょう!!

歯と口健康クイズ[解答と解説]

皆さん、こんにちは!
すぎもと歯科、歯科衛生士の杉田です!

すぎもと歯科では61日から10日まで『歯と口の健康週間』のイベントを開催し、来院された皆様にお口の健康に関するクイズにお答え頂きました!👄

たくさんの方々にご参加頂きまして、ありがとうございました😊

前々回のこのページで、クイズの問題を出させて頂きましたので、今回はクイズの解答解説」お伝えしていきます♪

Q1.歯間ブラシやフロスは、使いすぎると歯と歯の間の隙間が大きくなるので使わないほうがいい?
答えは()
サイズが合ったものを正しく使えばその心配はありません!歯ブラシだけで綺麗にするのは困難です。
虫歯や歯周病予防のために歯間ブラシ・フロスは欠かすことのできないものです。合わせてお使いください。

Q2.歯周病は気づかないうちに進行してることが多い?
答えは(⭕️)
歯周病は成人の約80%がかかっている病気ですが、自分は大丈夫!と思っている方が多いのも特徴です。
それは自覚症状がほとんどなく進行していくからです。
気づいた時には手遅れ
ということにならないように若いうちから定期検診を受けることが大切です。

Q3.唾棄には多くの菌が存在するので、量が多いほど虫歯になりやすい?
答えは()
唾液には抗菌作用、自浄作用、保護作用など様々なはたらきがあります。
唾液量が少なくなると、むし歯や歯周病のほか口臭が発生しやすくなるなど、お口のトラブルが起きやすくなります。
食事もよく噛んで食べ、唾液をたくさん出しましょう!

Q4.子供の虫歯は減っているが、大人の虫歯は増えている?
答えは(〇)
子供の虫歯はフッ素の普及などにより年々減少傾向にありますが、大人の虫歯は増えています。
歯周病で歯茎が下がった部分の虫歯や一度治療した歯に再びできる虫歯(二次カリエス)の比率が高くなっています。

Q5.甘いものを食べなければ虫歯にならない?
答えは()
虫歯の原因はお口の中の細菌、歯の質、食生活の三つのバランスが崩れることです。甘いものでなくても虫歯の原因になります。
食後の丁寧な歯磨き、食事・間食は時間を決めて、規則正しい食生活を習慣にしましょう!

さて、皆さんは何問正解できましたか?
それぞれの問題の《正答率》は以下の通りでした!

Q1→95% Q2→97.5% Q3→86.3%
   *Q4→71.3% Q5→95.6%

そして全問正解率は59.1%という結果でした!

今年は他の問題に比べてQ4の正解率が低かったです!
大人の虫歯は増えているんです!歯磨き、フロス、歯間ブラシはしっかり行い 定期検診を受けましょうね♪

皆さん、いかがでしたか?今年も正解多数の方の中からW賞』が当たります!

発表は6/20です!ブログ「すぎもと歯科の日記」で発表します!

お楽しみにお待ち下さい♪

口腔内に症状が出る感染症

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士・口栄士の戸谷です。
コロナが5類に引き下げられて1ヶ月が経ち、ヘルパンギーナや溶連菌、今もなおインフルエンザなど感染症が流行しています。
そんな流行している感染症ですが、お口の中にも症状がでるものがありますので特徴をお知らせします。

《ヘルパンギーナ
・ウイルス性の感染症
・5歳以下のお子さんが罹患することが多い
・38度以上の高熱
・喉・鼻の炎症や咳
・下痢
・口の中(のど)に水ぶくれのような発疹
手足口病とは違い発疹は口の中だけにできます。
大人が感染すると脳炎など重症化しやすいので、ウイルスのついた手で触れた物品を介する接触感染や咳やくしゃみによる飛沫感染に気をつけましょう。

《溶連菌》
・細菌が引き起こす感染症
・5歳から15歳、特に小学生低学年に多い
・喉の痛みや腫れ、咳
・発熱などの風邪に似た症状
・赤く小さな発疹が首、胸、手首、足首などに出て全身に広がる
・発疹には痒みを伴う
・舌に赤く小さな発疹ができる(イチゴ舌)
こちらも手洗いやうがいを心がけて感染に気をつけましょう。

どちらものどに痛みを伴い、特にヘルパンギーナの場合水膨れが口を動かすことによりつぶれ、つぶれた後にできる潰瘍には非常に強い痛みが出てしまいます。
罹患する年齢が低いと言葉で訴えることが難しいので日頃の様子との違いに気を配ってあげましょう。
そして、食欲不振に陥りやすいので、食べられるもの、喉に優しいものを与えてあげましょう。
●喉越しのよいおやつ
●おかゆやうどん等
●豆腐や煮込み野菜スープ等
が良いといわれ、
✖︎熱すぎ、冷たすぎるもの
✖︎辛いもの
✖︎酸っぱいもの(喉の炎症にしみるもの)等は避けてあげましょう。
また脱水症状にもなりやすくなるため、こまめに水分補給もさせてあげるようにしましょう。

これから手足口病なども流行る時期になります。マスクで完全防備していた生活が終わりを迎えた今、引き続き手洗い・うがいをし感染しないよう、また感染を広げないよう注意しましょう!

歯と口の健康週間クイズ*問題です

こんにちは!江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の三輪です。

6月4日はむし歯予防デーです
すぎもと歯科では1日~10日まで「歯と口の健康週間のイベントを行っていますそして、今年も皆さんに「お口の健康クイズに挑戦していただいています!

今日は皆さんに参加して頂いている【❌クイズ】を発表しますので、一緒に考えてみましょう!

では問題です!

第1問 歯間ブラシやフロスは、使いすぎると歯と歯の間のすき間が大きくなるのであまり使わない方がいい?

第2問 歯周病は気づかないうちに進行していることが多い?

第3問 唾液は多くの菌が存在するので量が多いほど虫歯になりやすい?

第4問 子どものむし歯は減っているが、大人の虫歯は増えている?

第5問 甘いものを食べなければ、虫歯にはならない?

いかがですか?答えは分かりましたか?

2択ではありますが、結構悩んでしまう問題もあったのではないでしょうか

期間が終わり次第、解答の方も載せさせて頂きますので、ぜひそちらもご覧くださいね

また、実際に歯科医院の方でクイズに参加して頂くと、全員の方に参加賞も、ご用意もしております!

更に、全問正解だった方はW賞が当たるかもしれません!✨

当たった方は豪華な景品をプレゼントさせて頂きますので、お楽しみに
解答と解説はイベント終了後に、このサイトでお伝えいたしますので、ぜひまたご覧になって下さいね。

尚、W賞の発表は6月20日です☆
ブログ「すぎもと歯科の日記」で発表致します★

お子さん用の問題や回答解説は小児歯科サイト「カイベント」で順次載せていきますので見て下さいね(^_-)-☆

最近検診に行ってなかったな、という方や久しく歯医者にかかってみえない方など、ぜひ!宜しければ、この機会に一度お越しください✨
スタッフ一同、お待ち致しております☺️

歯と口の健康にキシリトール!

こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉田です。
6月4日はむし歯予防デーですね、

そして4日~10日までは「歯と口の健康週間」です!

今日は、健康な歯と口を保って頂くための方法の一つとして『キシリトール』を紹介いたします
キシリトールとは
天然の甘味料で、私たちがガムやタブレットで口にするキシリトールは、主に白樺などから採取される成分を原料として生産されています。
砂糖とほぼ同じ甘味なのに、カロリーは砂糖の約
75%です!

キシリトールの虫歯予防効果
キシリトールを摂取しても、お口の中の細菌は虫歯の原因となる「酸」を産生することができません
さらに、歯垢中の酸を中和し虫歯の進行を抑える作用も持っています。
口にすれば、キシリトールの甘さによって唾液がたくさん出て、虫歯ができにくくなる効果もあります。
虫歯の大きな原因とされるミュータンス菌の活動を弱める働きがあります。

また、キシリトールによって、虫歯の原因となる歯垢が歯につきにくくなるだけでなく、剥がれ落ちやすくなることも知られています。
さらに歯の再石灰化を促して歯を強くする効果もあります。

キシリトールの摂取方法
キシリトールガムを噛むタイミングは食後がおすすめです!
1日3回を目安に10分以上噛んで下さい!そして効果を発揮させるために
3ヶ月以上、毎日続けることが大切です

歯を強くする成分も含まれているため、歯磨き後がオススメです。就寝前に摂取するのもいいですよ♪
注意するポイントは、キシリトールガムを歯磨き代わりに使うということはできません🙅‍♀️

キシリトールガムを噛めば歯磨きをしなくて良いということではありません!キシリトールはあくまで補助的なものです!正しい歯磨きができた上でキシリトールを摂取することで予防効果が期待できます

キシリトールは矯正中の方にもおすすめです⭐️
矯正中は口の中に装置が入るため、唾液の分泌が減ったり 歯磨きがしづらくなる などむし歯の、むし歯のリスクが高まってしまいます👿

そこでキシリトールを摂取する事で、唾液の中のミュータンス菌(むし歯をつくる菌)数を減らし、歯垢の付着を防ぐ事でむし歯予防になります!

またガムを咀嚼する事によって唾液の分泌を促進させる効果もあります!
但し、キシリトール100%のガムを噛むことが大切です!
キシリトールが50%以下では、むし歯予防の期待はできませんので注意が必要です!

すぎもと歯科では、キシリトール100%ガムはもちろんグミやチョコも販売しています!
むし歯になりやすい方や、ガムやグミをよく食べる方、矯正されてる方はぜひぜひ、むし歯予防としてキシリトール100%のガムを取り入れてみて下さい
☀️

噛む回数が少ない方、硬いものが苦手であまりかまないで食べてしまう方、は、噛む習慣づけのためにも予防矯正のためにもキシリトール100%ガムを噛んでみて下さい!

ブログ「すぎもと歯科の日記」も合わせてごらんください!

救急対応★AEDの使用法

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
今回ミーティングの時間で『救急対応』について確認していきました。
すぎもと歯科ではAED酸素マスク及び酸素ボンベ血圧計やパルスオキシメーターなど緊急時に初期対応を行うための医療機器を常備しています。

AEDといえば駅や公共機関に設置しているのを見たことがあると思いますが、歯科医院におけるAEDについて皆さんにも知ってもらえればと思います。

そもそも必要?と疑問に感じられている方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら歯科治療中にAEDが必要になることはごく稀ですが、ゼロではありません。

たとえば、麻酔をした際アナフィラキシーショックを起こしたり、いつもは問題なく行なっている処置であっても不安や痛みによる極度の緊張状態が続いたり、体調を崩している場合には予想をしていないような急激な体調不良を引き起こすことがあります。

『令和4年版救急救助の現状』によると心肺蘇生を実施しなかった場合の1ヶ月後の傷病者の生存率は7%にだったのに対し、一般市民がAEDで除細動を実施した傷病者の1ヶ月後の生存率は49.3%で、このことからもAEDによって今後の生命に大きな影響を与えるといって過言ではありません。

またアナフィラキシーショックを絶対に起こさないということは難しいことで、なぜなら様々な薬剤や材料がアレルゲンとなるためです。
アレルゲンが特定されていれば、使用しなければ起きませんが、自分で把握している方は少ないように思います。
局所麻酔薬やグローブに含まれるラテックス、抗生剤や鎮痛剤などの薬剤もアレルゲンとなります。
問診表記入の際にアレルギーについての欄がありますので活用していただくほか、アレルギーが判明した際、その都度伝えて頂けるとすぐ対応できますので、ご協力よろしくお願いします。

なにも起こらないことが一番ではありますが、何があってからでは遅いので、もしものために速やかに対応できるよう環境や大勢を引き続き整えていきます。

4月4日は歯周病予防デー「フロスを使おう!」

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士・口栄士の葛島です。

4月に入り、新年度がスタートしましたね。
今年度もスタッフ一同、気を引き締めて、診療に臨みたいと思います。
 
さて、4月4日は『歯周病予防デー』です!!
現在、日本人が歯を失う原因の第1位が「歯周病」です。
 
成人の約8割が歯周病と言われていますので、歯周病を予防するには、歯科医院でのプロケアはもちろんのこと、お家でのセルフケアもとても重要となります。
 
今年もすぎもと歯科では、来院された方にパンフレットをお渡ししながら、歯ブラシにプラスしたフロスや歯間ブラシの大切さをお伝えしています。
 
実は歯ブラシだけだと、全体の6割程度の汚れしか取りきれません。
歯ブラシにプラスして、フロスや歯間ブラシを使用することで、かなりの汚れを取り除くことができます。
 
そこで、今年も指巻きフロスの使い方」をおさらいしていきたいと思います。
フロスを40〜50㎝くらい(指先から肘くらいまで)取り出し、切ります。

大体10〜15㎝くらいになるまで、左右の中指に緩めに巻きつけます。(この時、一方の指に多めに巻きましょう。)

人差し指(前歯に通す時は親指と人差し指)でフロスを1〜1.5センチくらい張ります。

小刻みにゆっくりジグザグ動かして歯と歯の間に通していき、歯ぐきの中まで優しく入れ込みます。
※フロスが歯面に沿って「くの字」になるように軽く引っ張りながら、2〜3回程上下に動かして、しっかり汚れを擦り取りましょう。

使った糸の部分は、巻きの少ない指に巻き、巻きの多い指から未使用分を外して清潔な部分を順に使います。

実際使ってみると、初めは難しく感じるかもしれません。
 
買ってももし使えなかったらもったいないな…と心配な方には、お試し用として、持ち運びにも便利なかわいいフロスがオススメです。
 
受付にて『歯周病予防デー』のイベントとして、今月いっぱい、通常価格よりお得な税込40円で販売しております。
ぜひこの機会にお試し下さい!!
 
使い方が分からない… 使ってみたけれど難しい…などご不明な点があれば、お気軽に歯科衛生士にお尋ね下さいね。

「ぶくぶくうがい」できてますか?

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育口栄士の戸谷です。
春というのに毎日寒い日が続いていましたが、日ごとに暖かさを感じられるようになり、花粉症の私にはつらくなってきました(>_<)みなさんいかがお過ごしでしょうか。

すぎもと歯科ではお子さんの口腔機能発達不全症の予防・改善のために口腔育成に取り組んでおり、定期的にお口の機能に関する問診を行ったり、洗口時の様子を観察したりしています!
その問診の中の『ぶくぶくうがいできますか?』の問いに、できるのかできないのか・・・その時に初めて観察する親御さんが多いように見受けられました。

そこで、今回は【 ぶくぶくうがいについて 】お話ししていきます。

まず,ぶくぶくうがいは3歳で約50%、4歳で75%でできるようになります。
何気ない動作のひとつではありますが、とても機能発達において重要なことなので、できるように練習してみましょう!

1.見せる→真似る
お母さん、お父さんがぶくぶくうがいをしている姿を見せましょう。
全てのステップの基本で、お子さんは親御さんがどう歯磨きしているのかも見ていますよ。

2.口に水をためる
最初はそのままゴックンと飲むことがほとんどです。

3.吐き出す
最初のうちはベーっと声をだし吐き出す真似をしていき、慣れてくると口に水をためてべーっと吐き出してくれます。
これまでできたらひとまずOK!たくさん褒めてあげましょう!
いきなりはできませんので、お風呂の時間にすると濡れても安心ですよ。

4.頬をふくらませる
空気で両頬をふくらませてみよう!
①両頬をふくらませる
②両頬を手で押して空気を出す
③両頬をふくらませたり、すぼませたりする
ここまでできたらまたステップアップです。
頬を左右に動かす練習をしていきます。
④片側の頬をふくらませる
⑤ふくらませた頬を押す
⑥左右交互にふくらませる

5.水をふくんで練習
水を口の中にふくんで両頬、右、左と動かしてみよう!
力がついてくると口から水をこぼすこともなくなりますし、しっかり頬をつかってぶくぶくうがいすることができてきます。
ぜひ楽しく練習してください!

口栄士の資格をとりました!

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の葛島です。

3月に入り、いよいよ春の訪れを感じますね。
新年度を迎えるにあたり、すぎもと歯科でも新体制に向けた準備が行われています。
 
さて、今日は皆さんに、すぎもと歯科の歯科衛生士4名が新たに取得した資格について、ご報告したいと思います。
 
資格の名称は『口栄士(口腔栄養指導士)』です。
 
口栄士は、お口の機能不全を栄養学的に改善し、全身の健康のために「正常な呼吸」「深く十分な睡眠」「正しい栄養管理」を促進するための指導を行います。
 
先日、ついに資格証も届きました~!!(*^ω^*)
歯科は現在、保険医療において、実質的に予防を行う唯一の医療分野と言えます。
 
予防歯科として定期管理を行う歯科医院で、患者さんに対して歯のメンテナンスと並行して全身の健康を推進する栄養指導を行うことは、とても理想的だと思います。
 
今後は【口腔栄養学】を含めた情報も皆さんに発信できればなと考えていますので、楽しみにしていて下さい(*´∀`)
 

フッ化物配合歯磨剤の使用法が変更に!

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の戸谷です。
大寒の候皆様お変わりございませんでしょうか?
大寒と名の通り、また気温がぐっと下がるとのことなので、体調管理に気をつけていきましょう。

先日、歯科4学会でフッ化物配合歯磨剤の推奨される使用方法が少し変更になりました!

子どものむし歯は減少傾向ではありますが、他の疾患と比較してもまだ高く、また成人でも3人に1人は治療していないむし歯があったり、高齢者では増加しているとのことです。
しかし、高齢者の増加は以前より歯が残っている本数が増えている為に起こっているようです。

今回変更されたポイントは
0〜5歳までに、推奨されるフッ素濃度が、500ppmから1000 ppmに変更。
6〜14歳の枠が廃止され、6歳以上であれば1500ppmのフッ素濃度を推奨。

歯磨剤のフッ化物濃度は高いほど予防効果が高いと考えられるが、飲み込みによるリスクを考え年齢別の推奨をおこなっています。
歯の形成期である乳幼児・小児に対しては歯のフッ素症のリスクとう蝕予防のメリットのバランスを考慮する必要があり、メリットがリスクを上回ると考えられる利用法が推奨されています。

また歯磨剤を乳幼児が誤って大量に食べたり飲んだりしないよう使用方法、保管場所に気をつけましょう。

製造する企業では乳幼児向け歯磨剤についてチューブを1本飲み込んでも問題ない総量のチューブで製造・販売されていますが、大量摂取にはやはり注意が必要です。
適用量、使用方法を守りむし歯予防に努めましょう。

歯磨きでインフルエンザ予防!

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士・口育士の戸谷です。
今年は新たな資格も取得したので、皆さんに分かりやすい情報を発信できたらなと思います。

さて、12月末からインフルエンザが流行期入りし体調を崩される方も増えてきているようです。
この時期になると発信させていただいているのでご存知の方も多いと思いますが、インフルエンザ予防には…
①手洗い・うがい
手洗いでは指や爪の間、手首までしっかりと。
うがいでは最初に口に含んだ水でそのままうがいしてしまうと、口内にいた菌が体内に入ってしまうこともありますので、まずは『ぶくぶくうがい』をし改めて『がらがらうがい』で喉の奥まですると良いでしょう。

②規則正しい生活をする
栄養バランスの摂れた食事を規則正しいとり、適度な運動で体力を増進させ、十分な睡眠で疲れはその日のうちにとるようにしましょう。

③マスクの正しい着脱
マスクを正しく着用している方がほとんどですが、外す時に何気なく表面を触っていませんか?
マスクの表面にウイルスなどの飛散物が付着している可能性があるため、ゴムの部分をもって耳から外しましょう。

④毎日の丁寧な歯磨き
特に夜の間は唾液の分泌が減り、乾きやすく口の中の菌が増えてしまいます。
寝る前にハブラシだけでなく、歯と歯の間をフロスや歯間ブラシで、そして舌のケアをし、しっかりと汚れを落としていくことが大切です。
また、朝起きてすぐにも磨くと夜増えた菌やウイルスを減らしたりとインフルエンザなどの感染予防につながります。

また専門的なケアができていると罹患率が10分の1にまで減ることがわかっています。
歯茎のポケットの中の汚れや歯石などハブラシで落とせないところもありますので、定期的なメインテナンスに是非お越しくださいね。

毎日の歯磨きと定期的なメインテナンスで、お口だけでなく体の健康も守っていきましょう!

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すぎもと歯科

Tel.0587-54-0348

〒483-8334 愛知県江南市前飛保町緑ヶ丘290

院長 : 杉本 英之

初めての方、急患は予約外でも受けていますが
歯科医師・スタッフの都合もありますので必ず
お電話の上ご来院ください

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  時間帯
午前 9:00~12:00
午後 3:00~6:30

休診日 木曜・日曜・祝日
土曜日の午後は2:00~4:30

はじめての方・矯正相談は必ずお電話の上ご来院ください。

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