規則正しくおやつを摂ろう!
こんにちは、江南市すぎもと歯科の歯科衛生士の味藤です。
みなさんお家時間をどのように過ごしていますか?
お家にいる時間が増えて、おやつやジュースの回数が増えてしまった・・などということはありませんか?
今日は、おやつのとり方のポイントについてお話ししたいと思います。
みなさん糖分のあるおやつやジュースが、虫歯の原因になることはご存知だと思います。
でも、全ておやつ、ジュースを無しにする事は難しいですね。
1番問題なのが時間・量を決めずにだらだらおやつを食べたり、好きな時にジュースを飲むことで、最も虫歯のリスクを高めます!
このグラフを見たことがある方も多いと思います。
ステファンカーブと呼ばれるグラフですが、これをみると規則正しく食べている方とだらだらと食べてしまっているのとでは (脱灰)酸によって歯の成分が溶け出す時間に、かなりの差があることがお分かりいただけると思います。
それは、”お口の中のPHが5.5以下(酸性)の時間の差”と言い換えることもできます。
食べ終わって、お口の中から食べ物がなくなれば、PHは中性にと戻ります。そして再石灰化(酸によって溶けた歯が修復される)が行われるのですが、下の図ではその時間がほとんどありません。歯は溶けていく一方です(´;ω;`)
おやつも食事も時間をきちんと決めてとること!これが何より大切な事なのです。
また、暑くなり冷たい飲み物が美味しく感じるころになりますが、何度かお話してますようにジュース・スポーツ飲料には、多量の糖分が入っています!喉がかわいたら、麦茶か水で健康的な水分補給をするようにしましょう!
家での生活を規則正しく送るためには、まず3度の食事を規則正しく取ることが基本となります。そして、食後の正しい歯磨きをすることでお口の中だけでなく気持ちもリフレッシュして、メリハリのある毎日を過ごしましょう!
それが、コロナに打ち勝つ!強い体を作ることにもなりますよ
朝食に必要な栄養素
皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
前回は一日を元気にスタートさせるための朝食の素敵な効果についてお伝えしました。
今回は朝食に必要な栄養素や摂って頂きたいものについてです。
まずは必要な栄養素から…
ごはんやパンなどの炭水化物・・エネルギー源となります
牛乳やヨーグルト・チーズ・卵などの良質なたんぱく質・・筋肉や臓器を作ります
野菜やくだものなどのビタミン、ミネラル類・・体の機能を調整します
では分かりやすい炭水化物以外で、摂るといい食材はなんでしょうか?
*バナナ
朝忙しくて時間がなくても簡単にすぐ食べられるという手軽さがあり、果物の中では割とカロリーが高いので腹持ちがいいのも特徴です。そんなバナナは素早く体のエネルギーに変わってくれるのですぐに集中力をアップしてくれたり、体の即戦力になってくれます。
*ナッツ
朝ご飯だけでなく、小腹がすいたときもオススメです。特にクルミは生活習慣病の予防や美肌にも効果的です。
またミネラルや食物繊維も豊富なので、便秘の改善にも効果が期待できます。
*卵
空腹感を感じづらくしてくれる効果があります。良質なたんぱく質が摂取できるため体のエネルギーに変わります。また、良性な脂肪とビタミンも同時に摂取できます。
*ヨーグルト
乳酸菌によって腸内環境が整えられ、便秘が改善できます。また昼や夜に食べるよりも効果を発揮します。
*グレープフルーツ
香りには食欲を抑えくれる効果があります。またその香りが脳に刺激を与え、すっきり目を覚ましてくれる効果もあります
*サーモン(鮭)
オメガ3脂肪酸という脳の働きを促してくれる成分が含まれています。
*納豆
糖分や脂肪の吸収を穏やかにしてくれる効果や満腹感を長持ちさせる効果があります。
これらのポイントを押さえて、朝の体が必要としている栄養素をバランスよく摂れるメニューを工夫してエネルギーチャージしてくださいね。
1日のスタート!朝食で元気に
こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
お家で過ごす時間が続き、生活習慣が乱れていませんか?
まずは一日の始め朝食からご家族で揃ってとり毎日を元気に過ごしましょう
朝食をとることによる効果は
体温の上昇効果
消化管とは、口腔、食道、胃、小腸、大腸、肛門のことをいいます。
これらは筋肉でできており、動きだすと熱がでます。それによって得られた熱を利用して、寝ている間に低下した体温を上昇させ、身体は一日の活動の準備を整えます
エネルギーの補給
寝ている間も身体はエネルギーを消費しています。ということは、朝起きたときには私達の身体にはエネルギーがほとんど残っていないことになります。
朝食がしっかりとることで午前中を元気に過ごすことができます。
便秘を防ぐ
胃が刺激され活動を始まると腸を活発化していき、快便に繋がります。
集中力が高まる
朝食を食べないと集中できずイライラしてしまいます。
脳のエネルギーになるのはお米やパンなどの炭水化物です。
肥満防止
胃腸が活動を始めると体温が上昇します。体温が上がるとエネルギーも同時に消費されるので基礎代謝を上がります。
逆に朝食をとらないと身体が栄養を溜め込もうと働き太りやすい身体になってしまいます。
体内リズム時計を整えられる
人の体にはある程度決まった体内時計があります。
この体温時計の時間帯によって体温や血圧、ホルモンの分泌などが微妙に違ってきます。
朝食を決まった時間に食べることで、体が朝を感じることができ、体内のリズムを整えることができます。
朝食には素敵な効果が沢山あります。
こんな時だからこそ、規則正しく家族揃って朝食をとり生活リズムをつくって元気に過ごしましょう。
フッ素で安全にむし歯予防を!
こんにちは。江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本(ま)です。
せっかく春なのに…暗いニュースばかりですね。早く春らしい暖かな気分を味わいたいです。
今日は院内でも行っている虫歯予防の1つであるフッ化物塗布についてお話しします。虫歯はごく初期(要観察歯)の場合は別として、他の病気とは異なり自然に治ることはありません。
ですから、まず予防することが大切です!
虫歯を予防するには、糖分の摂取回数を減らしたり・虫歯菌を減らす(歯磨き)・よく噛むなど様々ありますが、フッ化物を利用して上手に虫歯予防をすることも効果的です。
フッ化物は歯の表面から取り込まれ、歯の結晶(アパタイト)の一部になり、普通の歯よりも丈夫になります。虫歯の出す酸に対してもより強くなり、虫歯になるのを防ぎます。
フッ化物は自然界にある土や水、植物だけでなく人間の体の中にも含まれています。
食品としては、塩・みそ・じゃがいも・大根、にんじん・緑茶・みかん・りんご・海藻…などなど普段から口にするものばかりです。
しかし虫歯予防に必要なフッ化物の量は成人で3~4mgとされていますので、毎日の飲食からでは必要な量を摂取することはできません。
ですから、家ではフッ化物入り歯磨き剤の使用・フッ化物溶液でのうがい・歯科医院で定期的にフッ化物塗布を行う必要があります。
患者さんの中には、フッ化物の安全性を気にされる方も時々います。
安全性に問題があるのは飲み込むフッ化物の量です。一度に大量に飲み込まなければ大丈夫です。
当医院で行っているフッ化物塗布でも、9mg程度のフッ化物塗布をしても、口の中に残る量は1mg程度です。
フッ化物洗口液でのうがいでも口の中に残る量は0.2mgで、お茶1~2杯に含まれる量0.2mgとほぼ同じ量です。
体重10kgの子供は一度に50mg以上越えると医師の処置が必要とされているので、危険とされる量とかけ離れているので全く問題と言えます。
虫歯は歯ブラシでは届きにくい歯間や噛む面の深い溝などに出来やすいので、丁寧なブラッシングはもちろんのこと、フッ化物による歯質強化、深い溝にはシーラントで塞ぎ、デンタルフロスなどを使用してプラークコントロールしていきましょうね。
舌の癖の原因と予防について
皆さんこんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の山本です
新年度がスタートしましたが、今年は希望あふれる春というわけにはいきませんね・・それでも、新たに気持ちを引き締めて頑張っていきましょう!
前回のブログで正しい舌の位置と舌癖改善のためのトレーニングについてお伝えしました。
今回は舌の癖が起こる原因と予防をするために気をつけて頂きたいことをお話ししていきます。
離乳の時期が遅い
2歳を過ぎても授乳を続けていると、母乳を飲む時の乳児独特の舌の動きのために、舌を前に出す癖が残りやすくなってしまいます。
また離乳期から始まる、噛んで飲み込むための舌の動きの訓練が足りなくなることがあります。
その影響で飲み込みのための上手な舌の動きが獲得できず、舌が下がったり前に出る原因となります。
離乳は1歳頃を目安に遅くても2歳までには卒業できるようにしましょう!
指しゃぶりやおしゃぶりをし続けている
指しゃぶりの癖があると、指の形に合わせて上と下の前歯の間に隙間ができてしまいます。
さらには、顎の骨も押して変形させ、開咬(奥歯を噛み合わせても前歯が閉じていない状態)の原因になります。
またおしゃぶりやタオルなどを口に突っ込む癖も、指と同じく長く続けていると開咬の原因になります。
1歳半を過ぎたら2歳を目安に徐々に指しゃぶりやおしゃぶりをなくしていきましょう。
口呼吸をしている
口呼吸をしているために舌が正しい位置でなく、下に下がってしまい前歯を押してしまうことで開咬の原因になります。また口呼吸することで、唾液が乾いてお口の中が乾燥するために、口臭の原因になったり、虫歯のリスクも高まります。
さらに、風邪などのウイルスも体内に入りやすくなるなど、さまざまな面で悪影響があります。
お口を閉じて、鼻で呼吸するように声をかけていきましょう。
これらの予防のためにも前回お話した『お口のトレーニング』を続けていきましょう!
すぎもと歯科では、楽しく簡単にできる《トレーニング教室》を行っていますのでお気軽に歯科衛生士にお尋ねください。
歯周病予防のために「フロス」
皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の葛島です。
本日、4月4日は歯周病予防デーです!!
先月ブログで予告しました通り、今日は歯周病予防に効果的なフロスについて、詳しくお話をしていきたいと思います。
★フロスの種類
フロスと聞くと、ただの糸をイメージされる方も多いと思いますが、実は用途に合わせて様々な種類があります。
①ワックスタイプ・・・繊維がワックスでコーティングされていて、切れたりほつれたりしにくいのが特徴です。むし歯や詰め物、被せ物があっても繊維を引っかけてほつれないような加工がされています。
通しやすく、初心者の方にオススメです!
②ノンワックスタイプ・・・ワックスで加工されていないので、繊維が歯面に薄く広がり、歯の凹凸にフィットして汚れを絡めとります。歯ぐきの中まで届きやすく、効率的なお掃除に最も有利なタイプです。
しかし、むし歯や詰め物、被せ物があると引っかかってちぎれやすので、治療のあとの健康なお口の中の方にオススメです。
③ホルダータイプ・・・糸ようじなどの柄付きフロスです。 F字型は前歯やお子さんの仕上げ時に、Y字型は奥歯のお掃除にオススメです。指巻きフロスが苦手な方でも手軽に使えます!
④スーパーフロス・・・ブリッジや連結型のインプラントなど、お掃除が難しい場所のケアにオススメです。
両端が細く固くなっていて、隙間に横から通すことができます。ブラケット装置などがついた、矯正をされている方にもオススメです。
★フロスの使い方
指に巻いて使用する、指巻きフロスの使い方をご紹介します。
①フロスを40〜50㎝くらい(指先から肘くらいまで)取り出し、切ります。
②大体10〜15㎝くらいになるまで、左右の中指に緩めに巻きつけます。(この時、一方の指に多めに巻きましょう。)
③人差し指(前歯に通す時は親指と人差し指)でフロスを1〜1.5センチくらい張ります。
小刻みにゆっくりジグザグ動かして歯と歯の間に通していき、歯ぐきの中まで優しく入れ込みます。
☆フロスが歯面に沿って「くの字」になるように軽く引っ張りながら、2〜3回程上下に動かして、しっかり汚れを擦り取りましょう。
④使った糸の部分は、巻きの少ない指に巻き、巻きの多い指から未使用分を外して清潔な部分を順に使います。
実際使ってみると、初めての方に指巻きフロスは難しいものです。最初はホルダータイプからお試し頂き、慣れてきたら指巻きフロスも使ってみて下さい。
使い方はお気軽に、歯科衛生士にお尋ね下さいね。
★歯ブラシにプラスしてデンタルフロスを使用し、歯周病予防に努めましょう!!
隙間の大きい方は歯間ブラシもお使い下さいね。
唇・舌の癖を治すために!
皆さんこんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の山本です
今回は唇と舌の〝お口のトレーニング〟についてです。
以前にもお話しましたが、唇や舌に癖があることで歯並びに影響が出てくる場合があります。歯は唇の力と舌の力が均等な状態になっていることで、自然な位置に並んでいるのです。
例えば、舌を前に出す癖があると、歯が前に押されて前歯が前に傾いてくる可能性があります。前歯が前に出ると唇を閉じにくくなり、お口をポカンと開く癖がつきやすくなることで唇の力も弱くなっていきます。
逆に、お口をポカンと開く癖があると、舌も下がり脱力した状態に慣れてしまいます。そして正しい位置に舌を置くことができず、舌を前に出す癖がついてしまうことで前歯が傾いてくる可能性が出てきます。
このように唇や舌のどちらか、または両方に癖があると歯を並べる力のバランスが崩れ、歯並びに影響が出てきます。それだけではなく、顎やお口全体の発育にも影響を及ぼすことになるのです。
唇や舌の癖を改善していくために、おうちでもできるお口のトレーニングをいくつかご紹介していきます!
★あいうべ体操 1回5秒 で1分間を10セット①「あ」 口を大きく開ける
縦の横円形に近くなるようにして喉の奥が見えるくらい口を大きく開ける
②「い」口を横に開ける
頰の筋肉が両方の耳の前に寄る感じがするぐらいが目安。首に筋が浮き出るぐらいに
③「う」 口を尖らせる
思いきり唇を前に突き出すようにする
④「べ」 べ~と舌を伸ばす
舌の先を下顎の先端まで伸ばすような気持ちで舌を出す
★舌のトレーニング
①舌の前後伸ばし
舌を前後や上下にしっかり伸ばす、それぞれ10秒を3セット行う
②舌の左右運動
舌を右左にゆっくりと動かす 10秒を3セット行う
③舌まわし
舌を右まわりにゆっくりとまわす、同様に左まわりにまわす、それぞれ10回ずつ行う
④ポッピング
舌を上顎に貼り付け、舌をタン♪タン♪と鳴らします。舌に力がつくと良い音がするようになります。
*スポット押し
舌の先をスポットにつけ、舌全体を上に吸い上げる。5秒間キープ→離す を繰り返す
他にも、風船や吹き戻しを使って遊びながら楽しくお口の周りの筋肉を鍛えるのもおススメです!
できそうなものから少しずつトレーニングしていきましょう。
すぎもと歯科では「お口と舌のトレーニング教室」も行っています!
ご希望の方は、歯科衛生士にお声がけください。
もうすぐ「歯周病予防デー!」
皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の葛島です。
春が訪れ、暖かくなってきたかと思いきや、寒の戻りで、朝晩は肌寒く感じる日もありますね。ウイルス対策はもちろん、寒暖差にも気をつけ、体調管理に努めましょう。
さて、来月4月4日は歯周病予防デーです!!
現在、日本では20代で約7割、30〜50代で約8割、60代以上では約9割が歯周病であると言われています。
歯周病の直接的な原因となるのは、歯垢(プラーク)に含まれる細菌です。歯垢には、1mgあたり約1億個もの細菌が生息していると言われています。
ですから、毎日のセルフケアで歯垢(プラーク)をしっかり落とすことが、歯周病予防としてとても重要になります
そこで皆さんに質問です!
歯ブラシでは、全体のどのくらいの汚れ(歯垢)を落とすことができるでしょうか?
答えは…
個人差はありますが、約6割程度と言われています。
逆に言えば、歯ブラシだけでは、全体の約4割の歯垢を落としきれていないことになります。
その残りの約4割の歯垢は、主に歯と歯の間に残ります。
ですので、歯ブラシにプラスしてフロスや歯間ブラシなどのお掃除用具を使用することが、清掃効果を格段に上げることになるのです。
特にフロスは、歯と歯の間だけではなく、歯ぐきの中まで入れることができ、歯垢をかき出してくれるので、歯周病予防としてとても優れた清掃用具です。
現在日本でフロスを使用している人は約20%と言われています。10年間で倍に増えたと言われていますが、他国に比べると、まだかなり使用率が低いのが現状です。
毎日フロスを使用している人は、10%に満たないと言われる日本…
私たちは歯周病予防デーの活動の中で、より多くの方にフロスの必要性を伝えていきたいと思っています。
使い方が難しそう…買ってみたものの、どう使えばいいか分からない…などと悩んでいる皆さん!お気軽に歯科衛生士にご質問下さい!!
そして次回は歯周病予防デー当日、フロスについて詳しくお話をしていきますので、ぜひご覧下さいね。
鼻づまりと口呼吸
こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の味藤です
口呼吸シリーズ最後のブログになります!
ついに花粉の季節がやってきましたね (´Д⊂
もう花粉症で悩んでいる方もいるのではないでしょうか。。。
今回は鼻のトラブルについてです。 鼻づまりがあると当然のように鼻呼吸がしづらくなり、口呼吸がクセになってしまいます。
花粉症や鼻炎の方は、先に口呼吸を止めることによって鼻づまりを治すことができるかもしれません。
私もアレルギーや花粉症などがあり、年中鼻炎に悩まされていました。
けれど、鼻呼吸テープなどを貼って寝るようになり、きちんとは鼻呼吸をするようになってから鼻づまりがなくなりましたv(´∀`)
改めて鼻呼吸の大切さに気づかされました
鼻炎で悩んでいる方は、まずは鼻呼吸を意識してみることで、症状が改善するかもしれません。
また、鼻詰まりの原因が、口の中の細菌により扁桃が炎症を起こしている場合もあるそうです。つまり、歯磨きをきちんとすることで鼻が通り、鼻呼吸できるようになる可能性があるということです。
歯ブラシで丁寧にはもちろん、フロスや歯間ブラシも使っての歯磨きが重要とのことですので、ぜひ試みてください。
お口の中も気持ちよくなり、鼻づまりも治れば一石二鳥ですネ!
4回にわたり、口呼吸が全身の健康に様々な悪影響を及ぼすことについてお話してきましたが、人間には自らの力で病を治そうとする「自然治癒力」が備わっています。
その自然治癒力を高めるには、間違った体の使い方や誤った生活習慣を取り除くことが大切です。
「口呼吸」をやめて、姿勢を改善し、血流を活発にすると自然治癒力が高まると言われます!
まだまだ、コロナウィルスも油断できません、毎日を規則正しく過ごしていきましょう!
「足育」のための靴選び!
こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の中嶋です。
前回に引き続き『足育』のお話 第2回です。
前回は0歳から6歳のお子さんへの「足育」についてでしたが、今回は、小学生のお子さんへの「足育」です。
最近はお子さん用の可愛いサンダルやブーツなどがたくさんありますね、
年長さんや小学生にもなると女の子は特にお洒落がしたいお年頃になることもあり、履いているお子さんを良く見かけるようになります。
『足育』のためには良くありませんが、それをお子さんが理解するのはなかなか難しいことですね。
そこでおススメしたいのが『時間を決めて短時間だけ履くこと』です。
長くお出かけする場合はスニーカーも持っていき、『1時間程度だけ履く』のがベターです。
冬によく見かけるムートンブーツや、小さいお子さんは脱いだり履いたりがしやすいという理由で履くことが多い長靴も、靴の中で足が滑ってしまい足の指が踏ん張れない状態なので、あまり良くありません。
長時間 履くのはなるべく避けましょう。
小学生になると、学校で上履きを履く時間が長くなると思います。上履きを選ぶポイントとしては、かかとに芯が入っていて、マジックテープがあり、靴底も厚みがあり衝撃を吸収できるものです。
すぐにサイズが小さくなってしまうからもったいない・・という気持ちはよくわかりますが、上履きの見直しが『足育』への近道です。
足の発達が完成する小学生以降で足の変形が出てしまうと、治療が必要だったり、その後一生付き合っていかなければいけない問題にもなりかねません。
ここで、日本足育プロジェクト協会が推奨する《正しい子どもの靴の選び方》をご紹介します。
①ベルトで留められるもの
②中敷が外せるもの
③適切なサイズ
④足指を圧迫しないつくり
⑤衝撃吸収性や耐久性がある
⑥靴の底は足の付け根で曲がる程度のかたさ
⑦かかとがしっかりホールドされている
⑧つま先が少し反り上がっている
そして、日中ずっと靴を履いていた足は窮屈な緊張状態になっています、そこでぜひお風呂上がりなどに1本ずつ指をほぐして、くるくるとマッサージしてみてください。

体を支えている足!お子さんの『足育』をしっかりとすると、『噛む力』も養われ、『良い歯並び』にもつながります。
なにかご質問があれば 衛生士にお尋ねください。
『足育』とは!なぜ大事?
今日は、なぜ今 子どもの『足育』が必要なのか!というお話を2回にわたりさせていただきます。
『足育』が足りていないと『噛む力』が強くならず、姿勢も悪くなり、将来的に歯並びが悪くなってしまうこともあります。





このこともチェックしてみてください。

雑巾がけや四つん這いになってクマ歩きをするなど、遊びの中で足を踏ん張る状態を取り入れるのもおすすめです。
歯周病と早産の関係
皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の杉本(ま)です。
日本で感染が広がり続けている新型コロナウイルス。 小さなこどもを持つ親や、妊娠中の方などお子さんや赤ちゃんへの感染を心配している人も多いのではないでしょうか。
お腹の中の赤ちゃんへの感染はコロナウイルスだけでなく、お母さんからの歯周病菌の出す毒素の刺激も赤ちゃんをいじめてしまうことがわかっています。
妊娠中の女性が歯周病に罹っていると、低体重児や早産の危険度が高くなるとされます。
その危険率は実に7.5倍!タバコやアルコールなどよりもはるかに高い数字といわれています。生まれてくる赤ちゃんのためにも、しっかり歯周病予防を行いましょう!
妊婦さんが歯周病に罹ると、口の中で歯周病菌の出す毒素が体内の血中に流れ込みます。
そうすると血中濃度が上昇し子宮の筋膜を収縮させ、それが出産のサインとみなされて「さあ、もう外に出しても大丈夫!」と出産のスイッチがオンになってしまうのです。
そうなると まだ十分に赤ちゃんが育っていないにも関わらず「もう外に出たら?」と赤ちゃんを押し出してしまうのです。
またお腹の中の赤ちゃんは始終筋膜に押されて刺激されていると、まだまだお母さんのお腹の中で大きくなりたいと思っているのに落ち着いて成長することが出来ません。
そのため、妊婦さんの歯周病は低体重児や早産のリスクが高くなると考えられています。
自分のためだけでなく、赤ちゃんのためにも普段から定期的に歯周病のチェックを受けて、お口の中の清潔を保って下さいね。
すぎもと歯科では、マタニティ歯科もおこなっていますので、妊婦さんの『母親教室』へのご参加も多くなり嬉しく思います。皆さんもお気軽にお問い合わせください♪
「ぶくぶくうがい」できますか?
こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の林です。
いきなりですが、みなさん「ぶくぶくうがい」はできますか?
当然のようにできると思っておられる方も多いですが、最近はぶくぶくうがいができないお子さんも増えています。
実は、ぶくぶくうがいは自然に身に付くものではなく、練習してできるようになるものなのです。
今日はその練習方法をお伝えします。
水を「ぺー」と吐き出す
お口の中に水を含んで、「ぺー」と吐き出す練習をします。
最初は手本を見せても、そのまま飲み込んでしまったり、上手くできないこともあるかと思いますが焦らずに練習しましょう。
水を口の中に溜めて「ぺー」と吐き出すことができたら成功です。たくさんほめてあげてくださいね。
空うがいの練習
水を吐き出すことができるようになったら、今度は口に水を含まずにほっぺをふくらませる「空うがい」の練習をします。
まず、ほっぺをふくらませて、そのふくらみをほっぺの右、左へとうつします。次に、口の前側(両方のほっぺをふくらませる)、後ろ側(両方のほっぺをへこませる)へとふくらみをもっていきます。
これを順番にできるようにします。
水をほっぺの中で動かす
空うがいができるようになったら、実際に水を口にふくんだ状態で練習します。水を口の中に含み、「右、左、前、後ろ」と動かしてから「ぺー」と吐き出します。
ぶくぶくうがいは早いお子さんだと2歳頃からできるといわれています。
最初のうちはお口からお水がこぼれたりして、服や床がびしょ濡れになる可能性があるので、お風呂で楽しく練習してみてもいいかもしれませんね。
以前のブログなどでもお伝えしているように、お口がポカンと開いている、お口で呼吸しているお子さんが非常に多いのですが、その原因の一つにお口の周りの筋肉である口輪筋の筋力が弱いということが挙げられます。
ぶくぶくうがいをすると口輪筋が鍛えられますので、お口ポカンがなくなったり、鼻呼吸ができるようになることが期待できます。
しっかりとしたぶくぶくうがいは口や頬、舌、顎周りなど多くの筋肉を使います。それらの筋肉を動かすことは、咀嚼(噛む)や嚥下(飲み込む)などの機能を維持・向上するトレーニングになります。お子さんだけなく大人の方や高齢の方にもおすすめですよ。
いつもしている何気ないうがいをしっかりとしたぶくぶくうがいにぜひ変えてみてくださいね。
(★フッ素入り歯磨き剤を使用したあとに何度もうがいをしてしまうと、フッ素がお口の中から出ていってしまうのでご注意ください)
感染症予防にも歯磨き!
こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の奥村です。
最近は風邪、インフルエンザ、コロナ、、様々な感染症が流行し話題になっています。
予防をしっかりと行い、元気に過ごしたいですね。
マスク着用、手洗い、うがい、アルコール消毒、、、予防方法は色々ありますが、今回はその他にも菌から体を守る方法をお話しします。
それは、朝起きて1番に歯磨きをするということです!
朝起きたばかりのお口の中がネバネバすることはありませんか?
寝ている間に お口の中の水分が乾燥して、細菌が繁殖してしまうためにこのようなことが起こります。寝ている間は、唾液の量が減ってしまうからです。
就寝前の歯磨きが大切がとても大事!というのは、そういった理由からです。
乾燥したお口の中の状態では、通常時よりも3倍のスピードで細菌が増殖し、寝る前の口の中の細菌が朝起きたときには、約3倍に増えるといわれています。
なので、寝る前に完璧に磨いたつもりでも、やはり起きたばかりのお口の中は、細菌が多くなってしまうのです。
磨かないで寝てしまったり、簡単に済ませていたりすれば、当然細菌だらけのお口で朝を迎えるということになるわけです。
そして私たちは口から食べ物、栄養分を取り込んで生きているわけですから、その入り口に菌がいれば全身に菌が周り悪影響を及ぼしてしまうのは当然ですね。
朝起きてから1番に歯磨きを行い、お口の中の細菌・雑菌を除去するということは、風邪やインフルエンザの予防にもなるのです。 もちろん朝食後にも歯磨きすることもとても大切なので、忘れず行いましょう♪
「舌」は正しい位置にありますか?
皆さんこんにちは!
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の山本です
最近は寒かったり暖かだったりで、まさに三寒四温、不安定なお天気が続きますね。気温差で体調を崩さないように注意していきましょう!
さて突然ですが、皆さんに質問です!
普段、口を閉じている時に舌はどこの場所にありますか??
実は舌には定位置があります。
舌全体が上顎の天井にピタっと付き、舌の先は上の前歯に触れないか、触れたとしても前歯の根元に軽く触れるぐらいの位置。これが舌本来の定位置です。
このとき舌の先はスポットと呼ばれる上顎の膨らみを触っています。
普段リラックスしてる状態はもちろんのこと、唾を飲み込むときにも舌の位置はそのままで舌の先はスポットを触ったままですか?舌の先がスポットから離れ、前歯の裏に押してけられてしまっていたら、舌は定位置から下がった状態と言えます。
正しくない位置に舌がある場合、開咬(奥歯を噛み合わせても前歯が閉じていない状態)や反対咬合(上の前歯よりも下の前歯が外側に出ている状態)そして、出っ歯、受け口など歯並びに大きく影響してきます。
このため、矯正治療をスムーズに進めていく事が難しく、矯正治療後の後戻りが起こるなど、多くの影響が出てきます。そのため舌が常に正しい位置にあるよう『舌トレーニング』していく必要があります。
また舌の筋力が弱い人は唇の筋力が弱いことが多いです。
口を開く癖があると舌も下がり脱力した状態に慣れてしまいます。舌と共に唇の筋力も鍛えていくことが大切です。
次回は舌と唇の筋肉トレーニングについてご紹介させて頂きますので ぜひまたご覧ください!!
〒483-8334 愛知県江南市前飛保町緑ヶ丘290
院長 : 杉本 英之
初めての方、急患は予約外でも受けていますが
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