歯科衛生士のブログ

ブログ 歯科衛生士のページ 知っておきたい歯の話

スポーツにも歯は大事!

皆さんこんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の山本です

2020年「東京オリンピック」開催の年となりました。
いつも美味しい食事をする時に使っている歯ですが、歯は゛食べる時に使うもの〟だけではないのです。
実はスポーツなど、日常生活でも大切な役割を果たしています!

短距離走ではスタートダッシュ時に ぐっと歯を食いしばって走り出し、野球選手がボールを打つ瞬間やサッカー選手がボールを蹴る瞬間も同じように歯を食いしばって力を込めています。

しかし、歯を食いしばる時に歯が正しい位置にないと 十分に力を出すことができないはず、また噛み合わせが悪いと身体のフォームが崩れて パフォーマンスを最大限に発揮することもできないそうです。

このように食いしばる力が必要なのは、スポーツ選手に限ったことではありません。
普段の生活の中でも重いものを持ち上げる時や、階段を駆け上がる時、走っている時など様々なタイミングで歯には負荷がかかっています。

このように歯は〝食べる時に使うもの〟だけではなく、日々の生活でも大いに役立っているのです。

将来、綺麗な歯並び・正しい噛み合わせで生活する為には、虫歯予防だけでなく、歯並びのチェックも検診時など定期的にしていくことが大切です。
その結果、矯正が必要であれば早めに始められることをお勧めしております。

お子さんの歯並び、噛み合わせで少しでも心配や気になることがある場合には、すぎもと歯科院長は 経験豊富な矯正認定医ですので是非お気軽に何でもご相談下さいね。

子どもの歯ぎしり

こんにちは。江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の奥村です。
2020年 お正月モードも終わり、、、早いものであっという間に1ヶ月が過ぎましたね。

さて、今日は“子どもの歯ぎしり”についてお話しします。
検診中にも保護者の方々から「最近子どもの歯ぎしりがすごくて‥」と言われる機会が多くあります。
子どもの歯ぎしりは歯が生え始める頃から始まり、中学生くらいまで続くことがあります。
ギリギリと削れるような音がするため、歯の発育や健康に影響しないかと心配される保護者の方も多いようです。

しかし、これは次に生えてこようとする歯の位置や 顎の位置を決めようとする生理現象であって、ほとんどの場合 自然に治っていきますので、あまり心配する必要はありません。
成長に伴うかみ合わせの変化に順応するため、歯をすり合わせてポジションを掴んでいるのです。
大人とは、歯ぎしりの原因が違うのです。

実際、10歳までの子どもの40%程度が歯ぎしりをしていると言われます。
歯ぎしりでも大きな音が出ず、保護者の方が気づいていないパターンもあるので、実際にはもっと多くのお子さんが歯ぎしりをしている可能性があるかもしれません。

ただし、起きている間にも歯ぎしりや食いしばりをしている場合は、歯並び調整以外の理由があるかもしれません。例えば、強いストレス・歯並び異常・全体的に姿勢が悪く顎の位置が不安定・・などが挙げられます。

このような生活習慣がないかを確認し、正しい姿勢でよく噛んで食事をし顎の成長を促すことも大切です。

もし歯が削れてしまうほど歯ぎしりがひどかったり、顎の痛み等を伴う場合には歯科を受診しましょう。

知覚過敏用歯磨き剤の使い方

こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の林です。
暖冬といわれる近頃ですが、朝と夜は厳しい冷え込みですね。 体調を崩されませんよう、皆さまお気をつけください。

冬になると水も冷たくなり、歯磨き後のうがいで歯がしみる方も多いのではないでしょうか?

そこで、最近は薬局などでも販売されている [知覚過敏予防歯磨き剤] の正しい使用方法についてお話しようと思います。
知覚過敏予防歯磨き剤は使用方法を間違えると、なかなか効果が発揮されません。

その正しい使い方とは?
お口の中のしみる部分を把握する
しみる部分に一番最初に歯磨き剤をつける
その後全体に歯磨き剤を馴染ませ 、優しい力で磨く
うがいは少量の水で1回程度で済ませる

知覚過敏予防歯磨き剤には、知覚過敏予防効果のある、硝酸カリウムか乳酸アルミニウム、またはその両方が入っています。
中でも硝酸カリウムは、歯の表面とすぐにくっついてしまう性質があるので、しみるところにまず歯磨き剤を付けないと効果が発揮されづらくなります。

奥歯がしみるのに前歯から磨き始めているといった風では、なかなかしみるのがよくなりません。

また、知覚過敏でしみていると思っていたが実際には虫歯だった!という場合も中にはありますので、ご自身で判断されず、歯科医師歯科衛生士にお気軽に尋ねていただけたらと思います。

歯磨き剤はあくまでも補助的なものですので、セルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアを両立させてお口の健康を守っていきましょう。

平均寿命と健康寿命

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。

新しい年を迎え、皆さんそれぞれに1年の目標を立て、実現に向けて気合が入っている頃でしょうか?
仕事・生活・学業などに加えて、今年の健康の目標も立てられましたか?

このごろ「健康寿命」という言葉を耳にすることが多くなりました、先日のブログでも触れさせていただきました。
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことをいいます。
平成28年には、男性72.14歳、女性74.79歳でした。

一方、平均寿命は男性80.98、女性87.14歳となっており 健康寿命平均寿命より 男性は約9年、女性は約12年も短いことが分かりました。

これは支援や介護を必要とするなど、健康上の問題で日常生活に制限のある期間が平均で9~12年もあるということです。

長い人生いつまでも元気に過ごすためには、いかに「健康寿命」を延ばし、その要介護期間を短くするかが重要になってくるのです!

そこで、健康寿命をのばす7つの習慣を実践しましょう!
生活習慣病を知って予防しよう!
適切な食生活を目指そう!
適度な運動をしましょう!
十分な睡眠をとりましょう!
禁煙しましょう!
お酒と上手につきあおう!
歯、口腔の健康を守りましょう!

特に歯の本数は健康寿命に大きく関係してきます。
自分の歯で、しっかりと噛んで食事を摂ることが とても大切なことだからです。この先  生き生きと楽しい人生を送るには、心身共に健康であることが必要です。
これからは、歯の健康を大切に守りながら、意識を寿命から健康寿命にかえていきましょう!

中高生「思春期」の食育

こんにちは!江南市すぎもと歯科・管理栄養士の道家です。
みなさん、お正月はどう過ごされましたか?美味しいものをいっぱい食べた方もいらっしゃるでしょう、食べ過ぎやお酒などで弱った胃を休めることも忘れないで下さいね!

前回までは「小学校1~6年生」の学童期といわれる時期の食育をお伝えしてきました。
今回は、中学生から高校生に成長していく過程”思春期”のお話です。

思春期は、学童期から青年期への移行期にあたり、精神的・肉体的に大きく変化する時期です。
体力や運動能力は生涯で最高となり、エネルギー量が高く、たんぱく質などの栄養素が最大に必要な時期とされるため、栄養不足がないよう十分に摂取することが重要です。
体格にも男女の差が大きくあらわれ、特に運動量には個人差があるので、活動量に合ったエネルギー量の摂取が必要になります。

しかし、最近の子ども達は「基本的な生活習慣」が大きく乱れていることがわかっています。なかでも、学童期の回にも取り上げた朝食抜きがあげられますが、中高生になると受験やテストなどでの勉強が忙しくなり、夜遅くまで起きていることが多くなることが、朝食欠食の大きな原因になるようです。

朝食は脳にエネルギーを与えるだけでなく、睡眠中に下がった体温を上昇させ、体の様々な機能が活動しやすいように導く働きがあります。
体温が上がれば、免疫力もアップします!そうすれば風邪やインフルエンザなど感染症にかからない体になり、健康な状態で受験やテストに臨むことができます!

受験期には、塾通いで食事も不規則になり、自分が好きなものだけを食べることが多くなり、栄養バランスも乱れがちです。添加物の多い食べ物があふれた現代の食環境では身体への影響が心配ですね。

そこでおススメしたい「食べ方」があります。
外食やコンビニなどで選んだものからどうしても摂取してしまうもの、例えば有害物質・添加物・保存料などを、対外に排出するための食材をとるということです。それはいわゆる「ネバネバ」ものです。

納豆・めかぶ・とろろこんぶ・オクラ・山芋 など  
これらはネバネバ成分を含んでいるので、腸内で有害な物質を絡みとって体外に排出する効果があります。

食後に果物を食べること。
果物には、体内の水分に溶ける食物繊維が多く、有害物質を体外に排出する効果を持っていますので、ぜひ一緒にとっていただきたいです。

また、この時期の女子は痩身志向が強く見られ、健康に影響を及ぼすような状況、「思春期やせ症」というレベルにまで達してしまう人もいるようです。これは心の問題と密接に関連した健康問題の1つであり、女性にとって骨量の減少や不妊といった将来的な健康に深刻な影響をもたらすことも心配されています。
太ることを気にして朝食を抜いたり、減量のためサラダしか食べないなんてことをしていると、低栄養になり、鉄分が不足して貧血を起こすことも出てきます。
よく噛む食事を心がけるだけで、
・少ない量でも満足できる ・食べすぎが防止される
といった効果があります。
ちゃんと3食バランスの良い食事を、よく噛んで食べることこそ健康的なダイエット方法だと言えます。

そして、高校生になると学校給食がなくなってしまうことでのカルシウム不足も心配です。カルシウムは、骨だけでなく丈夫な歯を作るために重要な栄養素なので積極的にとっていきたいものです。

現代の社会は、子どもの世界にも肥満、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病など、栄養摂取と健康に関する問題があふれています。

食生活習慣の乱れが、栄養上の問題だけでなく、思春期の心の問題や人格形成にも関係します。自分の身体の成長や体調の変化を知り、自分の身体を大切にできる力を育むことができるようサポートしてあげましょう。

睡眠時の口呼吸に注意 

こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の味藤です。
年も開け1週間経ちましたね!仕事や学校が始まり、忙しくて寝不足な方はいらっしゃいませんか?
そこで口呼吸についての第3弾!
今回は寝ている時に起こるトラブルについてです。1日の中でも口呼吸になるのが睡眠時と言われています。
睡眠時に口呼吸をしているかチェックしてみましょう!
睡眠時いびきをかいている
歯ぎしりをしている 
朝起きたら喉がイガイガする、口の中が粘っこいかんじがする
このような人は口呼吸になっている可能性があります。

舌の筋肉の衰えが口呼吸を招くのですが、あいうべ体操などを実践していてもつい口呼吸になってしまいます。
それは寝ている姿勢も関係しています。おすすめは抱き枕で寝ることです。うつ伏せや横向きで寝ることでお口ポカンになりやすくなってしまうので要注意です!  

また寝ている時には、口呼吸テープをすることによって睡眠時の口呼吸を防ぐことができます!薬局でも専用テープがいろいろ販売されていますので、試してみてください。

家族の中でいびきがうるさくて眠れない!という方や、睡眠時無呼吸症候群で悩んでる方はいらっしゃいませんか?
そんな睡眠時のトラブルも、口呼吸を治すことによっていびきや無呼吸症候群も軽減されます !
皆さんもあいうべ体操+口呼吸テープで快適な睡眠をして体も心も元気に過ごしましょう!

口臭を治して毎日を気持ちよく

皆さん、こんにちは。 江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の葛島です。
クリスマスが終わり、もうすぐ令和最初のお正月を迎えますね!
お正月には、普段なかなか会えない親戚の方など、たくさんの人と会う機会があると思います。

そこで今日は『口臭』についてのお話です。
そもそも口臭は誰にでも必ずあるものですが、自分の口臭は自分では なかなか気付かないものです。
仮に自分の口臭がひどかったとしても、他人から指摘されることはほとんどないので、気付かない方も多いのではないでしょうか。
ひどい口臭が続くと人間関係に影響が出ることもあります。

まずは、口臭の種類にどのようなものがあるのかを知り、対策しましょう。
《口臭の種類》
飲食.喫煙による一時的な口臭
実際は口臭はない心因性口臭
実際には口臭がなくても、ストレスなどにより口臭があると思い込んでいる状態を心因性口臭といいます。
誰にでも起こる生理的口臭
生理的口臭とは、健康な人でも時と場合によって起こる口臭のことです。主に唾液の減少が原因で起こります。
例:朝起きた時、お腹が空いている時、緊張状態にある時など
●病的口臭
病的口臭とは、歯周病やむし歯、歯ぐきに埋まっている親知らず、舌の上に厚くついている舌苔などが主な原因で起こります。 生理的口臭よりもニオイが強烈に出ることが特徴です。

《口臭の対策》
生理的口臭の場合
口が渇気を感じたら、ガムを噛み唾液を出す、水やお茶を飲む、口をゆすぐ、といった対応をすると良いでしょう。ただ、生理的なものですので、あまり気にしすぎない!というのも大事な対策です。

●病的口臭の場合
やはり原因となっている病気の治療をすることです!
これは口臭対策というより、お口の健康そのものの問題として、できる限り早めに対処しなければなりません。

また、治療を終えた後も、定期的にプロケアを受けることが口臭予防に繋がります。全て治療を終えたからといって、歯科医院に通わなくなってしまうと、再びむし歯ができたり、歯石が付いてきてしまいます。
歯石も口臭の原因となります。日々の歯磨きを頑張っても、歯石が付いてしまったら歯ブラシで自ら落とすことは不可能です。
歯科医院で定期的に歯周病やむし歯のチェック、歯石取りを行い、健康なお口の環境を維持することがとても大切です。
口臭はきちんと治療をすれば改善されます。
悩んでないでどうぞご来院下さい。

口臭対策はもちろん、いつまでもお口の健康を守るためにも、ぜひ定期的に歯科医院を受診しましょう!!
これまで、定期的に歯科医院に行く という習慣のなかった方も、ぜひ新しい年をきっかけに定期検診を習慣にしませんか!

2019年も多くの皆さまにご来院頂き、ありがとうございました。
すぎもと歯科「歯科衛生士のブログ」は、来年も皆様のお口の健康に役立つ情報をお伝えしていきますので、どうぞ引き続きご覧下さい。

では、皆様 どうぞ良い年をお迎えください!
来年は1月4日(土)からです、2020もどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

フッ素で強い歯をつくろう!

皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の中嶋です。
もうすぐですね!大人になっても、街で流れているクリスマスソングを聴くとなんだかワクワクしてきます(*^^*)
 
今日は、先日のすぎもと歯科クリスマスフェスタで行った『歯科衛生士のおはなし』をご紹介します。
タイトルは『フッ素でむし歯に負けない強い歯を作ろう!〜卵の実験〜』です。
皆さんは、どうしてむし歯になるのか知ってますか?
甘いものを食べて、歯磨きをせずに歯垢と呼ばれるバイキンの固まりができると、それによって歯が溶けて穴があき、むし歯になります。
 
つまり甘いもの歯垢歯の質  の悪い条件が重なった時にむし歯は発生するのです!
 
むし歯にならないためには
甘いものは時間を決めて、ダラダラ食いをしないように気をつけましょう!
歯垢をためないように、毎食後の歯磨きをしっかり行いましょう!
フッ素やシーラントでむし歯菌に負けない歯の質を作りましょう!
 
今回の歯科衛生士のおはなしではの『強い歯をつくる』にポイントを当てて、卵の実験でわかりやすく見ていただきました(卵はわかりやすく、茶色の卵を使用しました)。
 
フッ素は細菌の出す酸から歯を守ってくれます。卵を酸(酢)の中に入れます。
するとたくさん泡が出てきました。酸で殻が溶け始めているんですね。
 
今度の卵をよく見てください。半分は、さっきのと同じようにたくさん泡が出ていますが、半分は出ていませんよ!
なぜでしょう?半分は酸の中でも溶けていないということですね。
答えは、『半分にはフッ素が塗ってある』からなんです。
フッ素を塗った半分は元のままです。
シーラントにもフッ素は入っています。シーラントした部分も溶けずに残っていましたね!
 
いかがでしたか?フッ素のパワーは本当にすごいですね。皆さん、定期検診でのフッ素塗布と、毎日の歯磨きにもフッ素入りの歯磨剤を使い、むし歯に負けない強い歯を作りましょうね!
 

健康寿命を伸ばすために!

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
2020年まであと残り数日となりましたが、やり残したことはないですか?

『ミドル世代の体の元気は歯の手入れから』と食後の歯磨きが日課になっている方が多いと思いますが、40代以降歯周病で歯を失う人が増えているのはなぜでしょうか?
それは働き盛りで忙しく歯科医院へ行くことが遠のいてしまっているからのようです。

現在、国(厚生労働省)では2025年に向け『国民の健康寿命が延命する社会』を目指しています。

現在、糖尿病は5年間で有病者、予備軍を合わせて1.5倍増加しています。
お口の健康を維持することが、糖尿病や誤嚥性肺炎等の全身疾患の予防にも繋がり、予防を推進し健康を維持するためには、全身と口腔の健康を保つことが重要であるということ分かっています。

効果的な歯のケアを習慣づければ、歯の数を十分に保って食事が楽しめるほか、様々な病気の予防につながり健康寿命を延ばすことができます。
そのため生活習慣病など特定の疾患のリスクのある方に対し、重症化の予防や疾病予防のために歯科から働きかけをしていくことも行っています。

まずは皆さんも、ご家族の方と一緒にチェックしてみてください。
《歯や口の健康状態》
Q1.現在、ご自分の歯や口の状態で気になることはありますか
Q2.ご自分の歯は何本ありますか
Q3.自分の歯または入れ歯で左右の奥歯をしっかりかみしめられますか
Q4.歯をみがくと血がでますか
Q5.歯ぐきがはれてブヨブヨしますか
Q6.冷たいものや熱いものが歯にしみますか

《環境・全身状態》
Q7.かかりつけの歯科医院がありますか
Q8.仕事が忙しかったり休めず、なかなか歯科医院に行けないことがありますか
Q9.現在、病気で治療を受けていますか
Q10.家族や周囲の人々は、日頃歯の健康に関心がありますか
Q11.自分の歯には自信があったり、人からほめられたことがありますか
Q12.普段、職場や外出先でも歯を磨きますか

《生活習慣》
Q13.間食(甘い食べ物や飲み物)をしますか
Q14.たばこを吸ってきますか
Q15.夜寝る前に歯を磨きますか
Q16.フッ素入り歯磨剤を使っていますか
Q17.歯間ブラシまたはフロスを使っていますか
Q18.ゆっくりよく噛んで食事をしてますか
Q19.歯科医院等で歯磨き指導を受けたことありますか
Q20.年に1回以上は歯科医院で定期検診を受けていますか

質問を通して生活習慣病や口腔衛生について自信を持てなかった方、心配になった方、どうぞお気軽にご来院くださいね。

皮膚トラブルも口呼吸から

こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の味藤です。
口呼吸についての第2弾です!

前回はお口のトラブルについてご紹介しました。
今回は「口呼吸による皮膚のトラブル」についてです

口呼吸を止めることで、特に改善につながりやすいのが皮膚に関するトラブルです。
皮膚と呼吸は直接関わっているわけではありませんが、鼻で正しく呼吸している人は、細菌を染毛という組織が外へ出してくれるのに対し、口呼吸は有害な細菌などを外に出す機能がないため、呼吸をするたびに体内に細菌が侵入していくのです。

そのために、体中のあらゆる場所でさまざまな不調を引き起こすわけです。
そのため口呼吸を止めることが、体が正しい免疫の働きを取り戻し、皮膚トラブルの解決にもつながることになるのだそうです!

皆さんの中にも、お子さんや大人の方でアトピー性皮膚炎の方がいらっしゃるかもしれませんが、アトピー性皮膚炎は、鼻呼吸にすることで症状が楽になるのです
処方されるステロイドは、痒みの症状には効果があるものの根本的に治してくれるものではなく、強い薬なのでホルモンバランスを崩したり、かえって症状が悪くなってしまうこともあるとのことです。

そのほかに、乾癬や掌蹠膿疱症など皮膚の症状でお悩みの方は「あいうべ体操」や「口呼吸テープ」などを使って鼻呼吸の習慣をつけていきましょう!

歯周病と全身疾患の関連

江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本です。

「お口の健康と全身疾患」の関連性について
サンスター財団がサンスターグループオーラルケアカンパニーと協力して、歯周病が進行し重度になると、どのように全身の健康に悪影響を及ぼすのかを、ミクロの世界で起こる体内の反応をもとに科学的に解き明かすCGアニメーション動画を製作しました。
複雑な細胞レベルで起こる反応を分かりやすくアニメーションで表現し、解説しています。
ぜひご覧いただきたいと思います。 

★歯周病がアテローム性動脈硬化症(心臓血管疾患)や糖尿病に及ぼす影響について
 https://www.sunstar-foundation.org/education/about/
 ↑をご覧ください。

”口呼吸”は万病の元!

こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の味藤です。
紅葉も楽しめる季節になりましたね今年もあと約1ヶ月となり時の早さに驚いています。

ここ数日一段と寒くなってきてますが、のどがイガイガする・鼻水がでる など風邪の症状のある方はいませんか?そして、そんな皆さんの中で「口呼吸」をしている方はいませんか?

たかが口呼吸だと思っている方!要注意です!!
このブログ内でも、何度かお伝えしていますが、口呼吸することで口腔内の乾燥が起こり、雑菌やウィルスが粘膜等に付着して 風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。それだけでなく 虫歯や歯周病、アトピー性皮膚炎など たくさんの病気を引き起こす原因となるのです。

口呼吸を治すことでよくなる症状はたくさんありますので、順番に紹介していこうとおもいます! 
今回は「お口のトラブル」についてです!
虫歯の増加を防いでいるものに唾液があります!
唾液には、前々回のブログでもお伝えしたとおり、さまざまな効能があります。唾液の減少は、歯周病や虫歯、口臭の原因になってしまうのです。
口呼吸をすることが、口の中の乾燥を引き起こし歯周病菌や虫歯・口臭の原因菌を増やしてしまうからです。
特に歯周病は全身の病気に関わってくる恐い病気です。
毎日のお口のケアと一緒に、口呼吸も治して歯周病予防をしていきましょう!
意識して直すことが大切ですが、寝ている時は無意識にお口が開いてしまいます。そこでお口の周りの筋肉を鍛え口腔内乾燥を招く原因となる「口呼吸」を防止するために〝あいうべ体操〟がおすすめですがもうご存知ですか?
大人も子どもも、場所も道具もいらずに簡単にできますので、ぜひやってみて下さい!
”あいうべ体操”は、口の周りの筋肉とともに”舌”も鍛えることができます。
「あ」、「い」、「う」で口まわりの筋肉の準備体操をし「べ~」で思いきり舌を出します。思い切り口を開いたり閉じたり、舌を出したりすると、舌や頬の筋肉に痛みを感じると思いますが、筋肉痛になるくらいが効果的とのことですので、やってみてください。。

舌は自分で意識して動かすことがほとんどない場所ですし、鍛えないとすぐ衰えてしまう筋肉でもあるので、鍛えて正しい場所につねに舌があるようにすることが大事です。
正しい位置に舌をおくことと、口の周りの筋肉を鍛えることは、歯並びにも良い影響を与えます。
寒くなり運動不足になりがちな時期ですが、あいうべ体操を130回ほど  口を大きく動かして行い、お口と口周辺、舌を常日頃から鍛えておきましょう!

小学校高学年(5.6年生)の食育

こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科助手・管理栄養士の道家です。
11月も後半にさしかかり、朝晩めっきり冷え込んできましたね。風邪のひき始めの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時はしょうがが有効です!
しょうがには血行を促進して体を温める効果があります。民間療法として、「おろししょうがとはちみつをあわせたものを熱湯でといて飲むとのどの痛みに効く」などはよく知られていますね。この時期はかぜ予防に、ぜひしょうがを取り入れてみて下さい。

さて、今回は小学校高学年(5~6年生)の食育についてお話します。

この時期、子どもたちは身体的にも精神的にも大きく成長していき、運動能力や手先の器用さも発達していきます。

「食」の部分では調理実習などの時間を通して、栄養バランス・食材・調理方法・食べ物が食卓に運ばれるまでの過程を学ぶなど「食」に関する幅広い知識を習得していきます。

自分の小学校の頃を思い出しても、高学年の頃に校内の畑でさつまいもを、地域の田んぼで米を作っていました。さつまいもは秋に収穫して全校生徒で’’さつまいも収穫祭’’もありました。
そんな食を通じた家族や仲間とのかかわりの中で、食の楽しさを実感し楽しむ心が育ちます。小学校高学年期こそ「食育に取り組む」最良の時だと言えます。

しかし、学童期から思春期に入っていくこの時期から少しずつ目立ってくるのが「朝食抜き」「偏食」「インスタント食品の多量摂取」です。

朝食を抜くと頭の回転がにぶり、学力が落ちてしまうということがわかっています。
朝、脳を目覚めさせて、午前中の活動を支えるためには、消化吸収がゆっくりで、しかもエネルギーが持続する”ごはん”による食事が理想的です。お子さんが充実した学校生活を送れるよう、朝食をちゃんととる習慣をつけさせてあげましょう。

歯の成長に関しては、個人差はありますが、乳歯から永久歯に生え替わるこの時期、乳歯と永久歯が入り混じり、でこぼこして複雑な状態が続きます。そして噛み合う臼歯が一時的に減ることで、噛む力も減少し、飲み込んだり丸のみしたりする習慣がつきやすくなります。

この時期の子どもたちが口にすることの多くなる、ファストフードやインスタント食品、スナック菓子などの柔らかい食べ物は「噛む回数や力」が少なくなる原因といわれています。
日頃から家庭においてたくさん噛む習慣をつけさせて子どもたちの噛む力を育てていきましょう。

☆一口30回かむことで・・・
食べ物は細かくなり消化促進、歯肉へのマッサージ効果も生まれる→あごが発達する→歯並びがよくなる→歯の隙間がなくなり細菌がたまりにくくなる→虫歯予防→かみ合わせも良くなる→全身の健康促進になる!
噛むことはいいことだらけです。

そして、でこぼことした乳歯と永久歯をちゃんと歯磨きをして虫歯にならないように気をつけましょう。最近では小学生にも「歯肉炎」がみられるようになってきて、歯磨きが不十分であったりすると、知らず知らず「歯周病」へと移行していってしまいます。

高学年だから大丈夫と思わず、たまにはお子さんのお口の中をチェックしてみてください。お子さん自身にも「虫歯予防のため」「歯の健康を保つため」フッ素入りの歯磨き剤を使い、効果的な歯磨きの仕方をぜひ学んでいただきたく思います。

すぎもと歯科では歯科衛生士により、それぞれのお子さんにあった歯磨きの仕方、ポイントをお伝えしておりますので、ぜひ定期健診におこしくださいね!

唾液のもつ優れたチカラ!

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の葛島です。
早いもので、今年も残り約1ヶ月半となりました。最近は急に冷え込み、少しずつ冬の訪れを感じます。体調管理には十分気を付けましょう。

さて、本日は『唾液のチカラ』についてのお話をします。
まず皆さん、人の1日あたりの唾液の量はどのくらいかご存知ですか?
健康な人の1日の唾液の分泌量は大体1〜1.5リットルと言われています。
唾液は、お口を潤すだけではなく、それぞれの成分が機能を持っていて、お口の潤いと健康を守ってくれています。

実際にどのような作用をしているのか、見てみましょう。

①消化作用・・・酵素がデンプンを分解して体内に吸収しやすくする。

②抗菌作用・・・細菌の増殖を抑える。

③粘膜保護作用・・・喉や食道を傷つけにくくする。

④食塊作用・・・味を感じさせ、噛み砕いたり、飲み込みやすい塊にする。

⑤pH緩衝作用・・・飲食により酸性に傾いた
お口のpHを中和させる。

⑥粘膜修復作用・・・組織が傷付いたときに修復する。

⑦再石灰化作用・・・飲食により、溶けかかった歯の修復をする。

⑧潤滑作用・・・発音や発声をスムーズにする。

唾液にはこのように さまざまな素晴らしい作用があります。
そのため 唾液の分泌が少なくなると =⇒、
噛んでも上手に塊がつくれないので飲み込むのに苦労します。その結果、食事が面倒になって食欲不振や栄養不足の状態になることがあります。
その他にも、唾液が少ないと菌が繁殖しやすくなるため、むし歯や歯周病・口臭がおきやすくなります。

日頃からしっかり噛んで、良い唾液を出すようにすることがとても大切ですが、唾液の分泌量は年齢や、疾病、お薬などの影響も受けます。
口の乾燥が気になる方、食事が摂りにくい 飲み込みづらいと感じる方・・は、ご相談ください。

子供のうちから  正しい姿勢でよく噛む習慣を付けていきたいですね。

あなたの歯を守るために!

皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の中嶋です。

11月も半ばとなり、かなり空気が乾燥してきていますね。風邪やインフルエンザが流行していますので、手洗いうがい、そしてお口のケアをしっかりしていきましょう!

さて、先日すぎもと歯科の歯科衛生士5名で『歯を守る時代の診療所づくり引き算のう蝕予防という加藤大明先生のセミナーを受講させて頂きました。

すぎもと歯科にも連日多くの皆さまにメインテナンスへお越し頂いています。皆さまのお口の状態に合わせ、一人ひとりに合った通院のペースをご提案させて頂くのですが『メインテナンスに通っている=お口の健康は大丈夫!』という訳ではないという内容のお話がありました。

実は、歯医者でクリーニングを受けた後、歯磨きが苦手な所には2日目でプラーク(歯垢)の集積が認められ、7日目にはプラークの厚みが最大限になってしまうのです

そのままの状態が続けば当然、メインテナンスに通っているのにむし歯ができてしまったという事が起きます。

3ヶ月に一度のメインテナンスにお越し頂いている方の場合だと、90日間(3ヶ月)で私たちが介入できるのはわずか1日で、残りの89日間は患者さま自身にお口を守ってもらう必要があるのです。

その為に私たちに出来ることは、患者さまのお口の中の状態をよく見て、その方に合ったセルフケアの仕方をわかりやすくお伝えすることです。

『あれもこれもとお勧めすれば、その時は良いかもしれないがいずれ一番大切なことを患者が見失う。大事なのは足し算ではなく引き算の予防』という加藤先生のお話、確かにと私自身少し反省するところがありました。

一人ひとりの患者さまとしっかり向き合い、本当にその方に必要なものは何なのかという事を見極めお伝えしていく。それも私たちにとって大切な仕事だと改めて感じました。

皆さんも、ここが上手く磨けない、メインテナンス後いつも一番にザラザラしてくるといったお悩みがあれば、検診の際にお気軽にお尋ねくださいね。

今回学んだ事をしっかりと活かしていけるよう、頑張っていきます
折角の機会です!メインテナンスの際は、どうぞ何でもお気軽にご相談いただけると嬉しく思います

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すぎもと歯科

Tel.0587-54-0348

〒483-8334 愛知県江南市前飛保町緑ヶ丘290

院長 : 杉本 英之

初めての方、急患は予約外でも受けていますが
歯科医師・スタッフの都合もありますので必ず
お電話の上ご来院ください

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すぎもと歯科 外観

  時間帯
午前 9:00~12:00
午後 3:00~6:30

休診日 木曜・日曜・祝日
土曜日の午後は2:00~4:30

はじめての方・矯正相談は必ずお電話の上ご来院ください。

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