歯科衛生士のブログ

ブログ 歯科衛生士のページ 知っておきたい歯の話

初めての歯医者さん♪

こんにちは。江南市すぎもと歯科、衛生士の奥村です。

最近、保育園や幼稚園・学校での歯科検診が行われ「お口の中を見て欲しい‥」とのことで、すぎもと歯科にお越しいただくお子さんが多くなっています。その中には ”はじめてのはいしゃさん”というお子さんがほとんどです!

そんな初めての歯医者さん、ぜひ楽しく通って頂きたいですよね。
親御さんのちょっとした一言で、お子さんの気持ちが左右されてしまうこともあります。本日は『歯医者さん嫌い(>_<。)』とならないために、心がけていただきたいことをいくつかご紹介します

✿嘘をついて連れてこないようにしてください。
「痛くないから」「見るだけだから」などとお子さんを歯医者に連れて行くために嘘をつかないで下さい。実際にそれだけでなかった場合、お子さんは”だまされた”と思ってしまいます。歯医者に対して悪い印象もついてしまいますので「大きなお口をあいて見てもらおうね」などと説明した上でお越し下さい♩

✿”歯医者”という言葉を脅しで使わないようにして下さい。
普段の生活の中で、お子さんが何か悪い事をしたときや我がままを言った時、「歯医者さんに連れて行くよ」「痛いことするよ」などと叱らないようにして下さい。
歯医者=怖い、痛い場所 と実際に経験がなくてもそのようなイメージを持ってしまいます。

✿お子さんの機嫌、体調が良さそうな時にお連れ下さい。
だれでもそうですが、空腹だったり眠たかったりすると機嫌が悪く嫌がってしまう場合があります。
そう言った時間帯は避け、お子さんの生活ペースにあったタイミングでお越し下さい

✿親御さんもリラックスしましょう!
お子さんの初めての歯医者に「大丈夫かな?上手にできるかな‥」と親御さんも不安、緊張してしまうことでしょう。しかしその不安感、緊張感はお子さんにも伝わってしまうようです。お子さんとは普段通り会話し、遊びながらリラックスしてお待ち下さい。

✿たくさん褒めてあげて下さい。
検診後、治療後、もしお子さんが泣いてしまっても「がんばったね!」「かっこよかったよ!」とたくさん褒めてあげてください。そうすることでお子さんにも自信がつき、次からも頑張れるようになります♩

すぎもと歯科では、お子さん1人1人に合ったペースで検診、治療を進めていきます。
ある日突然、なんでも平気でできるようになり びっくりさせられるお子さんもいらっしゃいますよ♩
安心して楽しく通っていただけるようサポートさせて頂きますので、何か少しでも気になることがございましたら、まずはお連れください。
初回からいきなり治療!などということは 決して致しませんので安心してお越し下さい。お待ちしております☆

あいうべ体操は入浴時に!

皆さんこんにちは!
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の山本です!

これまで、お口の周りや舌の筋肉を鍛えるトレーニングとして「あいうべ体操」について何度かご紹介させて頂いていますが、皆さんお試しいただけましたか?
先日『あいうべ体操は1日のうちいつ行うのが1番良いの?』といったご質問を頂きました。
答えとしては、基本的にはいつ行って頂いても構いませんが、1番お勧めなのは入浴中です!

入浴中にあいうべ体操をするメリットは!・・

乾燥からお口を守ってくれる
あいうべ体操は大きな口を開けたり、声を出すぶん、どうしても口の中が乾燥しやすくなります。
しかし浴室は湯気があり湿気があるので、口の中が乾燥しにくく 唾液でしっかり口の中が潤うので、スムーズにトレーニングをすることができます
ですから、空気が乾燥している外で行うのはあまりお勧めではありません。外で行うとかえってお口の中が乾燥しやすくなり、唾液が出にくくなってしまいます。

鏡ががある
浴室には鏡がついているので鏡を見ながら行うことができます。
自分の口の動きや、舌がしっかり下に伸びているかなどを、確認しながらトレーニングすることができます。
湯船の向かいに鏡があれば、湯船に浸かりながらすることもできますね。

毎日の習慣にすることができる
毎日行う入浴の時にあいうべ体操をすることを自分の習慣にすることで、自然にあいうべ体操が毎日できるようになります。
習慣づけるといった意味では、朝や夜の歯磨きの時に洗面台の前で行うのも良いですね。

あいうべ体操は毎日継続することが大切です。

 

あいうべ体操で口呼吸を鼻呼吸に改善!アレルギー改善!さらに
インフルエンザ予防!コロナウィルスの予防にも!
口呼吸への改善は、あらゆる病気の原因治療につながります!
皆さんも「あいうべ体操」でお口まわりや舌の筋力をしっかり鍛えていきましょう!!

食中毒に気をつけよう!

みなさん、こんにちは!
江南市すぎもと歯科、歯科助手・管理栄養士の道家です。

梅雨が続きますね。最近は昔と違ってしとしと降る雨ではなく、災害級の大雨なので雨が降る度ひやひやさせられます。

そして、コロナも第2波となり心配な状況ですが、加えてこの時期特に気をつけなければいけないのが「食中毒」です。
食中毒を引き起こす主な原因は「細菌」「ウイルス」です。

細菌ウイルスも目には見えない小さなものです。
細菌は温度や湿度などの条件がそろうと食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることにより食中毒を引き起こします。

一方 ウイルスは、細菌のように食べ物の中では増殖しませんが、食べ物を通じて体内に入ると、人の腸管内で増殖し、食中毒を引き起こします。

細菌が原因となる食中毒は夏場(6月~8月)に多く発生しています。細菌の多くは湿気を好むため、気温が高くなり始め、湿度も高くなる梅雨時には、最も注意が必要です。

また、ウイルスは低温や乾燥した環境中で長く生存するので冬場(11月~3月)に多くなります。ノロウイルスが代表的ですね。

(アルタン株式会社より)

サルモネラ菌・・・・*乾燥に強く冷凍食品中でも生存
          *特に卵とその加工食品に多い  
          *60℃20分で死滅

カンピロバクター・・*乾燥、酸に弱い  
          *食肉(特に鶏肉とその加工品)に多い
          *60℃20分で死滅

腸炎ビブリオ・・・*3%食塩濃度で最もよく増殖  
          *海産魚介類
          *60℃10分で死滅

ウエルシュ菌・・・・*腸管内で芽胞を形成する際に、毒素を産生
          *カレーやシチューなどの煮込み料理
   (大量調理し、長時間常温で放置された食品で発生しやすい) 

 黄色ブドウ球菌・・・*食品中で増殖する際に、毒素を産生
           *穀類とその加工品(おにぎり・和菓子など)
   (人の皮膚、鼻腔、咽頭に常在。人の化膿巣が原因となる、100度30分の加熱でも不活化しない。)

食中毒予防の3原則が、菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」です

細菌やウイルスの付着した手を洗わずに食材や食器などを触ると、手を介してそれらにも細菌やウイルスが付着してしまいます。食器用スポンジや布巾、シンク、まな板などもこまめに消毒・殺菌をしましょう。

コロナだけでなく、食中毒にも十分気をつけてこの夏を安全に、健康に過ごしましょう!

飲み物の糖分量を知ろう!

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
暑い日が続き、そんな時には冷たいジュースが飲みたくなりますよね。
ですが、今手にした飲み物にどの位のお砂糖が入っているかご存知ですか?
成分表には糖分がどれくらい入っているかは表示されていないので、あまり考える機会が少なく、ついつい手にとっているということはありませんか?

なんとなく炭酸飲料はイメージ通り多いのかな?ということは分かるかと思いますが、その他の飲み物にも実は砂糖は多く含まれています。

お砂糖を摂りすぎることは、虫歯の原因になるだけではありません。
砂糖をエネルギーとして燃やすためにビタミンB1が必要なため、ビタミンB1が大量消費してしまいます。
ビタミンB1が不足すると…手足のしびれやむくみ、疲労感や食欲不振、集中力の低下など症状がでてしまいます。

熱中症、脱水症状を起こさないために、水分補給はとても大事です!

基本的な水分補給はお水か麦茶でしっかりと摂るようにした上で、時々甘いものを少しだけ味わう!など、メリハリをつけて過ごしてみてはいかがでしょうか。

けれど お子さんには甘い飲み物はできるだけ与えないようにしていただくのが良いですね。
ワースト10には、お子さんの好きそうなものが並んでますね(+o+)お気をつけください。
歯にとって、暑い夏は危険な季節ですヨヽ(`~´)ノ アブナイ!!

フッ素入歯磨き剤の使い方

こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の味藤です。
先日『歯と口の健康週間』のイベントを行い、来院された皆様に健康クイズに挑戦していただいたことは、このブログ内でもお伝えしたとおりです。
今年のお子さん向けのクイズの中に、こんな問題を出してみました!
【*フッ素の入った歯磨き剤を使って歯磨きした後は、お口をしっかりとゆすぐ?それとも少しの水で1回だけゆすぐ?】

*正解「少しの水で1回だけゆすぐ!」です。

むし歯予防に効果を発揮してくれるフッ素入りの歯磨き剤ですが、使った後たくさんのお水で何回もゆすいでしまうと、せっかくのフッ素が流れてしまい残らなくなってしまいます(+o+)
コップに1cm(10~15ml)程度の水で、1回5秒ほど ゆすぐだけにしましょう!

ところが、泡立ちが良い歯磨き粉を使うと何度もゆすぎたくなってしまいますね。
そこでおすすめなのが泡立ちの少ない低発泡のものやジェルタイプの歯磨き粉です。少量のお水でゆすぐだけですっきりしますので、お勧めです!

また、歯磨き粉に含まれるフッ素量が1450ppmのものは、お子さんにはフッ素量が多すぎますので注意が必要です。
小さいお子さんはフッ素量500ppmと少ないジェルタイプのものを使ってください!

フッ素入りの歯磨き剤の量やフッ素の強さは、年齢によって使い方が違ってきますので、詳しくは衛生士にお尋ねくださいね!

歯の生える時の歯肉炎

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
先日、患者さんから『一番奥の歯が出てきて、歯の上にビラビラした歯茎がのっててちょっと赤いんですけど大丈夫ですか?』との質問を受けました。

歯はまわりの歯肉を突き破って出てくるので、出始めてから生え終わるまでのしばらくの間は、一部は出ているが一部は歯肉がかぶっている状態になります。
生え終わりには歯肉は気にならない位置になりますが…今回のような奥歯は、かみ合わせや頬側の溝が深く汚れが溜まりやすいのに加え、歯肉がかぶっている分その下に汚れが溜まりやすくなります。

歯肉が赤くなってしまったのは萌出性歯肉炎」といって汚れが溜まっていると腫れたり・赤くなったり…ひどい場合には痛みが出ることもある、生え途中に起こる歯肉炎です。

では、どんなことに注意したら良いでしょうか?
お子さんの生えたての歯、今の時期は歯の表面は未成熟のため、顔を出してから1年半ほどは、毎日丁寧にきちんと仕上げ磨きをしてあげましょう。

かみ合わせの部分は、普通のハブラシだけではなかなかうまく磨くことができないので、毛先が小さく束になったワンタフトブラシなどを使って磨いてあげましょう。

自宅でのケアだけでは不十分になってしまいます。歯医者さんで機械を使ったケアをし、フッ素を塗って強い歯を育てましょう!

すぎもと歯科では、悩まれている皆さんのサポートをさせていただいています。どんな事でもお気軽に ご相談いただけたらと思います。

歯と口の健康クイズ*解答.解説

皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の中嶋です。
すぎもと歯科では、6月1日〜10日までの『歯と口の健康週間』のイベントで、来院された皆様にお口の健康に関するクイズに挑戦していただきました!
たくさんの皆様にご参加いただき有難うございました。
 
今回はクイズの解答と解説をお伝えしていきますが、まずは問題に挑戦してみてください!今年は三択クイズです。
 
Q1.健康の基本はよく噛むことです。では、一口何回噛むとよいと言われているでしょう?  (10・20・30)回
 
Q2.高齢になってもご自身の歯をたくさん保っている方が多くなっています。80歳で何本以上の歯があると何でも食べることができると言われているでしょう?   (10・20・30)本
 
Q3.ある雑誌でシニア世代にアンケートを取りました。
『健康に関して、一番後悔していることは何ですか?』の問いに対する答え、『歯の定期検診に通わなかったこと』は何位だった?     (1・2・3)位
 
Q4.ハブラシはどの位で新しいものに取り替えるのが良いでしょうか?   (1・2・3)ヶ月毎
 
Q5.コロナウイルス対策として手洗いうがいを!と言われましたが、歯磨きも大事です。実際インフルエンザでは、歯磨きの徹底で発症が減ったことが報告されています。どの位減ったでしょう?     (1/10・1/20・1/30)
 
いかかですか?それでは【解答と解説 】をお伝えします
 
Q1. 一口何回噛むと良いと言われているでしょう?→30回
A.一口30回噛むことで得られる効果①顎の発育を促し、味覚も発達させる②唾液の分泌を促し消化を助ける③むし歯や歯周病の予防④認知症の予防⑤肥満対策など、たくさん噛むと良いことばかりです!
 
Q2. 80歳で何本以上の歯があると何でも食べることができると言われているでしょう?→20本
A.80歳になっても20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。『生涯自分の歯で食べる喜びを味わえるように』との願いを込めて8020運動が始まりました。将来1本でも多くの歯を残せるように、定期検診を続けていきましょう!
 
Q3.『健康に関して後悔していることは何ですか?』に対する答え『歯の定期検診に通わなかったこと』は何位?→1位
A.虫歯も歯周病も進めば進むほど治療が困難になり、期間や費用もかかってきます。定期検診にきちんと通う方が、痛くなった時だけ歯医者に行って治療をするよりも生涯医療費が安く済むとも言われています!
 
Q4.ハブラシはどの位で新しいものに取り替えると良い?→1ヶ月毎
A. ハブラシを長い間使用していると、毛の弾力がなくなり、汚れを落とす効果が弱まります。1ヶ月に1本を目安に交換しましょう!『毎月◯日に交換する』など、交換日を決めていただくのもおすすめです。
 
Q5.インフルエンザでは、歯磨きの徹底で発症が減ったことが報告されています。どの位減ったでしょう?→1/10

A. お口の中の悪い細菌はインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素を出すため、お口の中を不潔にしたままだとインフルエンザに感染しやすくなってしまいます。手洗いうがい、そして丁寧な歯磨きでしっかり予防しましょう!
 
それぞれの問題の正解率は次の通りでした。
Q1→77.2%  Q2→89.0%  Q3→69.9%  Q4→90.4%  Q5→59.4%
 
そして全問正解率は30.1%という結果でした!今年は三択クイズということもあり、例年よりも全問正解率は少し低めの結果となりました。皆様からも『難しかった〜』というお声を多くいただきましたが、今回のクイズを通して、更にお口の健康に対する興味を持っていただけると嬉しいです!
 
全問正解された方の中から、抽選でW賞をご用意しております!当選者の発表は20日『すぎもと歯科の日記』で発表の予定です。お楽しみに!

メインテナンスのレベルアップを目指して!

皆さんこんちには。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の中嶋です。
気温もどんどん上がってきて、夏が近づいてきている感じがしますね!
室内にいれば安心!ではなく、室内でも熱中症には注意が必要です。こまめに水分補給をしましょう!

さて、先日すぎもと歯科の歯科衛生士スタッフで、Webセミナーを受講しました。
効率が良くて、かつ患者の皆さまにも満足して頂けるメインテナンスを提供する為にはどうしたら良いかということを学びました。
 
コロナ禍の今、歯医者は不要不急の外出なのか、迷われた方も大勢いらっしゃると思います。
歯科の場合、間隔が空きすぎると治療が上手くいかなくなってしまうケースがあり、中断してしまうことでその歯を助けられなくなってしまうこともあります。
 
私たちがしっかりと初診時、そして毎回の治療時に、治療がどこまで終わっていてこれからどんな治療が必要なのかということをわかりやすくお伝えすることで、皆さまの迷いを軽減させることができるというお話がありました。
お口の健康は体の健康に直結していますので、治療が終了していても安心はできません。
メインテナンスを先延ばしにされている方も、間隔が空きすぎてしまうとお口の中の細菌が悪さをし始めます。
ご自身でのお手入れも頑張って頂いていることと思いますが、歯ブラシの届く場所には限界があります。
健康な体で今後の新型コロナ第2波、第3波に備える為にも、ぜひまたお掃除にお越しくださいね。
 
そして、技術面においてのお話も聞くことができました。
お掃除中に痛みが出ないことはもちろん、お掃除が終わってから歯がしみる、痛い、なんてことにならないよう、器具を当てる角度についても学びました。
 
当院で取り扱っている器材も多く紹介されたので、今後も良い器材を最大限に活かせるようスキルアップに励んでいきます!
今後もわかりやすい説明、痛みの無いメインテナンスができるよう努めてまいります。
 
そして当院では感染対策として普段から、お一人毎使用した器具・器械は滅菌処理を徹底して行っております。
さらに新型コロナ予防としてプラスαでの対策を徹底しておりますので、安心してご来院くださいね

子供の歯のケガ・どうする!?

皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の葛島です。
日中は暑くなり、汗ばむ季節となりましたねこまめな水分補給などで熱中症対策も大切にしましょう。

さて、警戒宣言が解除され、外では子供たちの元気な声も聞こえるようになってきました。
先日、転んで前歯をぶつけたお子さんがみえました。
歯のケガは、元気いっぱいのお子さんには常に隣り合わせのトラブルです。せっかく残せたはずの歯がダメになってしまう前に、大切なことを知って頂けたらと思います。

まずはじめに・・・
歯をケガすることの多い年齢は 、乳歯では1〜3歳、永久歯では7〜9歳で、永久歯の場合、男の子が女の子の約2倍と言われています。
ケガの原因は第1位が「転倒」ですので、転んで歯をケガするお子さんが多いです。
ケガが最も多いのは乳歯と永久歯ともに上の前歯で、子どもが前歯を失う確率の第1位は歯のケガです!

歯のケガのダメージは、実は見える部分だけではなく、歯ぐきや歯を支える顎の骨、乳歯をケガした場合には永久歯の芽にダメージが及んでいることもあります。
ケガの直後には分からず、時間が経ってから分かるものも多いのです。
血が出ていないから大丈夫、痛くないから大丈夫、と判断せず、歯科医院で診てもらったり、その後の経過を定期的に診てもらうと安心です。

では実際に、歯をケガした時はどう対応したら良いのでしょうか。
まずは全身をチェックしましょう。
歯科を受診する前に、お子さんの脳や目などに異常がないかチェックします。何か症状があればまず医科を受診して下さい。

歯が抜けた場合
歯のケガのうち、緊急度ナンバーワンです。
抜けた永久歯を残せるかどうかは、時間との闘いで、お子さんの場合3時間が目安です。乳歯の場合は、植え直すことは少ないですが、永久歯への影響も考えられるので、受診をお勧めします。
抜けた永久歯は
乾燥が大敵なので、すぐの受診が難しい場合は牛乳に入れて冷蔵庫で保存します。学校や幼稚園には、歯の保存液が備えられているところもあります。
水道水には塩素が含まれるので、水洗いはしないように注意しましょう。

歯が欠けた、折れた場合
歯のかけらを見つけたら、牛乳に入れるなどして1日以内に受診して下さい。
半日経つと痛みが強まることもあるので、放置するのは危険です。

歯がグラグラする、噛むと痛い場合
歯が抜けかけていたり、歯の根っこや、歯を支える顎の骨が骨折している可能性があります。
外れそうな歯を飲み込まないように注意して、少なくとも3日以内には受診して下さい。

突然お子さんが歯をケガすると、戸惑うお母さん方も多いかと思います。ぜひ参考になさって下さい。

この他にも何か困った時には、お電話にてお問い合わせ下さいね。

生まれつき歯が少ない?

こんにちは。江南市すぎもと歯科、衛生士の奥村です。
5月に入り日中は暑くなりましたね。ステイホームでのGW‥皆さんいかがお過ごしでしたか?

さて今日は「先天性欠如歯」についてお話しします。 
 生まれつき歯の本数が少ないのは“先天性欠如歯”と呼ばれ、お子さんの約10人に1人いる!というデータがあります。
乳歯が先天性欠如だった場合、永久歯も欠如しやすい傾向にあります。
一方、乳歯が全て生え揃っているのに、永久歯が欠如する場合もあります。

先天的なもので原因は不明ですが、歯が育っていく過程で永久歯の芽ができなかったり、途中で育たなくなったりして起きると考えられています。

足りない歯の本数や場所にもよりますが、成人になっても乳歯がそのまま残り、永久歯の代わりをしてくれるケースもないわけではありません。
しかし、乳歯がぐらついてきたりしてダメになった場合は、矯正治療や大人になってからブリッジや義歯・インプラントなどを入れることを考える必要が出てきます。

欠如歯の治療は将来を見越しながら進めていくことが大切ですので、早めに見つけることが大事となります。また逆に余分な歯(過剰歯)がある場合も、同じくらいの比率であると言われます。

顎の中で起きていることは外側から診てもわかりませんので、すぎもと歯科では6歳前後になるとレントゲンをお撮りして、欠如歯だけでなく過剰歯がないかも確認させていただくようにしています!
もし、成長期を迎えても乳歯が抜けなかったり、なかなか永久歯が出てこない・・というお子さんは一度調べてみたほうが良いかもしれませんね。

 

口腔ケアで免疫力をアップ!

皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の中嶋です。
 
テレビから新型コロナウイルスのニュースが聞こえなくなる日はまだ先のようですね。
長期戦になりそうですので、本日は『口腔ケアで免疫力アップ!』についてのお話をさせて頂きます。
 
コロナウイルスは口や鼻から侵入した後、気管、肺へと入っていきます。そして肺に入った後に肺の細胞の中で大量に増殖するそうです。
この時にポイントになるのが『気管』で、気管は消化器官と比べて感染しやすいと言われています。
ではその『気管』を守るためにはどうしたら良いのか。
大切なのは『唾液』です!唾液の中にはIgAと言われる抗体があり、異物に対し攻撃をして守ってくれる働きがあります。
 
その『免疫』を最大限に働かせるために大切なことが『唾液の質と量を高める』ということです。
以前ブログでもご紹介した『あいうべ体操』『ベロタッチ』は唾液の量を増やしてくれるのでとても有効です!
 
そしてもう1つ大切なのが『口腔細菌を減らしておく』ということです。
むし歯菌や歯周病菌がお口の中にたくさんいると、免疫系はそういった菌をやっつけるために働きます。つまり、免疫系のムダ遣いをしてしまうということです!
歯磨きを丁寧にする、むし歯治療、歯周病治療をしっかりとしてお口の中を清潔に保つことで、本当に働くべきところに免疫系が働いてくれます!
 
手洗い・うがいにプラスして、口腔ケアにもしっかりと力を入れていきましょう!!
 
最後に『コロナウイルスに負けないために大切な5つのこと』で締めくくりたいと思います!
体力・免疫力を保とう!
ポジティブな気分でいよう!
つながりを保とう!
感謝の気持ちを忘れずに!
大事なことは考え続けよう!
 
ネガティブなニュースが多いですが、大切なことを見失わないようにしたいですね。こんな時こそポジティブに、みんなで乗り越えましょう!

9秒でできるお口の健康法!

こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の林です。
緊急事態宣言が出されてから来月の10日で1ヶ月になります。 皆さんいかがお過ごしでしょうか?
時間ができた今、何もせずに過ごすのではなく、時間ができた今だからこそできることをしようと、すぎもと歯科ではスタッフがセミナーDVDなどで勉強をしています。
そんな中からひとつ、皆さんにお伝えするのは「ベロタッチ」についてです。読んで字のごとく、歯ブラシを使ってベロをタッチするんです。 これがお口の健康にすごくいいんだそうですよ。

ベロタッチで どういった効果があるのかをお話します!
唾液が増える →唾液は消化作用や再石灰化作用、殺菌抗菌作用など沢山の働きをしてくれていますので、唾液が増えるのはとてもよいことです。

舌がよく動くようになる →赤ちゃんも舌がよく動くようになって初めて様々なものが食べられるようになります。そうすると小さいお子さんによくみられる、食べたものを飲み込まずに吐き出してしまうことも少なくなります。また、近年老化は口から始まる、といわれておりますので舌がよく動くようになると老化防止にもなりますね。

偏食が減る、極端な少食ではなくなる →こちらは主にお子さんのお話になりますが、好き嫌いがひどいのは味が苦手だからという理由ばかりではありません。舌の動きが鈍く、お口の中で上手く食べ物の処理ができないために食べたがらない場合も多いようです。ベロタッチを行い舌がよく動くようになると食べてくれるようになったという報告が数多くあります。

他にも様々な効果がありますが、お子さんに限っていえば、
歯垢が極端に多い  極端に歯磨きを嫌がる 噛まない、丸呑み  むせが多い、コップで飲めない  言葉が遅い  食べない 食べこぼしが多い
これら全てがベロタッチで解決してしまうといいます。

方法は簡単です、ご自宅でも行っていただけます
歯ブラシで舌の先を3回タッチ
歯ブラシで舌の右横を3回タッチ
歯ブラシで舌の左横を3回タッチ  おしまいです!

ここまでたった9秒!力はあまりかけず50gくらいの優しい力で行ってください。 1日3回くらい、毎日の歯磨きのついでに行うだけです!

私も最初はこんなに簡単で本当に効果があるんだろうかと正直疑っていましたが、実際来院してくださる患者さんのお口でベロタッチを行うと、唾液の量が増えるということを特に実感しました。

今年はゴールデンウィークのお出かけもかないませんが、おうちでできる健康法として是非とり入れていただけたらと思います。 先の見えない不安な日々が続きますが、どうぞ皆さんお元気でお過ごし下さいね。

規則正しくおやつを摂ろう!

こんにちは、江南市すぎもと歯科の歯科衛生士の味藤です。
みなさんお家時間をどのように過ごしていますか?
お家にいる時間が増えて、おやつやジュースの回数が増えてしまった・・などということはありませんか?
今日は、おやつのとり方のポイントについてお話ししたいと思います。

みなさん糖分のあるおやつやジュースが、虫歯の原因になることはご存知だと思います。
でも、全ておやつ、ジュースを無しにする事は難しいですね。
1番問題なのが時間・量を決めずにだらだらおやつを食べたり、好きな時にジュースを飲むことで、最も虫歯のリスクを高めます!

このグラフを見たことがある方も多いと思います。
ステファンカーブと呼ばれるグラフですが、これをみると規則正しく食べている方とだらだらと食べてしまっているのとでは (脱灰)酸によって歯の成分が溶け出す時間に、かなりの差があることがお分かりいただけると思います。

それは、”お口の中のPHが5.5以下(酸性)の時間の差”と言い換えることもできます。
食べ終わって、お口の中から食べ物がなくなれば、PHは中性にと戻ります。そして再石灰化(酸によって溶けた歯が修復される)が行われるのですが、下の図ではその時間がほとんどありません。歯は溶けていく一方です(´;ω;`)
おやつも食事も時間をきちんと決めてとること!これが何より大切な事なのです。

また、暑くなり冷たい飲み物が美味しく感じるころになりますが、何度かお話してますようにジュース・スポーツ飲料には、多量の糖分が入っています!喉がかわいたら、麦茶か水で健康的な水分補給をするようにしましょう!
家での生活を規則正しく送るためには、まず3度の食事を規則正しく取ることが基本となります。そして、食後の正しい歯磨きをすることでお口の中だけでなく気持ちもリフレッシュして、メリハリのある毎日を過ごしましょう!
それが、コロナに打ち勝つ!強い体を作ることにもなりますよ

朝食に必要な栄養素

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
前回は一日を元気にスタートさせるための朝食の素敵な効果についてお伝えしました。
今回は朝食に必要な栄養素や摂って頂きたいものについてです。

まずは必要な栄養素から…
ごはんやパンなどの炭水化物・・エネルギー源となります

牛乳やヨーグルト・チーズ・卵などの良質なたんぱく質・・筋肉や臓器を作ります

野菜やくだものなどのビタミン、ミネラル類・・体の機能を調整します

では分かりやすい炭水化物以外で、摂るといい食材はなんでしょうか?
*バナナ
朝忙しくて時間がなくても簡単にすぐ食べられるという手軽さがあり、果物の中では割とカロリーが高いので腹持ちがいいのも特徴です。そんなバナナは素早く体のエネルギーに変わってくれるのですぐに集中力をアップしてくれたり、体の即戦力になってくれます。

*ナッツ
朝ご飯だけでなく、小腹がすいたときもオススメです。特にクルミは生活習慣病の予防や美肌にも効果的です。
またミネラルや食物繊維も豊富なので、便秘の改善にも効果が期待できます。

*卵
空腹感を感じづらくしてくれる効果があります。良質なたんぱく質が摂取できるため体のエネルギーに変わります。また、良性な脂肪とビタミンも同時に摂取できます。

*ヨーグルト
乳酸菌によって腸内環境が整えられ、便秘が改善できます。また昼や夜に食べるよりも効果を発揮します。

*グレープフルーツ
香りには食欲を抑えくれる効果があります。またその香りが脳に刺激を与え、すっきり目を覚ましてくれる効果もあります

*サーモン(鮭)
オメガ3脂肪酸という脳の働きを促してくれる成分が含まれています。

*納豆
糖分や脂肪の吸収を穏やかにしてくれる効果や満腹感を長持ちさせる効果があります。
これらのポイントを押さえて、朝の体が必要としている栄養素をバランスよく摂れるメニューを工夫してエネルギーチャージしてくださいね。

1日のスタート!朝食で元気に

こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
お家で過ごす時間が続き、生活習慣が乱れていませんか?
まずは一日の始め朝食からご家族で揃ってとり毎日を元気に過ごしましょう

朝食をとることによる効果は
体温の上昇効果
消化管とは、口腔、食道、胃、小腸、大腸、肛門のことをいいます。
これらは筋肉でできており、動きだすと熱がでます。それによって得られた熱を利用して、寝ている間に低下した体温を上昇させ、身体は一日の活動の準備を整えます
エネルギーの補給
寝ている間も身体はエネルギーを消費しています。ということは、朝起きたときには私達の身体にはエネルギーがほとんど残っていないことになります。
朝食がしっかりとることで午前中を元気に過ごすことができます。
便秘を防ぐ
胃が刺激され活動を始まると腸を活発化していき、快便に繋がります。
集中力が高まる
朝食を食べないと集中できずイライラしてしまいます。
脳のエネルギーになるのはお米やパンなどの炭水化物です。
肥満防止
胃腸が活動を始めると体温が上昇します。体温が上がるとエネルギーも同時に消費されるので基礎代謝を上がります。
逆に朝食をとらないと身体が栄養を溜め込もうと働き太りやすい身体になってしまいます。
体内リズム時計を整えられる
人の体にはある程度決まった体内時計があります。
この体温時計の時間帯によって体温や血圧、ホルモンの分泌などが微妙に違ってきます。
朝食を決まった時間に食べることで、体が朝を感じることができ、体内のリズムを整えることができます。

朝食には素敵な効果が沢山あります。
こんな時だからこそ、規則正しく家族揃って朝食をとり生活リズムをつくって元気に過ごしましょう。

バックナンバー

すぎもと歯科

Tel.0587-54-0348

〒483-8334 愛知県江南市前飛保町緑ヶ丘290

院長 : 杉本 英之

初めての方、急患は予約外でも受けていますが
歯科医師・スタッフの都合もありますので必ず
お電話の上ご来院ください

周辺地図

すぎもと歯科 外観

  時間帯
午前 9:00~12:00
午後 3:00~6:30

休診日 木曜・日曜・祝日
土曜日の午後は2:00~4:30

はじめての方・矯正相談は必ずお電話の上ご来院ください。

トップへ戻る