歯科衛生士のブログ

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衛生士の話「口呼吸を治そう」後編

皆さんこんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の奥村です。

夏祭り「衛生士の話・口呼吸を治そう!」前編では、口呼吸がもたらす影響についてお話しさせていただきました。

本日は後編です
口呼吸にならないために、そして口呼吸を治すためにはなにをしたら良いのか!!についてお話しします。

皆さんはなぜ、お口がポカンと開いてきてしまうのか、分かりますか??
お口がポカンと開いてしまうのは、お口の周りの筋肉が緩んでいるからです。
そこで、お口の周りの筋肉を鍛えるトレーニング方法を紹介します。

あいうべ体操
あ・い・う・べ  とお口を大きく動かしてお口の周りの筋肉を鍛えます。

「あ」・・・お口をあーと大きく広げます。

「い」・・・いーとお口を横に伸ばします。

「う」・・・うーと唇を前に突き出します。

「べ」・・・ベーとベロを下に突き出します。

15回程、お口をしっかりと動かすことを意識してやってみましょう!
色々な歌のリズムに合わせてやってみるのもいいかもしれないですね
夏祭りでは「森のくまさん」のメロディーでやりましたみんなとっても上手でした(^O^)

そのほかにも
風船を膨らます    シャボン玉

ハミングで歌うこと  笛を吹く

なども、 楽しくお口の周りを鍛えることができます。是非皆さんもやってみてくださいね

体中の色々な病気は、全部お口の中からはじまっています。
将来いろんな病気で苦しむことがないよう、口呼吸を治しておきましょう!!

おやつの上手な与え方とは!

皆さん、こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
前回に続き「おやつ」のおはなしです。
今回はおやつを与えるタイミング 気をつけるポイントについてです。

時間と量をしっかりと決めましょう食事と同じく、おやつの時間も決めておきましょう。
幼児の場合には、朝食と昼食の間の10時頃、昼食と夕食の間の3時頃の2回をおやつタイムにするのが一般的です。

小学生になると学校や習い事で時間を決めるのは難しいものですね。
お子さんによって適量が異なるので、このタイミングであればどのくらいの量におさえていくのがいいか経験を積んで考えていきましょう。

ダラダラ食べはNG
長い時間なにかを食べているとお口の中が虫歯になりやすい酸性に傾くので、ダラダラ食べの習慣をつけないようにしましょう。

食べ始めてから数分経つと歯の表面は溶け始めますが、だ液に中和されて元に戻ります。これを再石灰化といいます。
ところが頻繁に食べものやジュースをお口に入れると、再石灰化する間もなく歯が溶けていき虫歯になってしまうのです。

甘い飲み物、甘い食べものの組み合わせにしないようにしましょう
炭酸飲料やジュース、イオン飲料は砂糖がたっぷり入っています。おやつの時間には、お水やお茶、牛乳を飲むよう心がけていきましょう。

おやつのあとにも歯磨きをしましょう
お菓子を食べた後にも歯磨きをする習慣をつけましょう。しかしできない場合も多いでしょう。
そういった時には、ぶくぶくうがいをするだけでもかまいません、おやつの最後はお水やお茶を飲んでお口に残ったものを洗い流すことを習慣にさせましょう。
しかし、寝る前はしっかりと歯磨きさせ、仕上げ磨きもして下さいね。

決して甘いものを食べてはいけないということではありませんが、甘いものがないと我慢できないお子さんには、キシリトール製品を上手に取り入れてみましょう!
気になることなどがあれば、お気軽にご相談してくださいね。

お子さんにとって[おやつ]とは

皆さん、こんにちは。 
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
毎日うだるような暑さが続き、熱中症や夏バテなどなってはみえませんか?
夏休みにもはいり、どうしても冷蔵庫にある冷たい飲み物やお菓子などを手に取り、好きなときに食べてしまう機会が増えてきました。
今回はおやつについてお話していきます!

まずは「おやつ」とはどのようなものか…についてです!
「おやつ」と聞くと、おかしなどの甘いものを考える方が多いのではないでしょうか?
私もそうでした。ですが、3歳位までの小さいお子さんには、おやつとして市販のお菓子を与えるのは、虫歯のリスク以外にも味覚の発達や栄養摂取の面からもよくないことがわかっています。
味覚の発達は離乳食が始まる頃から10歳頃までの食生活が関係し、特に3歳までに甘いものをよく摂取すると、食材本来の味がわからなくなり 好き嫌いの多い子供になってしまうともいわれています。
市販のお菓子は甘みや塩味が強く、さらに油分なども多いので虫歯のリスクや肥満、将来的な高血圧など様々なことが考えられます。

それでは、おやつをあげなくていいのでは?と思いがちになってしまいますが、それは違います。
大人と違って子どもは、消化機能が十分に発達していないので一度でたくさんの量を食べることができません。
そのため、小分けにして栄養を取り込まなければならないということです。

ですから、第4の食事と捉え、甘いものを食べるということではなく、果物や野菜などやカルシウムたっぷりのものなどを取り入れると良いでしょう。
今の時期は自然な甘みが強いとうもろこしとうもろこし デコメ絵文字がおススメですヨ。

今後はおやつのタイミングや気をつけるポイントについてお話し致しますね。

夏祭り「衛生士の話・口呼吸を治そう!」前編

こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の奥村です。
梅雨も明け、一気に蒸し暑くなりました。水分補給をしっかりと行い、熱中症には気をつけていきたいですね。

さて、先日すぎもと歯科では毎年恒例の祭り デコメ絵文字夏祭りキラキラ デコメ絵文字を開催いたしました!
暑い中、大勢のお子さん・保護者の方が参加してくださいました。ありがとうございました!

その中で行った 歯科衛生士の話「口呼吸を治そう!」では、口呼吸がもたらす影響、改善するには何をしたら良いか などをお話させていただきましたので、2回に分けて紹介したいと思います。

『皆さんは、人間が生きるために欠かせないこととは何だと思いますか??3つ、挙げてみてください。』
まずは、子どもたちへこんな問い掛けから始めました。
すると「はーい」(^o^)/と元気な声がたくさん返ってきました。

3つの大切なこととは、
息をすること(呼吸)キラキラ デコメ絵文字
食べること(栄養)キラキラ デコメ絵文字
寝ること(睡眠) キラキラ デコメ絵文字           です。

中でも特に大切なこと、、、それは息をすることキラキラ デコメ絵文字呼吸をして酸素を体の中に取り込むことです。

そして、この「酸素を体の中に取り込む働きをしているところ」 「鼻」鼻 デコメ絵文字です。
皆さんの中で「鼻」鼻 デコメ絵文字ではなく「口」口 デコメ絵文字で呼吸をしてしまっている人はいませんか?「口」は食べ物を食べたり、お話ししたりに使うところであり、呼吸をするところではないのです。
本来、呼吸をするところではない「口」で呼吸をしていると、ほこりやウィルスなどが口から入り込み、体にとって悪いことがたくさん起こってきます顔文字/ダメ デコメ絵文字

危険 デコメ絵文字風邪をひきやすくなったり、病気になりやすくなる

危険 デコメ絵文字お口が臭くなる

危険 デコメ絵文字虫歯やお口の病気にもなりやすくなる

危険 デコメ絵文字ぐっすりと眠ることができなくなる

危険 デコメ絵文字そのため昼間眠くなってしまう、ひどくなると授業中も寝てしまう

危険 デコメ絵文字歯並びが悪くなる

危険 デコメ絵文字集中して勉強することができなくなり、成績が悪くなる

危険 デコメ絵文字口の周りがたるみ、全身も太ってくる

危険 デコメ絵文字運動が苦手になる

危険 デコメ絵文字姿勢が悪くなる

危険 デコメ絵文字視力も落ちてくる
「口」で呼吸すると こんなにもたくさんの良くないことが起こってしまうのです…(びっくり) デコメ絵文字

そんな口呼吸にならないため、治すために何をしたら良いのか、簡単にできるトレーニング方法があるので、また次回紹介していきますね。

「手足口病」にご注意ください!

皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の小酒井です。
ここ数日、急に夏らしくなってきましたね。暑い日が続きますので、皆さん熱中症にはお気をつけください

さて、今回は夏季に流行する『手足口病』についてお話し致します。
先日愛知県に『手足口病警報』が発令されました。
その名のとおり、お口にも発疹ができるため、口内炎??と歯科にお問い合わせをいただくことが時々ありますが、手足口病とは7月にピークを迎えるウイルス性の感性症です。
患者のほとんどは小児で、5歳未満の小児が80%を占めますが、まれに大人にも感染します。

*原因ウイルスは「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」で、他にも複数の種類があるので何度もかかる可能性もあるそうです。

*症状としては、口の中の粘膜や手のひら、足の裏などに水疱性の発疹が現れて1〜3日間発熱することがあります。
手足口病の発疹は、痛みやかゆみを伴わないことがほとんどだそうですが、口の中の水疱が潰れた後にできる潰瘍には痛みを伴うことがあり、食事や飲み物を受け付けなくなることから『脱水症状』を引き起こすこともあるそうです。
手足口病に対する特効薬はありませんが、小児科や内科で、口の中の痛みを和らげるための鎮痛薬や粘膜保護剤の軟膏を処方されることもあります。
オレンジジュースなどの刺激のあるものは避け、麦茶や牛乳、冷めたスープなどがお勧めです。

*感染経路、手足口病は くしゃみなどの際に出る飛沫によって感染する『飛沫感染』と、舐めて唾液や鼻水がついたおもちゃの貸し借りなど、手が触れることで感染する『接触感染』が主な経路です。
また、回復後も口(呼吸器)から1〜2週間、便から2〜4週間にわたってウイルスが排泄されるので、おむつなどの交換後に汚染された手指を介して感染が広がります。
手洗いうがいや手指消毒を徹底して、感染しないよう、また感染を広げないよう注意しましょう!

歯磨きしても歯周病になるのはなぜ?

皆さん、こんにちは。
江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の葛島です。
しばらく暑い日が続いていますね。各地で梅雨明けの発表がありましたが、東海地方もあと少しでしょうか。
今のうちから暑さ対策をしておきましょう!

さて、先日初診でみえた患者さんから『毎日歯磨きしているのに、なぜ歯周病になるんだろう??』というご質問を頂きましたので、お話をさせて頂きます。

日本人の多くは歯磨きにとても熱心で、平成28年の調査ではなんと【98%の人が毎日歯磨きをしている!】という結果が出ました。
ところが残念なことに、歯周病の人は増加しています。
これは、歯磨きによるむし歯や歯周病予防の成果をなかなか出せていない!ということになります(´・ω・`)・・・

そこで、皆さんに質問です。
『歯磨きで落とすものは、何ですか?』 答えは〝細菌〟です。

皆さんが食べかすと呼んでいる汚れ=プラーク(歯垢)は、実は細菌の塊で、耳かき一杯程度のプラークには、約1000億個の細菌が存在します。
さらにこの細菌、繁殖力がすごく、歯と歯の間や歯周ポケットなど磨きにくいところに留まると、物凄い速さで繁殖します。

そこで私たち歯科衛生士が,歯磨きを頑張る患者さんたちにお伝えたいのは、ただ闇雲に磨くのではなく、
歯磨きは〝細菌〟を取り除く行為として認識してもらうこと
歯ブラシが届きにくい部分の細菌が繁殖しないように、365日取り除くのが大切だと知ってもらうこと

歯磨きだけでは、約6割の汚れしか落とせず、歯と歯の間の汚れが残りの4割を占めると言われています。
歯並びの関係で歯ブラシで届かない所、歯と歯の間などは、フロスや歯間ブラシなどの補助的なお掃除用具なども使用し、しっかり汚れを取り除いて頂きたいのです。

ここにライオン㈱が調査した、一般の方はどのくらい歯磨きができているかの表があります。

・「歯磨きに自信がある」と答えた方も「自信がない」という方とあまり変わらない磨き残しが見られる。
8割の人は半分の50%も磨き取れない。 という結果です。

「磨いている」と「磨けている」とは決して同じではない!ということなのです。
皆さんのセルフケアで取りきれない汚れは、私たち歯科衛生士が、定期的なお掃除の中で取り除くお手伝いをさせて頂きます!
むし歯や歯周病予防のためにも、ぜひ定期的なお掃除を受けましょう。

また、すぎもと歯科ではいつでも顕微鏡によるお口の中の細菌の検査を行うことが出来ます。
気になる方はぜひ、歯科衛生士にお尋ね下さい。

歯石除去が必要な理由とは

皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の小酒井です。
最近は雨の日が多く、空気がジメジメしていますね。ですが私は雨の音が好きなので、それ程嫌な季節ではありません(^^)
 
さて、今回は歯石を除去した方がいい本当の理由についてお話しします。
 
国民の約7割が感染しているという歯周病。セルフケアだけで予防するのは難しいと言われています。
歯周病の治療後にメインテナンスを受けずに検査だけを受けた群では6年後に歯肉の状態が悪化したり、歯周ポケットが確認され、進行した歯周病になった人が89%にものぼったそうです。
 
歯周病の治療をした後は、治療前に比べて歯磨きも入念になるはず…。にもかかわらず、なぜセルフケアだけでは歯周病の進行が止められないのでしょうか?
 
歯周病菌は単体では悪さはせず、増殖することによって活発に働きます。
その原因となるのがプラーク(歯垢)です。
歯についた食べかすがあると、口の中の歯周病菌がこれをエサにします。そして白くてネバネバした物質を作り出します。これがプラークです。
 
プラークは柔らかいので、歯磨きやデンタルフロスなどによるセルフケアで取り除くことができます。しかし、100%清掃することは難しいのも現状です。
 
取り除けなかったプラークは徐々に石灰化し、唾液中のミネラル分とくっついて硬い歯石になります。
歯石は一見、おとなしそうに見えますが、表面がザラザラしているために細菌が付着・増殖しやすく、細菌の巣窟となり、さらに細菌を自身の中に取り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続け、歯を支える歯周組織や骨を溶かしていくのです。
 
またプラークは歯に付着後、4〜8時間後から徐々に石灰化が始まり、約5割が2日間で、全体の6〜9割は12〜14日間で歯石になることがわかっています。
 
そこでメインテナンスの出番です。
メインテナンスとは、歯科衛生士による専門的なクリーニングのことです。
メインテナンスではスケーラーと呼ばれる器具を使い、歯面や歯周ポケットの中に付着したプラークや歯石を除去することができます。
 
もちろん、歯周病にならないために日々のセルフケアは重要です。歯磨きを適当にしていて、歯科医院頼みにしていたら、メインテナンスの前に歯周病になってしまいますし、お金もかかります。
 
つまり、メインテナンスはセルフケアの努力を最大限に生かすためのものと考えてください。
人生100年時代、皆さんが一生ご自身の歯で美味しくご飯が食べられるよう、私たちがお手伝い致します!

歯ブラシも清潔に保管しよう

皆さんこんにちは!
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の味藤です。
すぎもと歯科の一員になってからまもなく3カ月が経とうとしています。研修期間も残りわずかとなり時の早さに驚いています!

6月も下旬となり、梅雨の真っ只中ですね。そんなジメジメとした、菌の繁殖しやすい梅雨の時期に特に気をつけていただきたい『歯ブラシの保管方法』についてお話しします。

皆さんは歯ブラシを どこにどのように保管していますか?
洗面台の扉の中や ユニットバスなどに置いている方が多いのでは・・と思いますが、どちらの場所も湿り気のある場所ですね。
常に湿っている状態ですと、なかなか歯ブラシが乾きません。そうすると歯ブラシは菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

置き方はどのようにしているでしょうか?
家族の歯ブラシを、1個のコップなどに複数置いているという方はいませんか?
歯ブラシの毛先が触れ合ってしまいますと菌が感染してしまう可能性があります。
さらに、歯ブラシの先を下に入れてしまうのも、歯ブラシが乾かず菌が繁殖してしまう原因になってしまいます。

正しい保管の仕方のポイントは2つ!
歯磨きの後は十分に流水で汚れをしっかり洗い流す
風通しの良いところで歯ブラシの毛先を上にして立てて保管し、歯ブラシの毛先同士が触れないようにする

この2つのポイントを意識して歯ブラシを清潔に保管してください!
そして、定期的に(1ヶ月に1本がお勧めです!)歯ブラシを交換することも、忘れないようにしてくださいね!

上唇小帯が長い!その注意点

皆さん、こんにちは!
江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の戸谷です。
紫陽花が鮮やかに花開く雨季にすっかりなりましたね

今日は最近よく質問をうける上唇小帯についてお話しさせていただきます。
上唇小帯とは上くちびると歯茎をつなぐ「すじ」のことです。
上唇の中央を上にめくると、真ん中に歯茎にかけてピンと張ったすじがみえます。
2歳くらいまでは、この小帯が太く、歯ぐきの頂上から上の前歯の間に入り込んでいることが多く、健診などでご指摘をされることがあります。
しかし、ほとんどの場合は成長とともに付着部が歯ぐきの上の方に移動し、幅も狭くなっていきます。ですから、現時点で心配する必要はありません。

けれど、気をつけていただきたいことがあります!
この小帯触るととても痛いところなのです、長いと前歯を磨く時に歯ブラシの毛先が当たりやすくなり 痛くて仕上げ磨きを嫌がるようになってしまいます。しっかりと指の腹でカバーをしてブラッシングをしてあげましょう。
仕上げ磨きに押さえておきたいポイントは以前ご紹介させていただいていますので、ご覧ください。

では、上唇小帯が長いままだと今後どのような影響があるのでしょうか?
永久歯に生えかわっても 前歯の隙間が閉じない状態の原因になることがあります。
前歯の隙間が閉じない原因は小帯だけということではないのですが、処置をしたら良いのかどうかなど、気になられる方はいつでもご相談くださいね。

歯と口の健康クイズ✿解答解説

こんにちは!江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の奥村です。

すぎもと歯科では61日〜10日までの《歯と口の健康週間》のイベントで、お口の健康に関するクイズを来院された皆様に挑戦していただきました!
たくさんの皆様にご参加いただき、又 熱心に取り組んでいただき有難うございました。

今回はクイズの解答と解説をお伝えしていきますが、まずは問題に挑戦してみてください!
○×でお答えください!
2019年 歯と口の健康週間クイズ問題です

Q1 毎日の丁寧な歯磨きを続けているので検診は年に1度程度で良い?

Q2 人類史上最も感染者が多い病気は歯周病だ!とギネスブックにある?

Q3 赤ちゃんの時の抱き方や離乳食の与え方が将来の歯並びに影響する?

Q4 炭酸飲料や甘いジュースは虫歯になるが,スポーツ飲料や果汁100%
   のジュースなら体に良く,虫歯になりにくい?

Q5 口の中の些細な機能の低下が積み重なると,全身の衰えに繋がっていく?

いかがですか?それでは【解答と正解】をお伝えします!

Q1.毎日の丁寧な歯磨きを続けているので、検診は年に1度程度で良い。 )
A.お口の中はとても複雑です。残念ながら歯磨きですべての汚れを取り除くことは難しいのです。
歯と歯の間に残った細菌は約
100日で元のレベルに戻ると言われます。3ヶ月に1度のプロによるクリーニングが必要です!

Q2.人類史上最も感染者が多い病気は歯周病だ!とギネスブックにある。 (〇)
.『世界中を見渡してもこの病気に犯されていない人間は数える程しかいない』とギネスブックには歯周病が記載されています。歯を失う原因のトップであり、あらゆる全身疾患の原因にもなっています。自覚症状ないまま進行していくのが特徴の怖い病気なのです。手遅れにならないように正しいお口のケアに努めましょう!

Q3.赤ちゃんの時の抱き方や離乳食の与え方が将来の歯並びに影響する。  (〇)
A.歯並びや姿勢の悪い子が増えています。新生児期の抱っこ・授乳・離乳食の与え方などがその原因となっています。母親教室にぜひご参加下さい。

Q4.炭酸飲料や甘いジュースは虫歯になるが、スポーツ飲料や果汁100%のジュースなら体に良く、虫歯になりにくい  )
A.そんなことはありません!水分補給に良いと言われるスポーツ飲料にもたくさんの砂糖が入っています。そして果汁100%のものにも果糖と言われる糖分が含まれています。水分補給は水・お茶・牛乳などにしよう!

Q5.口の中の些細な機能の低下が積み重なると、全身の衰えに繋がっていく。 (〇)
A.この考え方のことを【オーラルフレイル】といいます。歯やお口の健康を疎かにすることは、全身の機能と健康的な生活に大きく影響を及ぼすのです。虫歯はない、痛みもない、、、だから問題はない!ということではなく、オーラルフレイルを意識したお口の手入れを普段から実践していく必要があります。健康なお口の機能を維持し、全身の健康を保つために定期検診を続けましょう。

それぞれの問題の《正解率》は 次のとおりでした。
Q1.→98.3% Q2.→90.5% Q3.→86.1%  Q4.→96.7% Q5.→99.2%

そして全問正解率は74.7% という素晴らしい結果でした!!

このクイズを通して、お口の健康に対する興味をさらに持っていただけると嬉しいです!
全問正解された方のなかから、抽選でW賞もご用意しております。当選者の発表は20日「すぎもと歯科の日記」で発表の予定です。お楽しみに!

お子さんへの問題・解答・解説は小児歯科サイト「虫歯のない元気な子」のカムカムイベントに載せてありますので、あわせてどうぞご覧ください。

 

噛み合わせの健康への影響

こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本です。
すぎもと歯科では6月1日から「歯と口の健康週間」のイベントを行います.
今年も来院された皆さん全員に、健康クイズに挑戦していただきます!

では、健康な歯とは、良い噛み合わせとは、どんな歯のことなのでしょうか?

見た目が美しく、すべての歯がバランス良く噛み合っているのが良い噛み合わせの基本です。

右あるいは左にあごがずれていたり、上下のあごのどちらかが前に突き出ていたりする場合は、噛み合わせや歯並びに何らかの原因があると考えられます。
上下でそれぞれの前歯の中心線、
これが上下でほぼ一直線になっていて、歯の正中線が顔の真ん中の線上にきていることが、噛み合わせのよしあしを決める第一歩です
人間には適応力があるので、少しくらい噛み合わせの理想形からはずれていても、すぐに体調の不調につながるという訳ではありません。
けれど、放っておくと知らず知らずのうちに少しずつ身体に負担がかかり、様々な不具合が起きてくる可能性があります。今のお口の中の状態をきちんと把握し、将来起こりうることを知っておくことが必要だと思います。

≪噛み合わせの不具合がもたらす影響≫

 話す時に息がもれ、発音が不明瞭になる。

磨き残しが増えやすいため、口臭の原因になる。

歯みがきが行き届きにくいため、むし歯や歯周病になりやすい。

歯並びに対するコンプレックスから、笑顔に自信が持てない。

噛みごたえや歯ざわりが十分に味わえないため、食べる楽しみが半減する。

しっかり噛めないために、消化力が弱くなる。

あごよ首の筋肉に負担がかかり、肩こりや頭痛などの原因になることもある。

あごの関節に負担がかかり、顎関節症の一因になる。

噛み合わせが深すぎると、歯ぐきや粘膜を傷つけやすい。

奥歯でしっかり噛みしめることができないため、瞬発力や集中力が 低下しがち。

    など様々な影響が挙げられます。

すぎもと歯科では矯正認定医である院長が矯正相談にお答えしますのです、ご心配なこと等ありましたらお気軽にご相談ください 

仕上げ磨きは専用歯ブラシで

こんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の林です。

まだ5月だというのに、30℃以上の夏のような日が続いていましたね。
身体が暑さに慣れていないため、熱中症になりやすいようですので、皆さんお気をつけください。 
さて明日から6月 デコメ絵文字6月といえば「虫歯予防デー」「歯と口の健康週間」がはじまりますキラキラ デコメ絵文字
お子さんの虫歯予防には仕上げ磨きが欠かせませんが、みなさんはお子さんの仕上げ磨きの時、どのような歯ブラシを使われていますか?
お子さんが自分で磨いていた歯ブラシをそのまま使われている方や、仕上げ磨き専用歯ブラシを使われている方、最近は仕上げ用電動歯ブラシなんかも販売されていますね。
この中でも、やはりすぎもと歯科が仕上げ磨きにおすすめするのは、仕上げ磨き専用歯ブラシキラキラ** デコメ絵文字です。
あまり歯ブラシの頭の部分が大きかったり、太かったりすると、お口の中でも磨き残しが出やすい下の奥歯の舌側や上の奥歯の頬側にしっかり歯ブラシを当てることが出来ません。
仕上げ磨き専用歯ブラシは頭の部分が小さく、首の部分が細長いため奥までしっかり届かせやすい形となっています。

また、生えかけでまだ歯肉が被っているような歯には、
ワンタフトブラシもおすすめです。

受付でも販売しておりますので、ご興味のある方はいつでもご連絡くださいね。
仕上げ磨きは、お子さんに優しく声がけしながら 楽しい時間になるよう上手に磨いてあげてくださいねヽ(*´∀`)ノキラキラハート デコメ絵文字
なかなかうまくいかない方、嫌がられてしまう方、ポイントをお話させていただきますので、どうぞご相談ください。  

歯周病で早産のリスク7倍に!

皆さんこんにちは!江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の山本です。
最近、昼間は非常に日差しが強く初夏の陽気を感じられますね。反対に朝晩は冷えますので、寒暖差で体調を崩さないようにしていきましょう。

今回はご妊娠中のお母さん、子育てを始めたばかりののお母さんから
「子供をいつから歯医者さんに通わせたら良いの?」というご質問を頂きましたので、それについてお話しさせて頂きます。

「歯が1本でも生えてきたら?」
「乳歯が生えそろったら?」
「大人の歯が生えてきたら?」

色々な考え方がありますが、すぎもと歯科では〝お母さんのお腹の中にいるときから〟をお勧めしております。
つまりマイナス1歳からの虫歯予防、妊娠されているお母さんにしっかり定期検診に通って頂きたいということです。

その理由は大きくわけて2つあります

 妊娠中は虫歯になりやすい!
妊娠中のつわりのために食生活が不規則になり、食事や間食の回数が増加します。
さらに歯磨きが不十分になりがちになり、清潔なお口の中の状態を保ちににくくなり、虫歯になりやすくなります。

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中は無菌の状態ですが、生後19ヶ月~31ヶ月の間は「感染の窓」と呼ばれており、最も虫歯菌に感染しやすい時期と言われています。
赤ちゃんに虫歯菌を感染させないためにも、お母さんは比較的に治療が受けやすい妊娠5~7ヶ月の安定期に検診を受けておきましょう。

 歯周病で早産のリスクが約7倍に!
妊娠により女性ホルモンの分泌が活発になり、歯周病菌が活性化され、歯茎が腫れたり炎症が起きやすくなります。
これを妊娠性歯肉炎と言います。
またお口の中を正常に保つ働きがある唾液の量が減少し、歯周病を起こしやすい状態になります。
歯周病がひどい場合、早産の危険性が歯周病でない人に比べ、約7倍にもなると言われています。

母子感染予防のためにも、虫歯、歯周病共にご出産前にしっかり治療をしておくことが大切です。健康なお口で新しいご家族を迎えるためにもぜひ定期検診にお越しくださいね。

 

院内研修会☆.。.:*・

皆さんこんにちは。江南市すぎもと歯科、歯科衛生士の小酒井です
最近は日中の日差しも強くなり、すぎもと歯科でもこんがりと日焼けしたお子さんを見かけるようになりました。夏が近づいてきましたね。

さて、すぎもと歯科では本日午前中に「院内研修」を行いました。

すぎもと歯科には、小さなお子さまからご年配の方々まで幅広く通院して頂いておりますので、各年代のお口のトラブルに対応すべく、より正確で豊富な知識が必要です!

さらに、日々進歩する医療の世界においての、あふれる情報の整理とスタッフ間での認識の共有も大切となってきます。
歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、受付スタッフ、それぞれの連携がとても重要なため、『ここはこうした方が良いのでは?』『それだと〇〇だからこうしよう!』と全員で意見の交換も行いました。
 
その後は各職種で分かれて、専門的な知識を増やすためにDVDCD DVD ディスク デコメ絵文字を観て勉強をしました。
各職種で分かれると言っても、『受付のことは受付に任せればいい』『歯科衛生士の仕事は知らない』という事ではなく、後日それぞれが学んだことを全員にフィードバックします。

実はここが一番大切で、それぞれの仕事をしっかりと把握し、そしてここでも情報を共有することこそが、患者の皆様へより質の高い歯科医療を提供することに繋がります。

 
そういったことを再確認する意味でも、今回の院内研修はとても有意義な時間となりました。
その後は院長はじめ全員で『食事会弁当 デコメ絵文字』に出かけ、より良いチームワークのため 楽しく美味しい時間を過ごしました( ゚v^ ) オイチイ食事 デコメ絵文字
 
今後も、皆様に安心して通院して頂けるよう、しっかりと勉強に励んでいきます!
何か不安なこと、よくわからない事などありましたら、検診の際などどうぞお気軽にお尋ねください。

母子感染予防にもキシリトール

こんにちは!江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の奥村です。

ついに大型連休が始まりましたね、皆さんはどのようにお過ごしですか??私は友達と買い物や、親戚で集まって恒例のBBQなどの予定があり、今からとても楽しみです!

さて、今日は“マイナス1歳から始める虫歯予防”についてお話しします。

まず、マイナス1歳ってどういうこと??と思われる方も多いかと思います。
マイナス1歳とは、お母さんのお腹にいる時のことを意味します。赤ちゃんがお腹の中にいる時から、虫歯予防を始めることが大切!なのです。

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、虫歯の原因菌はゼロです。
実はインフルエンザや風邪のように虫歯の原因菌であるミュータンス菌も人から人へ感染します。虫歯は”感染症”なのです。虫歯菌の感染は、基本的には家族内感染です。
お母さんだけでなく、家族みんなが感染源になりえます。お子さんにとって最も身近なお母さんが感染源になる機会が多いため、一般的には“母子感染”などと言われており、スプーンやお箸の共有等が主な感染経路です。

しかし、虫歯になってしまうので同じ食器の使い回しや、お砂糖の入った飲み物、食べ物を与えてはいけない!!と、分かっていても実際には行動にうつせない、長くは続けられないというのが現状のようです。
そこで、お子さんにうつるまえに、お母さんのお口の中にいる虫歯菌をお口の中に住みにくい菌に変えておくということがとても重要になってくるのです。

そこで活用できるのが、キシリトールです。虫歯菌には、悪玉ミュータンス菌と善玉ミュータンス菌の二つがあります。
キシリトールは、がんこで歯から剥がれにくい悪玉ミュータンス菌を、歯から剥がれやすい善玉ミュータンス菌に変えることができるのです。なので、キシリトールガムを食べ、あらかじめお口の中にいる菌の質を剥がれやすい状態に変えておけば、お母さんからお子さんへうつっても安心です。

妊娠期からお母さんがキシリトールガムを噛んでいただくことによって、お子さんへの虫歯菌の感染を防ぐことができるのです。

妊娠期に食べてもキシリトールは安全!とされています。
また、1日の許容摂取量について、キシリトールに関しては特定されていないため、キシリトールガムは何個食べても大丈夫なのです。

妊娠期からガムを噛む!それだけで生まれてくる可愛いお子さんの虫歯の予防に繋がります、
こんなにラクチンなことはありませんよね。

当院でももちろんキシリトール100%のガムを販売しております。ぜひお試しくださいね!

 

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すぎもと歯科

Tel.0587-54-0348

〒483-8334 愛知県江南市前飛保町緑ヶ丘290

院長 : 杉本 英之

初めての方、急患は予約外でも受けていますが
歯科医師・スタッフの都合もありますので必ず
お電話の上ご来院ください

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  時間帯
午前 9:00~12:00
午後 3:00~6:30

休診日 木曜・日曜・祝日
土曜日の午後は2:00~4:30

はじめての方・矯正相談は必ずお電話の上ご来院ください。

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